バイオハザード コード:ベロニカ/Dreamcast
 
 
2000.6.24
 
 DCオリジナルのバイオ。
 プラットフォームがDCになったということで、かなり色々できるようになったらしく、ゾンビをはじめとするモンスターやゲームフィールドの見せ方が強化されています。
 また、GD−ROM二枚組による大容量のおかげで、ゲーム本編のボリュームも大幅に増しています。
 ぼくは今日六時間ほどプレイして、ようやっと二枚目に入ったところです。
 一枚目だけでバイオ3並みの長さがありました。
 シリーズお約束の謎解き要素も、難しすぎず易しすぎずの程良いバランス。
 ゲームのアクセントとしての役割をキッチリ果たしてくれています。
 ローディング時間なども従来に比べて相対的に短くなっていることもあり、ほとんどストレス無くプレイすることが出来るので、気持ちよく遊ぶことが出来ます。
(ただしプレイヤーの操作ミスでゾンビに囓られまくる、等のケースを除く)
 
 …と、あらゆる面で従来のシリーズを凌ぐ本作「ベロニカ」ですが、ゲームの根幹は何ら変わりなし。
 ファン向けのストーリー展開、アイテム探し、ゾンビを銃で撃ち殺す、等々。
 これはすなわち、
「ファンなら絶対楽しめるが、既にこのシステムに飽き飽きしている人や本作がシリーズ初プレイという人にはいまいち」
ということになります。
 なので、バイオシリーズのファンなら買い、非ファンなら見送るのが正解でしょう。
 
 
2000.6.27
 
 ファーストプレイクリア。
 バイオシリーズのファンとして、これでもかってくらいにタップリ楽しむことができました。
 クリアタイムは9時間ほど。
 バイオ3初回プレイが5時間弱でクリアできましたから、倍くらいかかった計算になります。
 
 今回、シナリオがかなり気に入りました。
 まさかああくるとは。
 SAD好きなぼくの感性をビビッと直撃してくれました。
 ただ、シナリオ的に分岐を作れそうなところがいくつかあったんですが、ネットで調べたところシナリオ分岐は無いようです。
 さらに言えば、クリア後のおまけもお馴染みSランクロケットランチャーとおまけゲームくらい。
 まぁおまけゲームがこれだけでかなり面白いんですが、隠し要素やシナリオ分岐が無いため、本編を何度もやり直す気が起きないのは残念です。
 それでも、今なら中古で\3000程度で買えますし、今後さらに値下がりするでしょうから、コストパフォーマンスはバッチリ。
 バイオファンなら間違いなく買いですね。
 
 でも、これを遊ぶためにDCを買えるか…というと微妙な線です。