ときめきメモリアル2/PS
 
 
2000.1.2
 
 今日、一通り全員分のEDを見ました。
 で…この文章も一応仮にもレビュー的意味を持たせているので、まずはシステム面について
ちょっと書いておきます。
(まぁ書く必要もないとは思いますが一応)
 ゲームの基本システムは、ほとんどときメモ1のまま。
 僅かに爆弾システムが変更され、好感度が低いキャラは爆弾がつきにくくなりました。
 おかげでプレイしやすくなったので、これは非常にありがたい変更です。
 ときメモ1のシステムを知らない人がぼくのサイトを見に来てくれるとは思えないので、
これ以上は言うまでもないでしょう。
 肝心のゲーム内容は、ある種単調な作業の繰り返しだった1に比べ、かなり面白くなっています。
 ヒロイン毎にシナリオ(厳密にはシナリオは無いのですが、便宜的にこう書きます)の見せ方が
かなり凝っていて、色々楽しませてくれます。
 ときメモ1は「点のゲーム」だとよく言われます、イベントとイベントとの間に関連性が全くないゲームだと。
 それが2では、「点線のゲーム」とでも言うべき形になっています。
 基本システムは変わっていませんが、豊富に盛り込まれているイベントがシナリオ性を感じさせてくれます。
 それも完全な「線」ではなく「点線」…ユーザーに想像する部分を含ませたままで。
 キャラによって様々な趣向が用意されていることもあり、すごく面白いです。
 ときメモ1のいい点を確実に継承し、発展させる事に成功したと言えるでしょう。
 …が、これらは本ソフトをやり込むことによって初めて見えてくる面白さです。
 パッと見で分かる事ではないため、ときメモ1のままのシステムに食傷感を覚え、敬遠されてしまう
危険性も孕んでいるわけです。
 ときメモ2は恋愛ゲームとしてはかなりハイレベルなソフトなので、様子見とかしているのであれば、
是非プレイしましょう。
 絶対楽しめますから。