こみっくパーティ/PC
 
 
2000.2.23
 現時点でのLeafの最新作。
 ゲーム仕様の細かい説明や周辺事情なんかをヅラヅラ書くのは時間と容量の無駄だし、ンなこたぁゲームの本質にはまるで関係ないことなので割愛します。
 もし万が一こみパの事をご存じない方がいらっしゃいましたら、サーファーズパラダイスあたりで調べてきて下さい。
 文字検索すれば、多分イヤになるくらい大量のヒットがあると思うので。
 
 
 行ってきましたか?
 こみパのことがわかりましたね?
 以下の文章は、こみパの基本的なシステムがわかっているものと思って書いていきますので。
 
 ぼくは今日こみパを初めてプレイしてみて、ひしひしと痛感しました。
 何事も、風評や伝聞だけで判断してはいけないと。
 こみパを実際にプレイするまで、正直なところ、このソフトはイロモノだと思っていました。
(どーしてそう思っていたかは書きませんが、だいたい予想はつきますよね)
 ですが、そんな事は全くない。
 …とゆーか、OPイベントを終えたばかりなのでシステム的な部分に関してはまだなんとも言えませんが、雰囲気としては立派にLeafのゲームです。
 キャラクターの立ち方や見せ方、文章等。
 CGも最初こそ違和感があるものの、すぐに慣れます。
 ゲームを進めていくと、この絵が意外なほどマッチしていることに気付くと思います。
 何より、ゲーム全体から醸し出される「雰囲気」が、従来のLeafゲームと合致しているんです。
 アリスのゲームやKeyのゲームでは味わえない、「Leafのゲームをプレイしている」という感覚を確実に得ることができます。
 このソフトは確かにLeaf社の手によるソフトです。
 …とゆーわけで。
 今までどぎつい色眼鏡で見ていたぼくが言える義理でもありませんが、こみパはさすがLeafだけあってなかなか面白そうです。
 
2000.3.6
 長谷部彩シナリオクリアして、今は牧村南シナリオ中。
 うーむ、さすがLeaf。
 バッチリ面白いじゃないか。
 シナリオはキッチリ作り込まれているし、キャラも立ってるし、音楽も無論良いし、CGは従来の水無月絵からは一新されているけれどF&Cで実績のあるみつみ美里・甘露樹氏だけあってすごく綺麗だし。
 ただ、難もないわけじゃない。
 肝心の同人誌作成システム、これは最初こそ面白いものの、二・三回プレイすれば飽きます。
 何て言うかなぁ、この手の「複数回プレイする事を前提にして作られたゲーム」には合わないシステムだと思う。
 どっちかと言えば、一本道のRPGでレアアイテム収集やスキル収得などの「やり込みタイプのゲーム」でこそ生きるんじゃないかな。
 シナリオ・CGはバッチリだから、シナリオを見るためにこのシステムに耐えるプレイを余儀なくされます。
 ホワバの時と言い、シナリオやCG・音楽・演出は良いのに肝心のゲームシステムが悪い(クソゲーレベルにまで酷いわけではないが)ために損してる。
 「シナリオのLeaf」の名を返上したくて色々システムの試行錯誤をしているのかもしれないけれど、本作では返上するどころか、かえってその評価を確固たるものにしてしまった感があります。
 もちろんシナリオは抜群に良いので、面白いことに間違いはないんですが。
 あと…難易度がちょっと高めですが、そんなのはネットで探せば攻略ページがいくらでもあるんで大した問題じゃありません。
 
#こーゆー事を雑誌なんかに書くと、
#「インターネットできない人の事も考えろ!」
#という批判が頻出するのですが、ネット上で言う分にはノープロブレム。
 
 一通り全員分のEDを見るまではこみパを続けようと思います。
 
2000.3.8
 
 こみパ面白い。
 皮肉とかじゃなく本心でそう思います。
 こみパにマジではまってます。
 ただちょっと難易度が高すぎるような気がしないでもないけど。
 ランダム性があるから、どこで失敗したのかがよくわからない。
 結局最初からやり直すしかなくて、これがちょっと不満。
 立川さんとか大庭詠美なんて、三回くらいトライしていずれも失敗。
 もうホント、シナリオとかキャラ性とかはまるで問題ないのに、システムがなぁ…。
 まぁこーゆーゲームなんだと割り切って楽しむしかないんだけど。
 こういった「ゲームの本質は面白いのに、システムが悪くて損しているゲーム」を見ると、無性に勿体なく思います。
 無理してシステムに拘るなよ>Leaf。
 素直にシナリオで売ればいいじゃないか。