2001.7.16
新ブランド・HOOKのデビュー作となるエロゲ。
このゲームはなかなか良さげで色々言いたいことがありますが、今日はマジで時間がないので明日以降に回します。
しかし一言だけ。
ポンコツさんッ、あなたこんなところでなにやってるんですくわッ!!!
2001.07.17
上で「新ブランド」と書きましたが、良く考えると「新メーカー」と書いた方が良かったですね。
HOOKはブランドなのかどうか、よく分からないので。
あと最近このレビュー日記が長くなってきている…これはまずい傾向だ。
冗長な文章になってしまう。
バシッと短く、それでいて本質をビシッと捉える鋭い文章を書きたい。
とりあえず、文中でやたらと擬音を多用するのは文章下手なのを自分で証明しているようなものだと思いませんか。
いや誰とは言いませんが、某名前にあかがつく人とか。
……あと、念のため書いておきますが、三行上のはボケです。
では本題に入ります。
まず本作のOPストーリーをさらっと。
主人公・智美涼の通う学園には、「少女園記念日」というものがあります。
十年前に学園内で生徒が亡くなり、その慰霊のために設けられた特別な記念日です。
なお亡くなった生徒とは女生徒です………まぁね、「少女園」とかゆっといてモーホー野郎が死んでたらこの上もなくイヤだよな。
おっと、話がそれました。
その少女園記念日当日に、椋は幼馴染みの友人・加宮忍(もう一人の主人公。男)と、同じく幼馴染みの栄根亜希(女の子。無論ヒロインの一人)と共に、突然十年前の学園に飛ばされてしまいます。
いきなりの出来事に涼たちは戸惑いますが、なぜか周りの生徒たちには不審な顔一つされません。
それどころか、他の生徒達から親しく声をかけられます。
涼たちにとっては全くの初対面のはずなのに、どうやら向こうにとっては三人は前々からのクラスメイトであるらしく、各々のクラスには涼たちの座席があり、あまつさえ出席簿で名前まで呼ばれるのです。
この事態に驚きながらも、三人はどうにかして元の時代へ戻ろうと暗中模索を始めるのでした………。
…と、今度は童話調になってしまいました。
この程度はマニュアルのOPストーリーにも書いてあることなので、別にネタバレじゃありません。
それからこのOPストーリーを読んでピンときたアナタ、ピンとこないで下さい。
それくらいは気付かないようにしようじゃありませんか、バレバレですが。
あー、今日も時間が無いのでこれ以上書いてる暇がありません…今日ファーストプレイクリアしたから思うことを書くつもりだったのに。
とりあえず、現時点での感想は「システムは厳しいけどシナリオはなかなかイケる」ってところですね。
ではまた次回。
2001.07.20
今日は時間があるのできっちり書けます。
余計なことを書き出すとまた長くなるので、早速本題に入りましょう。
このゲームに主人公が二人いる、ということは既に書いた通りですが。
主人公が二人、という要素を、このゲームは非常に上手く使っています。
まずゲームをスタートすると、二人のうちどちらか一人を選ぶことになります(つーても、最初のうちは椋しか選べないのですが)。
選ばれた方のキャラクターは、「MAKER SIDE」となって、まずは普通の学園純愛エロゲモノとしてストーリーを進めていくことになります。
んで、最終的に四人のヒロインのうち誰か一人と結ばれるわけです。
そうすると、そこで一旦シナリオは終了。
最初のプレイヤー選択で選ばれなかった方のキャラクターが「KEEPER
SIDE」の主人公となり、先の「MAKER SIDE」で作られたシナリオに沿って再び一日目からシナリオを追っていくことになります。
「KEEPER SIDE」側でも、やっぱり主人公は誰か一人のヒロインと結ばれますが、こちら側では「MAKER
SIDE」でヒロインとなったキャラをヒロインとすることは出来ません(当然ですね)。
んで、両サイドのストーリーが終わったところで、ついに事件の真相が明らかになる…という仕組みになっています。
この辺、HOOKオフィシャルサイトの製品情報内で上手く図示されていますので、そちらを参照していただけると有難い。
つーかそっち見れば一目瞭然だからこのシステム紹介文に意味はなくなるんだけど…。
まぁそれはともかく。
この「片方の主人公がシナリオを作り(MAKE)、もう一人の主人公がそれを追う(KEEP)」というシステムはとても面白い。
面白いんですが…うーむ………まだ半分くらいしか遊んでませんが、今のところ「上手く活かしきれてないな」という風に見えます。
コンプリートすればまた別なのかもしれませんので、今は明言は避けますが。
それはさておき、このゲームには一つ重大な欠陥があります。
それは、CG鑑賞モードにはHシーンのCGしか追加されない、ということです。
Hシーン以外のイベントCGは一切ありません。
こりゃどーゆーことですか。 |