タルタル日記 - 八月- Tartaruga Daybook

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アイドラ擦れてるし... 20030801

昨日発見した下側アイドラのこすれ対策用に、会社にあったワッシャを数種類持ち帰りました。が、どれ一つとして合う物がありませんでした。う〜ん、会社には今日持って帰ってきた物以外のワッシャは無いしなぁ。どうしたものか...。

アイドラの擦れが気になるので、今夜は走りに行くのを止めて、アイドラのノイズ対策に適当な部品をWEBで探す事にしました。が、良いものが見つからず、寝ました。


対策パーツを発注 20030802

今日もWEBでアイドラノイズ対策パーツを探したところ、カワハラダで使えそうなものを発見し、サクッと発注しました。ついでにCAT EYEのHL-MH310も発注してしまいました。これで静かに安全に夜間走行が出来るかな。

しばらくすると、今日発送する旨のメールが来ました。は、速い!夕方に発注したのに、即日発送とは、やるなぁ。でも、明日は家にいないんだなぁ...。月曜日に受け取る事になりそうです。


チェーンを綺麗にしてみようかと 20030803

今日は実家にいるので、タルタルーガは自宅でお留守番。

で、直接タルタルーガとは関係ないんだけど、実家においてある折り畳み自転車のチェーンを綺麗にしてみました。この自転車、買ってから殆ど乗っていない上に、5年間も屋外に放置されていたので、錆と汚れが酷い。錆はある程度落として、汚れもだいたい拭き取ったけど、チェーンのメンテはしていませんでした。注油もしていなかったのに、潤滑油が切れることなく、異音もせずに今に至っているのが不思議でしょうがないのですが、真っ黒になっているので、タルタルーガの整備用に買ったParkToolのChainGang(CG-2)を使って綺麗にしてみました。

ChainGangの使い方は至って簡単。付属の油除去剤を入れてチェーンを挟んで、クランクを回すと、中のブラシが回ってチェーンをゴシゴシと洗ってくれます。クランクを10回も回せば充分綺麗になります。これは良いですね。汚れが残っているフレームに対し、チェーンの方は新品のようにピカピカになってしまいました。もの凄いギャップです。

タルタルーガのチェーンも早くも黒い汚れが付き始めているので、今度これを使って洗浄してみようと思います。


アイドラ対策パーツが届いた 20030804

カワハラダに発注してあったアイドラノイズ対策パーツが届きました。

対策パーツ
これが対策パーツ...。

それってチェーンガイドやん、どこがアイドラ対策パーツやねん。との声が聞こえてきそうですが、そうなんです、MR.CONTROLのCH-18っていうチェーンガイドです。チェーンリングからチェーンが外れないようにするパーツで、ダウンヒルとかやるバイクに取り付ける物のようです。チェーンカバーが付いているタルタルーガには、もちろんチェーンガイドなど不要なので、これに付いているスプロケットのみアイドラとして使用します。

タルタルーガの下側のアイドラと比べると...そっくりです。というか、どう見てもコアとなる部分は全く同じで、スプロケットを挟み込んでいるプレートの形状と大きさが違うだけです。タルタルーガのアイドラも、このチェーンガイドのスプロケットも多分同じサプライヤから供給されていると思われます。どちらも台湾製だし。

比較
タルタルーガの下側アイドラ(写真左)と比較してみると...

穴径が全く同じなので、タルタルーガにそのまま取り付けられるっていうのが、このパーツの最大のポイントです。スプロケットが付いておらず、単なる溝と化している上側アイドラと交換してみる予定です。下側のアイドラを上側に付けてみると、明らかにノイズが減るので、効果は間違いないはずです。ただし、対策用パーツは外側に余計な造形が付いていて厚くなってしまっているのと、チェーンが通る部分の幅が若干狭いため、そのままだと上手く機能しません。

比較 其の二
上から、タルタルーガの下側アイドラ、今回ゲットしたチェーンガイド、タルタルーガの上側アイドラ。コア部分は下側アイドラと全く同じ。タルタルーガの上側アイドラが、単なるガイド溝になっているのがわかる。

加工は明日やる予定です。

ちなみに、こんな物も一緒に発注してありました。

チェーンリング
こんなのも発注してありました。

シマノDeoreXTのチェーンリングです。一番小さい22Tをゲットしました。チェーンガイドの方が上手くいかなかった場合、これを使ってアイドラを自作しようと思っていましたが、不要だったかもしれません。

ライト(CAT EYEのHL-MH310)も届きました。点灯させてみると、おおっ、これは明るい!それまで付けていた、HL-500IIとブラケットが同じなので、そのまま取り付けが出来ます。バラスト(電子回路部分)をハンドルポストに取り付けて、ボトルケージにボトルバッテリーを入れれば、完了です。でも、ボトルケージが1つしかないので、本物のボトルの行き場が無くなってしまいます。買う前から判っていた事なのですが、両立させる方法を思いつく前に物が来ちゃったので...(^^ゞ これから考えます。


アイドラを換装した 20030805

昨日届いたチェーンガイドの加工をしました。

手前が加工前、奥が加工後です。強度確保用と思われるリブを削除し、幅を少し削って縮め、チェーンの導入部分にC面を付けました。

材料がPC(ポリカーボネート)と思われ、ヤスリとカッター程度しか持っていないおいらには、加工しにくかったですが、何とか加工できました。

上から未加工のチェーンガイド、加工済みのチェーンガイド、オリジナルの上側アイドラ。

早速取り付けてみます。

上側アイドラのみ換装しました。

今日は、下側アイドラの擦れ対策として、ポリスライダワッシャも用意しました。ポリスライダとは摺動性のある材料で、ポリスライダワッシャは、スラスト方向の荷重を受けるのによく使われるようです。上側アイドラも、そのまま取り付けたのでは、チェーンステーとのクリアランスが充分ではないので、2枚使用してクリアランスを広げました。下側のアイドラ部にも、2枚使用しました。上下アイドラとも、ワッシャを使用する事で、スラスト方向のガタが詰まり、滑らかに回転するようになりました。

ポリスライダワッシャ。内径φ8.2mmとφ10.2mmで厚さが0.5mmの物を用意しましたアイドラの軸径はφ8なので、φ8.2のものが有効です。

さて、肝心のノイズの方ですが、しっかりと静かになりました。もちろんチェーンとアイドラは接触するので、無音とはいきませんが、今までのカタカタという音は少なくなりました。下側アイドラもステーに擦ることなく、滑らかに回ります。

次にディレーラを切り替えて、チェーンラインがどのようになるか、確認しました。

トップギアの場合。

ほぼ真っ直ぐになっていて、障害にはなりません。音も静かです。

アイドラとチェーンステーとのクリアランスが狭い!ワッシャを入れたので、当たってしまう事はありません。

ローギアの場合。

アイドラのところでチェーンがラインが曲がっています。チェーンもアイドラの円盤に当たっていて、僅かですがノイズを発します。

夕方から激しい雷雨のため、今夜はアイドラを交換して終了しました。


明るいけど 20030806

今夜は13kmほどの距離を1時間くらいで走ってみました。

換装したアイドラにはグリスを付けてなかったので、走る前にグリスアップしようと思ったのですが、おいらの手元にあるグリスと言えば、シマノのデュラエースグリスしかありません。これは粘度が高すぎて、軸の潤滑には使えないように思います。他にある物と言えば、和光のフッ素オイル105と呉5-56くらい。どちらもサラサラのオイルで、とても軸の潤滑に使える物ではありません。しかし他にないのだからと、フッ素オイル105を軸周りに吹き付けておきました。

今夜はメタルハライドランプHL-MH310を外で初めて使用します。実際の走行でどのくらいメリットがあるかと言う事も楽しみです。

で、走ってみると...換装したアイドラはやっぱり静かでした。チェーンとは接触があるため、どうしてもチャリチャリと音はしてしまいますが、今までの物と比べたら、間違いなく静かになっています。

アイドラが静かになると、アイドラの前に付いているチェーンチューブ(チェーンに足が当たらないように、チェーンをチューブの中に通しているのです)がチェーンと当たってカタカタ鳴る方が気になってきます。これはアイドラ換装前から対策しないと、と思っていたところですが、チューブを破壊せずに外すには、いったんチェーンを切らないといけません。チェーン切りは持っていないので、対策を講じる事が出来ませんでしたが、実はチェーン切りは発注してある(けど、アンプルピンを発注し忘れた^^;;)ので、そのうちやってみようと思います。

道程半ばを過ぎると、アイドラ付近からキーコキーコと音が出始めました。サラサラのオイルなんぞ使ったから、油切れかなぁなどと思いつつ、キーコキーコと音を立てながら、家の近くまで戻りましたが、家へ向かう最後の上り坂は、回転数も上がり、軸へのダメージが大きそうなので、手押しすることにしました。

で、家に帰って、アイドラ付近を見てみると、特に不具合はありません。あれれ?温度が下がって、元通りって事なのかなぁ。何れにしても、軸の潤滑に適したグリスを使用するべきなので、近いうち用意しようと思います。

そうそう、道中細い道路を走っていると、おいらにアタックを仕掛けてくる自動車がありました。細いと言っても、ちゃんと車が余裕を持って離合できる幅がある道です。おいらの横ギリギリまで幅寄せしてすれ違って(!)いきました。対向車に幅寄せされると、めちゃ怖いです。ムカッとしつつ、奴が何故幅寄せしてきたを考えて、こちらのライトが明るすぎたため、怒ったのではないかとの結論に達しました。もちろんその行為自体は許せませんけどね。

で、ライトを点けたままタルタルーガを道端に停めて、ちょっと離れたところから見てみると...めっちゃ眩しい!確かにHL-MH310の取説には、公道ではなるべく使わないようにと書かれていましたが、そう言う事だったのか...すごく納得。

HL-MH310の発光部を見ると、バルブ前面にはガラスが1枚あるだけで、レンズがありません。光源からの光が集光されないため、光源がちょっとでも見えてしまうと、たとえ斜めから見たのだとしても、非常に眩しいのです。

でも、HL-MH310の明るさは非常に魅力的です。夜道を走る際の安全性を考えても、この明るさは必要だと思います。通勤では是非使いたいので、対策を講じようと思います。対策案は浮かんでいるので、近いうちに試そうと思います。

途中、後輪の空気圧も調整しました。後輪が捩れる感じがするので、走りながら後輪を覗いてみると、結構潰れていて接地長が随分と長くなっていました。明らかに空気圧不足です。で、早速携帯ポンプで空気を入れようとすると、ポンプのゲージは2.5気圧を指しています。この前3気圧に上げたはずなのに...。

3気圧でも少ない気がするので、4気圧まで入れてみました。すると、後輪のしっかり感が戻りました。結局自転車が我が家に到着した時の空気圧に戻ってしまいました。タイヤの2.5気圧という表示がすごく気になりはするのですが...。


サイクロメータを付けてみた 20030808

サイクロメータとかショック用ポンプとかが到着しました。

まず、ショック用ポンプ。おいらのタルタルーガにはAIR SHOXのエアサスが付いています。で、これの空気圧を調整するには、ショック用のポンプが必要になるんです。おいらはてっきり米式バルブ対応のポンプで流用できると思ってたんですけど、実際やってみても空気が入りません。やっぱりショック対応品じゃなきゃダメだったのかなと言う事で、TOPEAKのe-ショックマスターブラスターを発注しました。エアサス/米式バルブ/仏式バルブの3タイプに対応の携帯ポンプです。(携帯ポンプが早くも2個になっちゃった...(^^ゞ)

これで、エアサスの空気圧調整が出来るぜっ!と思っていたのですが、なんと、エアサスのバルブにe-ショックマスターブラスターが取り付きません。バルブは間違いなく適合している筈ですが、エアサスのバルブにリヤタイヤが近すぎて、ポンプのホースを接続する事が出来ないのです。タイヤの空気を抜いて何とかしようとしても、接続できない事に変化は無し。う〜、マジか〜?

どんなに足掻いても、タイヤが付いている状態では、バルブとポンプを接続する事が出来ません。タイヤを外すか、エアサスを外すしか手はないようです。タイヤを外すのはとても面倒に思えるので、エアサスを止めているボルト2本のうち上側を抜いて、エアサスを180°回転させる事でなんとか接続する事が出来ました。

これじゃ、出先で空気圧調整なんてとても無理ですね。ホントは走りに出かけた先で、ちょくちょく空気圧を変えて最適値を探ろうと思ってたんですけど、ダメみたいです。

空気圧の調整の方ですが、AIR SHOXの取説によると、おいらの体重の場合は8気圧が適当らしい。で、ポンプに付いているゲージはと言うと、4気圧弱を表示しています。これはいくら何でも低すぎるんでは...?

今までは、ちょっとフカフカした乗り心地で、おしりには優しかったんですけど、やっぱりもうちょっとシャキッとした感じが欲しいので、まずは適正値の8気圧にしておきました。でも、今日は台風の影響で外は大雨。とても走りには行けないので、試走は来週までおあずけです。

次に、サイクロメータ。スピードと距離と時計さえ表示してくれればどんなんでも良いかなぁってことで、CAT EYEのCC-ED300をチョイスしました。有線式です。実物は今日始めてみたんですけど...意外とちっちゃいのね。これならどこに取り付けても邪魔にはならなそうです。

スポークに磁石を取り付けて、フォークにセンサを取り付けて、ハンドルにブラケットを取り付けて...あ、コードが届かない。ブラケットをハンドルの左側、グリップの直ぐ内側に取り付ける予定だったんですけど、その位置だとセンサーからのコードが届きません。ハンドルの中央付近なら何とか届くと言ったところ。別売部品でコードの長いセンサーキットも用意されているんですが、そんなの使いたくない(っていうか買うのが癪だ!)ので、ハンドルの中央付近にブラケットを取り付けました。う〜ん、予定とは随分違う雰囲気だなぁ。

今日は走りに行けないので、コンピュータの初期設定をして終了です。

今日はオストリッチのフロントバッグなんぞも届きましたが、眺めるだけで終了(^^;;


眩惑対策フードを作ってみた 20030811

HL-MH310が、明るすぎて目眩まし効果抜群なので、もう少しマイルドな光にするべく、工夫してみました

用意したのは、↓こちら。

用意したタッパー。

『主婦の声で作った』タッパーと、『品質本位』のタッパーの2つ。品質本位の方は、\98とお値打ち。主婦の声で作った方は、わざわざ主婦の声を聞くなどという面倒くさい事をした(本当にやったのかどうかは疑問だが...)ためか、ちょっと高くて\178。今回は、値段の割に効果の高そうな、つまりコストパフォーマンスに優れているであろう『品質本位』の方を使いました。

どう使うかというと、まず、底面を切り取り、HL-MH310に取り付けるための形状に仕上げます。

こんな風に切ります。

そして、HL-MH310に嵌め込めば終了。3つの爪は、HL-MH310の溝に嵌るような寸法で加工します。少し堅いかなくらいにしておけば、簡単に抜ける事はありません。

カポッと嵌めて出来上がり。

加工中に、思わず手が滑ってカッターで指を切りましたが(^^;;、なんとお手軽な加工でしょうか!これで、正面はしっかり本来の明るさで照らし、斜め前方は乳白のタッパーを通してやや減光して照らすようになります。対向車(者)が真正面から覗くような事はまず無いので、効果としては充分かと思います。

HL-MH310単体では、真横を照らす能力はないので、側面からの対視認性が悪かった(ライトには、自分の視界を明るくする事と、周囲に自分の存在を気付かせるという2つの役割があります)のですが、このようにフードを付けると、フード自体も青白く光るので、真横に対しても注意を促す事が出来るようになり、安全性も増すのではないかと思われます。

実際に走りに行っていないので、実力の程は未知ですが...。

今日はアイドラ軸のグリスアップもしておきました。アイドラ換装後にキーコキーコと音を発していたんですが、よくよく見たらやっぱり油切れで、軸に筋がびっしりと付いていました。幸い大事には至っていないので、そのままグリスアップすれば大丈夫そうです。グリスアップに使ったのは、結局デュラエースグリス。最初からそうしておけば良かったのにね...。


ハンドルをちょっと弄った 20030813

今週は帰りが遅くて、走りに行く気が起きないなぁ。ってことで、今日は、ハンドル周りなどを少々弄ってみました。

今までハンドルがちょっと遠い気がしていたので、ハンドルを後ろへ倒すようにして、サドルとの距離を少し縮めてみました。同時に、ブレーキレバーとシフターの位置も調整しています。

バックミラーは、グリップの下方に鏡面が来るように取り付けていたのですが、ハンドルを回転させた事で、腕が曲がるため、鏡面には腕しか映らなくなってしまい、役に立たなくなってしまいました。そこで、あんまりやりたくなかったのだけど、鏡面がグリップの上方に来るように取り付け直しました。ミラーが目立ってしまうので、ちょっといや〜んな雰囲気になってしまいました。まぁ自分の安全のためなので、ここはグッと我慢です。

明日こそは早く帰って練習したいなぁ。


背もたれをちょっと弄った 20030814

う〜、今日は雨が降っている...。今週はまだ1度も乗ってないなぁ。

今日は背もたれのグリスアップをしました。

背もたれのグリスアップってなんだ?って感じですが、タルタルーガの背もたれはボルトとウレタンゴムで取り付けられており、ボルト貫通穴が小判穴(長穴って言った方が通じる?)になっているため、この穴のガタ分とウレタンゴムの弾性とで、可動するようになっています。背もたれ自体にクッション性がないので、背もたれそのものをフローティングすることで、搭乗者への負荷を軽くしているのだと思われます。

で、そのボルトとウレタンゴムの部分ですが、可動部分にかかわらず、油脂類が全く塗られていません。そのため、走行中にこの部分がキュッキュッと鳴く事がありました。そこで、この音を消すべくグリスアップしてあげようと言うわけです。

取り付け部分はこんな感じ。ガンメタの部分が背もたれのフレームで、シルバーのアルミブロックが取り付けるためのベース。左右2カ所のボルトと、その裏、アルミブロックとフレームの間にあるウレタンゴムによって可動部を構成している。

この部分を詳細に見るのは今日が初めてですが、う〜ん、ちょっと造りがいい加減ではないかい?って感じ。ボルトが摺動する部分は、ワッシャが噛ましてありますが、ワッシャの裏表が逆になっており、摺動面にバリ面(かえり面)が向くように取り付けられていました。あいや〜っ!これじゃワッシャのエッジで相手を削っちゃうよ。なにしろ材質からしてワッシャがステンレスに対して、取り付く相手がアルミ合金と、ワッシャの方が圧倒的に強い!お陰で、アルミの方は削れてしまっていました...(ToT)

ボルト部分アップ。見事にアルミブロックが削れている。ワッシャの表裏が逆だぞ!

ワッシャを大きい物に換えれば、削れの影響は排除できますが、削れた量は大したこと無いので、今日はグリスアップだけにとどめます。使用したグリスは、やはりデュラエースグリスです。だってこれしか持ってないんだもん...。ボルトを抜いて、稼働する部分全てにデュラエースグリスを塗りたくりました。再び組み立てる際に、ワッシャの表裏は入れ替えました。ワッシャでアルミ部分を削ってしまう事は、多分なくなるかと思います。

グリスをたっぷりと。

本体に背もたれを取り付けて、早速跨ってみます。体を前後左右に動かしてみると、効いてます。効いてますよ、ちゃんとグリスが!音がしません!効果絶大!と自画自賛ですが、実際に道を走ってみないと何とも言えないんですよね。走行時と停車時とでは、動きのモードが全然違うでしょうから。

今日気が付いた、もう一つ悲しい事。背もたれのフレームが歪んでる!

歪み量は少ないし、歪んでいたからって実用性になんの影響もないんですが、やっぱりなんというか、工業製品としてのレベルが低いというか、値段相応の品格というか、そう言ったものが感じられずちょっと残念。WEBで見る限り、タルタルーガより高価な自転車でも、仕上げは大したこと無いように思うので、深くは追求しませんが、自転車よりも多く作っているであろう自動車の方が細部の仕上げが(少なくとも目に見える部分は)しっかりあるって言うのは、どういう事なのだろう?


背もたれを...其の二 20030818

タルタルーガの背もたれは、ボルト1本でステーに取り付けられています。そのボルトには、豪勢な握り手が付いています。その形から連想されるのが、事務用椅子の高さ調整用ねじ。もちろん、このような形になっている理由が、工具を使わずに背もたれが外せるようにと意図されたためである事は解っています。折りたたみ自転車だからね。

しか〜し、どうもメカニカルな雰囲気に欠けるんですよ!

背もたれの取り付け部はこんな感じ。豪勢なグリップが付いています。

そのボルトだけ抜き出してみると...事務用椅子の部品だと言われても、なんの違和感も無い形状をしています。それに、こんな簡単に回せるものだと、駐輪中にイタズラされる事も充分に考えられます。

件のボルト。やっぱり事務用椅子の部品と言われてもおかしくない形状。

そこで、グリップのないボルトに交換する事にしました。元々付いてたボルトは、ねじ部がM8で、グリップを除いた長さが45mmでした。ただ、長さがちょっと不足気味なので、5mmほど余裕を持たせて、6角穴付きボルト(M8x50)とワッシャを用意しました。

用意したボルトとワッシャ。ボルトはM8x50とM8x75の2種類。長い方は、後日使用予定で、今回は使いません。

交換は至って簡単で、あっちゅう間に交換完了。

交換後の様子。とてもスッキリ!

交換後は随分とスッキリしました。アーレンキーが無ければ回す事が出来ないので、イタズラされる心配も減ります。ほんの少しの変化ですけど、プラスチックの部分が無くなった事で、ちょっぴりメカニカルな雰囲気も出てきました。やっぱこうでなくちゃね!

しばらく乗っていないので、今夜こそはと思い外を見ると、曇ってはいるものの、雨は降っていない。路面も濡れていない。うっしゃ〜、行くぜっ!とタルタルーガを担いで階段を下りていると...ザーって音が...。えっ!?なんか路面がみるみる濡れていくんですけど...。走っている途中で雨に降られなかったのは良いとしても、また今夜も乗れんのかい!

サイクロメータ、まだ一度も使ってないんですけど...。
エアサスの圧を調整してからまだ一度も乗ってないんですけど...。
アイドラをグリスアップしてからまだ一度も乗ってないんですけど...。
ライトの眩惑対策をしてからまだ一度も乗ってないんですけど...。
背もたれの対策をしてからまだ一度も乗ってないんですけど...。

最近弄るだけで、全然乗ってないんですけど!


久々に ODO 5.8km 20030820

今夜は久々に走ってみました。近所をかるく1周しました。

サイクロメータを付けてから初めて走りました。途中までサイクロメータをONにするのを忘れていて、1kmくらい未計測になってしまいました(^^ゞ が、積算距離はサイクロメータのモードに限らず計測されているようで、本日の走行距離5.8kmと出ました。

走行中の速度は表示するのに数秒のタイムラグがあるようで、ちょっと違和感があります。シャカリキになって走ったわけではないけど、それなりに速く走ってみたところ、30km/h弱まで出ました。タルタルーガはスピードが出ないというのが定説らしいのすが、なるほどその通りのようです。

グリスアップしたアイドラは、今日は静かに回ってくれました。オイルを使用した時のような、チャラチャラという音も出ず、静かです。同様にグリスアップした背もたれからも異音は発生せず、静寂性は明らかに向上しました。でも相変わらずチェーンリング後方のチューブからノイズを出しまくりで、ちょっと萎えます。さらに、これは以前から気が付いていた事ですが、リアのフリーハブ辺りからキュッキュッと発生する異音が耳に入ってくるようになりました。外からじゃ全く異常が見られないから、一度ばらした方が良いのかな。

走り始めてから、リアタイヤの空気圧が低い事に気が付きました。そう言えば、エアサスの空気圧を調整した時に、一度抜いた後適当に空気を入れたような...。折角エアサスの空気圧を調整したのに、これじゃ効果がまるで判らないなぁ。今日はライト以外の装備品を全て外してあるので、空気を入れる事も出来ません。取りに戻るのも面倒なので、そのまま走行を続けました。

ライトは今日は軽装備にした事もあって、HL-MH310ではなくてHL-500IIの方を使用しました。眩惑対策の効果は、また別の日にやろうと思います。

先日手前にちょっと近づけたハンドルですが、腕が適度に曲がって、走りやすくなりました。今までは腕を突っ張るような感じだったので、自ずと腕に力が入ってしまっていましたが、今日は妙な力みはなくなり、下半身だけに力を入れられるようになりました。今までよりも前に進む力が増えたような気がします。


安物だから... 20030823

今日はタルタルーガを弄る気も、走る気も起こらず、買ってから一度も乗っていない(!)ストライダのペダルを交換する事にしました。一度も乗ってないのにいきなりペダルの交換かいっ!って感じですが、オリジナルのペダルが交換を前提としたかのようにあまりにもショボいのです。

交換用のペダルは三ヶ島のプロムナードEzy。タルタルーガのペダルも同じものに換装してあります。タルタルーガ用と同時に発注してありました。

さて、オリジナルのペダルを外さなくてはいけないのですが、見たところクランクに思いっきり締め込まれているようで、容易には外れそうにない雰囲気。ペダルはお店で取り付けていると思いますが、もうちょっと手加減しても良いのではないかなぁといった感じ。取り外しにはタルタルーガの時にも使った格安(\280!)のペダルスパナを使用しました。

このペダルスパナ、安いだけあって、板金を打ち抜いただけの、とてつもなくチープな仕様。当然焼きも入っていないと思われ、堅く堅〜く締め込まれたペダルを外す事が出来ず、変形してしまいました。ま、\280じゃそんなもんかね。

オリジナルのペダルは、スパナを掛ける部分の幅が広いので、汎用スパナでも充分行けそうですが、換装するプロムナードEzyは、Ezyシステムのお陰で、スパナを掛ける部分が狭く、ペダルスパナのように薄いものでないとダメそうです。ホームセンターには、ペダルスパナ並みに薄い汎用スパナも売っていますが、残念な事に15mmのスパナを見た事がありません。やはりペダルスパナを買わないとダメかな。

今日のところは、取り敢えず和光のラスペネ(サラサラのオイル、クレ5-56みたいなもん)を注入しておきました。明日には外れるようになってるかなぁ。


本屋に行こうと思ったのだけど ODO 15.0km 20030827

今夜はタルタルーガで本屋に行こうと思ったのですが、出るのが遅くなってしまい、本屋に滞在できる時間が少なくなりそうなので、その途中にある市役所まで行って帰ってきました。

今日はちゃんとリアタイヤの空気もしっかり入れてから出発しました。空気圧を4気圧→8気圧に上げたエアサスの効き具合を確かめながら走りました。以前より若干堅くなった感じですが、路面のうねりは以前と同様かなり吸収してくれます。

しかし、段差などの大きなストロークが必要な場面では、タイヤの方の変形が大きいようで、サスのストロークが綺麗に出ないようです。リアタイヤは高圧タイヤに換えた方が良いのかな?

ところで、いつもの事ながら、たくさんの自転車とすれ違うのですが、何でみんな平気で逆走してくるのだろう?しかも、その殆どが無灯火で信号も守りゃしない。ちゃんとライトを付けている人は1割にも満たない感じで、信号を守っている人となると、1%くらいじゃないのか?ってくらい少ないです。みんなマナー悪すぎ!


本屋に行って来た ODO 27.1km 20030828

今夜は昨日よりもちょっと早めに出て、本屋に行って来ました。

出先でタルタルーガを駐輪するのは初めてだったりします。今まで単なるウェイトとなっていた、ワイヤーロックも初めて使用しました。本屋では、ワイヤーロックを引っかける地上構造物が見あたらず、仕方なくフレームとリアホイルとをロックして停めておきました。

タルタルーガはそんなに重くないし、折り畳めるので、ヒョイッと担いで持っていく事が可能です。本屋に入ったものの、構造物に括り付けられていないタルタルーガが持って行かれやしないかと、気が気ではなく、目的の本を買ってサッサと出てきてしまいました。

本屋で長居できるようにと早めに出たのに、滞在時間およそ3分...何やっとんじゃ...。

市役所の前の道路は、車道と完全に分離された歩道があり、その歩道も白線で自転車用レーンが明示されているという、一見自転車乗りに優しい道なのですが、どういう訳か、自転車用レーンの方が路面が荒れていて走りにくい事この上ない。交差点での段差も、自転車用レーンの方が高いんです。普通逆だと思うんですが...。おいらが住んでいる市の行政のショボさが良く解りました。

帰り道、とあるコンビニの前を通りかかると、

『あの自転車、格好いいっ!』

との声が聞こえてきました!しかも声の主は女の子。『あの自転車に乗っている人、格好いいっ!』だったら、文句なしだったんですが、欲張りません。ちょっと嬉しい(^^)。


リフレクタを換装 20030830

昨夜あさひに発注してあったパーツやら工具やらが到着しました。というわけで、今日はタルタルーガを弄るぞっ!と思っていたのですが、気が付けば日が沈んでいました。オーマイゴッデスっ!ちょっと昼寝するつもりだったのに...。なので殆ど弄れませんでした。

タルタルーガには角形のリフレクタが標準装備されていますが、これとは別個にCAT EYEのTL-LD500というテールライトを付けています。このテールライトは背もたれにクリップで留めてあるだけなので、背中をもぞもぞと動かすと、外れて落ちてしまう事があります。

換装前のリフレクタデュアル仕様

先日TL-LD500の裏面を見たら、ビス止め用の穴が空いていることに気が付きました。これを使わない手はありません。そのうち背もたれのステーにビス止めしてやろうと考えていました。TL-LD500はJIS規格を満たすリフレクタとしての機能もあるので、標準装備のリフレクタと換装してみたいなぁとも思っていました。

で、今日、何気なく標準装備のリフレクタを外してしげしげと見てみると、このリフレクタ、まさに好都合な事にCAT EYE製。RR-180-BTRというモデルで、CAT EYEのサイトによると世界最小のワイドアングルリフレクタらしい。早速、TL-LD500と見比べると、取り付け部はバッチリ互換性のある形をしています。

標準装備のリフレクタ。ワイドアングルリフレクタとしては世界最小らしい。

シンプル!

右がRR-180-BTR。
左がTL-LD500。

大きさが随分と違う。TL-LD500は単4電池2本のほか発光回路も入るため、どうしても大きくなる。LEDは3発。

そんなわけで、あっさり換装終了。

あっさり換装終了。

ちょっとおデブな雰囲気ですけど...。

気になるのは、取り付け位置が随分と下がってしまうので、視認性が大分落ちるのではないかと言う事。TL-LD500は結構明るく発光するので、大丈夫かなぁと思いますが...。


ストライダのペダルも交換しました。ラスペネ注入するも、\280のペダルスパナではいくらやっても外せませんでしたが、昨夜届いた工具セット(LIFUの安物セット)に入っていたスパナを使って、うぉりゃっ!っと力を入れたら、やっと外れました。

標準装備のペダル。ショボい。

手でクルクルと回してみると、やっぱりプロムナードの方が回転がスムーズなのが判ります。その差はかなりあります。まだ乗った事ないから漕いだ感じは判らないけどね...。


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