タルタル日記 - 七月- Tartaruga Daybook

[ 8月 ]

見積もりを取ってみた 20030709

タルタルーガをどこで買うか、非常に悩みました。自宅近くには、ママチャリ専門のようなお店しかなくて×。車で少し行けばタルタルーガを扱っているらしい(その店のサイトには載っていた)プロショップがあるのですが、タルタルーガ公式サイトには納入実績があるとは書いておらず、ちょっと不安。それにその店は、メールでの問い合わせに対してのレスポンスが非常に悪いとの話もあり、敬遠しました。

毎週帰っている実家近くには、タルタルーガを扱っている(公式サイトにも載っている)プロショップがあり、WEBでの評判も悪くないのですが、殿様商売をしている土地柄故、出向く気が起きませんでした。

自宅/実家の近所がダメだとすると、残りは通販しかありません。自転車のメンテナンスと言えば、チェーンに注油くらいしかしたことのないおいらが、いきなり通販で大丈夫か?って不安もありましたが、まぁ何とかなるっしょ(^^;;

WEBを検索すると、価格表示のあるお店で、最安値を付けているお店は、千葉または大阪にあるようです。う〜ん、どっちも遠いぞ!それに、自転車は自転車屋さんで組立&調整をするものなので、値段だけでなく技術力も考慮しなくてはなりません。そうすると、これら最安値を付けているお店は途端に情報が無くなります。これらのお店の評判って言うものがいくら検索しても出てこなくて、良し悪しが判りません。

しばらく情報収集をしていたのですが、LOROサイクルワークスでサマーセールをやっているのを発見しました。早速覗いてみると、なんとSTRIDA Internationalが\59800!これは安い!ってあんた、これタルタルーガちゃうやん!でも、実はSTRIDAって前から欲しかったんですよぉ(^^;;

さらに見ていくと、どうやらタルタルーガもサマーセールの対象に含まれているみたい。でもこっちは値段表示がありません。とは言っても、STRIDAの値段を考えれば、タルタルーガも結構良い値段が出るかなぁって事で、早速本体と専用フェンダー(泥ヨケね)とついでにSTRIDAを見積もりフォームに記入して『送信』ボタンをポチッとなと。

どうもSTRIDAに釣られた感がめっちゃありますが...今回を逃すと次にいつ決心する機会が訪れるか判かんないからね(^^ゞ LOROサイクルワークスも、WEB上では悪い話も聞かないし、ま、OKでしょって感じ。

LOROからの返事はその日のうちに返ってきました。レスポンスの良さに感激!で、タルタルーガの値段も、なかなか魅力的!その日の深夜に『買うメール』を出しました。あ、もちろんSTRIDAも一緒です(^^;;


到着しました 20030718

LOROからのメールでは、振り込み後3,4日で到着するって事だったけど、振り込みしてからちょうど1週間経った、今日の夜10時過ぎに佐川急便で、やっと到着しました。発送したら連絡するって事だったけど、その連絡も無しで、いきなり我が家の目の前にTartarugaとSTRIDAの箱が並びました。

早速開梱して組み立てます。同時に発注した泥除けは前側だけ取り付けられていましたが、輸送による破損を防ぐためか、ペダルは取り付けられていませんでした。通販でこんな事は特に変わった事ではないみたいだけど、調整もちゃんとされてないんじゃないかと、少々不安になりました。

ペダルの方は、ペダルスパナなんて持ってないしなぁという事で、そのまま手でねじ込みました。ねじ込んだ後で、手で回してみてもがたつきは出ないので、取り敢えずはOKかなという感じ。

シートを組み立てて(って言っても背もたれを取り付けるだけ)、後ろ側の泥除けを取り付け、さらにペダルを取り付ければ本体は完成です。

フレームをよく見ると、細かい傷がちらほらと...。塗膜が完全に落ちているところはなく、何かしらがコツンと当たって、一番上のクリア部分に傷が付いた感じです。まぁそんなもんだろうと、自分に言い聞かせます(^^) 実際塗膜が剥がれちゃっても、アルミフレームなので錆びても朽ちる事はないしね。

予め買ってあったヘッドライト(CAT EYEのHL-500II)とテールライト(CAT EYEのTL-LD500)を取り付けて、近所を走ってみました。外装ギアをロー側に入れておいたため、走り出しはめちゃめちゃ軽く、倒れそうになりましたが、その後はフラフラすることなく直ぐに安定走行が出来ました。

タルタルーガは、踏み込むときにハンドルを引きつける必要はないのですが、どうしてもハンドルをグイッと引っ張ってしまいます。意図してハンドルに手を掛けるだけにとどめてみると、自然と下半身だけでペダリングが出来るようになります。その状態ではグイグイと踏み込む事が出来、スピードが上がっていきます。設計元の言う『高効率ペダリング』が伊達ではない事が判ります。とは言っても、なまった身体では、そんなにスピードが出ないけですけど...。

地図上の走行距離約2.3km。僅かな距離ですが、ディレーラをガチャガチャ、ブレーキをキュキュッとやって感触を確かめました。ディレーラの動作音が結構大きいのと、ブレーキがちょっとビビるのが気になりましたが、細かい事は気にせず、今日は寝ました。

あ、一緒に到着したSTRIDAですが...シートの調整だけで終わってしまいました。


坂は辛いね 20030719

自宅から往復8km弱を走ってみました。

家の周りはアップダウンが大きく、直ぐに坂にぶつかります。立ち漕ぎが出来ないタルタルーガでは、上り坂では、軽いギアでひたすら漕ぎまくるしかありません。歩くのよりも遅いんじゃないか?と言うようなスピードでフラフラしながら坂を上っていきます。

走行時間は35分程。走行距離から計算すると平均速度20km/h以上となりますが、そんなに出てたのかな?アップダウンが続くコースだった割には、平均速度は高めです。下り坂で稼いだ感じでしょうか。

途中長い下り坂では、グングンスピードが上がっていきます。普通の自転車のように『跨る』というスタイルではなくて、『座る』という乗車姿勢なので、空気抵抗が少ないためでしょう。また目線が路面に近いからか、体感速度はかなり高く感じます。

ちょっと気になったのが、ハンドルにダイレクトに路面の凸凹が伝わってくる事です。前側はリジットなので、仕方ないのかもしれませんが、ちょっと固い雰囲気です。


バックミラー取り付け 20030721

昨日、実家近くのホームセンターで、バックミラーを買ってきました。サギサカが取り扱っている物(型番失念)で、『JAGUAR』のステッカーが貼ってあります。

ハンドルの右側に、グリップの下方にミラーが来るように取り付けました。『JAGUAR』のステッカーが恥ずかしいので、写真を撮ったら剥がす予定です。


ペダルがゴリゴリッと 20030722

自宅から7kmほどを走ってみました。帰り道は細い路地に入ったら道に迷ってしまいました。近所なのに...(^^ゞ 普段車ばっか使っている所為で、細い路地は全く知らないんです。

やはり上り坂は辛いです。もっと脚力を付けないと駄目だと、ヒシヒシと感じました。

途中ペダルの回転に引っかかりが出来てしまいました。え〜っ!まだ新品同様なのに!力を入れて漕ぐと、ゴリッゴリッという感触が足に伝わってきます。交換用のペダルを発注しておいて良かった!


へなちょこでも必要かと 20030726

実家近くのホームセンターで、ズボンの裾止め(M1454Y)、へなちょこペダルスパナ(L0432B)、バックミラー(L1060Y)を買いました。全部サギサカ扱いの物です。

バックミラーは2個目です。1個目の物とは違う物で、ちょっと大きいです。1個目の奴が小さすぎる感じがするので、取り敢えず(安いので...)買ってみましたが、しばらくは1個目で様子を見る予定です。

ペダルスパナは、ペダル以外の6角ボルト/ナットにも対応しているものですが、板金の1枚板で、非常にショボいです。ペダルスパナなんてしょっちゅう使うもんじゃないから、こんなんで充分かとは思いますが、我ながらセコい選択だったかなぁと思っています。


色々装着 20030728

アサヒに発注してあった各種パーツやらケミカルやらが到着しました。ワイヤーロック、エアゲージ、フロアポンプ、携帯ポンプ、ペダル、チェーンクリーナ、グリス、予備電球、ボトルケージ等です。

早速ボトルケージ(SPECIALIZEDのリブケージ)をハンドルに取り付けます。タルタルーガのフレームには、ボトルケージを取り付ける事が出来ないため、ミノウラのワンタッチボトルケージホルダを使用してハンドルに取り付けました。

ついでに、近いうちに買う予定のサイクロコンピュータ用に、ハンドルの左側を空けておこうと思い、ベルを右側に移動させました。この作業をしているときに、ブレーキレバーの位置が左右で違う事が判明しました。いい加減な製造品質やなぁ...。位置を調整すると同時に、やや遠い感じのするハンドル自体も、少し手前に来るように回転させました。

さらにペダルを交換しました。三ヶ島のプロムナードEzyです。一昨日買ったへなちょこペダルスパナを使用して交換しました。元々付いていたペダルは手で回転させてみると、ゴリゴリとした感触でしたが、プロムナードEzyは、スムーズに回転します。

Ezyシステムを使用していて、簡単に脱着が出来ます。まぁあんまり脱着する事はないと思いますが...。

ポンプやエアゲージなんぞも一通り使用してみましたが、エアサスの空気を入れる事が出来ません。ゲージを当てても測定できません。エアサスのバルブって、米式とそっくりなんで、使えると思ってたんですが、どうやら違ったみたいです。エアサス用のポンプも買わなくちゃならなくなりました。

夜は晴れていましたが、気分が乗らず走りには行きませんでした。


空気圧を計ってみた 20030729

今日は走りに行こうと思ったのに、夜帰宅途中に雨が降り出してしまい、断念しました。昨日走っておけば良かった...。

仕方ないので、タイヤの空気圧をちゃんと見てみる事にしました。タイヤの側面には推奨空気圧が書いてありますが、それを見てみると『2.5気圧』との表示があります。で、ゲージで計ってみると、『4気圧』...。思いっ切り超えてるやん!

確かに昨日はポンプの使い心地を試すために、入れては抜き入れては抜きと、何度もやっていましたが、最終的には、元の圧に戻したはず。と言う事は出荷時から4気圧だったことに...。う〜ん。

空気圧が高いと、転がり抵抗が減るので、回転ロスが少なくなりますが、タイヤがショックを吸収しなくなるので、乗り心地は固くなります。今まで感じていたハンドルへの振動が多い謎がわかりました。前後のタイヤを2.5気圧に調整して、本日は終了です。


会社まで行ってみた 20030730

会社帰りにユニクロに寄って、ドライ素材のTシャツと短パンを買ってきました。夜の練習走行用です。今までは普通のTシャツにGパンで走っていましたが、もっと軽快な物をって事で、特に通気性の良さそうな物を買ってきました。

夜の10時過ぎに、『氷らせ生茶』の500mlペットボトルをボトルケージに突っ込んで、夜間練習に出発しました。ペダルを換えてから初めての走行ですが、換装前のゴリゴリとした感じとは打って変わって、滑らかな漕ぎ心地です。ゴリゴリとした雰囲気は微塵もありません。このペダルは正解でした。

コースは通勤に使うであろう道を選び、片道1時間でどこまで行けるかをやってみる予定でした。往復で2時間です。コースの殆どは車でよく走った事のある道なので、アップダウンがきつい事は予め判っていましたが、実際に走ってみると、なまった身体には予想以上に厳しいコースでした。

が、1時間経つと予想よりも会社に近いところまで進む事が出来ました。それなら、と言う事で、会社まで行ってみる事にしました。到着したのは1時間20分後でした。会社までは1時間30分以上は掛かると踏んでいただけに、これは嬉しい結果です。

会社の前で折り返して、休む間もなく帰路に就きました。帰りは、往路で随分と体力を消耗した所為か、スピードが落ちたように思っていましたが、所要時間は短くなり、1時間10分で家に到着しました。ただ、生茶の消費量は帰りの方が増えました。

タイヤの空気圧は、規定通り2.5気圧で出発しましたが、フロントに関しては、それまでの過剰なダイレクト感は薄らいで、路面の凹凸は幾分吸収された感じでハンドルに伝わってきます。これは、正解でした。しかし、リアに関しては、体重がより多く掛かっているせいか、段差を超えるときに、グニャリとした感じが伝わってきて、下手するとリム打ちしかねないのではないかと思われたので、帰路の途中でリアのみ3気圧に上げてみました。すると、グニャッとした感じはなくなり、エアサスのストロークをしっかりと感じるようになりました。

推奨2.5気圧のタイヤに3気圧で使用を続けて良いのかどうか判りませんが、良くはないだろうと思います。もうちょっと圧の上げられるタイヤに換えた方が良いのかな。

道中、街灯が点いている道が多かったのですが、そのような道では、今のライトは光量不足で、自動車に対する威嚇効果というか、十分に注意を払ってもらえるような効果がありません。途中で、路駐の車の脇を通るときに、こっちに気付かずにドアを開けて降りてくる大馬鹿者もいたし。

また、長い下り坂では、スピードがかなり出ますが、そのスピードに対しても光量が足りません。遠くが照らせないので、安心してスピードを上げる事が出来ません。

そんなわけで、光量の大きいライトを導入する事を決意しました。CAT EYEのスタジアムライトが最高ですが、バッテリやら回路ボックス(取説にはバラストって書いてあるけど...?)が大きすぎるのが、難点です。でも買っちゃおうかなぁ。

走行中、外装ギアのセレクトが上手くいかないようになり、セレクトしたものと違うスプロケットに入ってしまうようになってしまいました。先日ブレーキレバーの位置を調整しているときに、シフターの部分もちょっと弄ったので、調整がずれてしまったと思われ、また、ワイヤがまだ新しいので、延びが出て走行中にさらに悪い方向に行ってしまったのだと思われます。

帰宅後、リアディレーラ辺りを見ていたら、内装側を切り換えるレバー部分のカバーがずれている事を発見しました。引っ張ってみると、ポロッと取れてしまいました。おや?と思いよく見てみると、取付用のフックが折れていました。どこかにぶつけた記憶はないので、輸送時に破損したのだと思われます。フックは1カ所ではいので、元の位置にはめてみると、折れたフックが無くてもしっかりと取り付きます。問題はないかなぁ。機能部品じゃないので、万が一脱落しても走行に影響はないしね。ゴミは付いちゃうけど...。

明日はディレーラの調整をしてみるつもりです。


ディレーラを調整 20030731

今夜は天気も良く、絶好の走行日和ですが、今日はリアディレーラ辺りの調整です。

ハイ側とロー側の振り幅を調整し、各ギアに切り換えながらシフター部分のアジャスターを回して、スムーズにチェーンが通るように調整していきます。インデックス調整と言うらしいです。今までディレーラの調整なんてした事がなかったから、ちょっと時間が掛かってしまいましたが、なんとかどのギアを選んでも、ガチャガチャと音がしないくらいには調整が出来ました。

内装側は動作に問題はありませんでしたが、最適位置になっていなかったので、こちらも調整をしておきました。

ディレーラの調整後、盛大なノイズを発生しているアイドラ周りを覗いてみました。このアイドラって、実にショボい作りで、プラスチッキーな香りがプンプンとします。しかも下側のアイドラは、ステーに擦っていて、塗装面に傷を付けていました。塗装面への傷自体は、大したことがないので(どうせ見えないし)良しとしても、擦っている所為で回転が重く、ペダリングの負担になっているは見逃せません。手で回してみると、結構な抵抗があります。

上側のアイドラは、スプロケットも付いいないため、チェーンが乗り越えるときに、ノイズを発生してしまっています。結構大きいノイズが出るんで、走っていると歩行者が振り向きます。

対策を考えつつ、寝る事にしました。


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