ロディマスコンボイ
名前 | ロディマスコンボイ Rodimus Convoy | |||||||
陣営 | サイバトロン | |||||||
種族 | オートボット | |||||||
変形 | トレーラートラック | |||||||
地位 | 総司令官(2代目) | |||||||
備考 | コンボイの死後、数々の難局を克服。 | |||||||
登場 |
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コンボイのあとを継いでサイバトロンの2代目総司令官となった若き勇者。
リーダーの証・マトリクスの現在の所有者である。コンボイ同様、トレーラートラックに変形する。性格はおおらかで、細かいことや形式にはとらわれない。
もとはホットロディマスというサイバトロンの若手戦士で、地球歴2005年のユニクロン戦争を契機にサイバトロンの指揮権を委ねられる。この戦いで戦死したコンボイは、リーダーの証・マトリクスをウルトラマグナスに託したが、これを強奪したガルバトロンから奪還したのがホットロディマスである。ホットロディマスはマトリクス奪還後すぐにその超パワーを開放、星間帝王ユニクロンを倒す。この際、マトリクスの超パワーを体に浴びたロディマスはボディに変化を来す。マトリクスに宿っていたコンボイの意志は彼にロディマスコンボイの名を与え、自らの後継司令に指名する(「トランスフォーマー ザ・ムービー」)。
ユニクロン戦争終結後、戦争の終了とサイバトロンの勝利を宣言したロディマスだったが、2010年にガルバトロンが復活。再び戦争となる。
司令官としてのロディマスは、コンボイに迫るほどのかなりの実力を持っていたが、いかんせん経験に欠けるところがあり、ガルバトロンからは「ひよっ子ロディマス」呼ばわりされていた。しかし、良き腹心ウルトラマグナスや老戦士チャーの補佐、あるいはマトリクスによって授けられる知恵の力によって、とても若手とは思えない老練な指揮ぶりを見せることも決して少なくなかった。
むろん若い司令官だけあって、異星人間の和平交渉で威嚇発砲したり、ロボット生命体のオリンピックでは開会の基調演説をそこそこに切り上げてマグナスにたしなめられたりと、ホットロディマス時代のクセがぬけきらないところがある。本人は気にしていないようだが、そうしたフランクさが一部のサイバトロン戦士から歓迎されてもいる。しかし一方で、クインテッサ星人の策謀で一時的に復活したコンボイにマトリクスを献上しようとしたり、任務に悩んでコンボイの墓参りをするなど、コンボイ不在の軍を率いる内面の重圧をうかがわせることもあった。