パーセプター


名前 パーセプター Perceptor
陣営 サイバトロン
種族 オートボット
変形 顕微鏡
地位 科学者
備考 サイバトロンのインテリ派の一人。
豊富な科学知識と正確な射撃の腕をもっている。
登場
TF TFM 2010 HM MF TFV TFZ

 顕微鏡に変形する、赤いボディのサイバトロン一の発明家。
 顕微鏡モードでは、望遠鏡としても機能し、さらに自走砲でもある。自走砲モードでの射撃の腕は正確無比。天高く投げ上げられた「ハート・オブ・セイバートロン」(デストロンシップのエネルギーコア)を一撃で命中・破壊した。
 発明の能力も素晴らしく、究極の錆止め剤「スーパーサビストップ」などを発明する。
 ユニクロン戦争(TFM)では、コンボイ不在の地球サイバトロンシティを守り、ウルトラマグナスの副官的に活躍する。同戦役の宇宙追撃戦でもウルトラマグナスに同行し、航路上にジャンキオン星があることを示唆するなど有能ぶりを示す。
 第1作「TF」時代はあまり理屈屋の印象はなかったのだが、映画「TFM」では理論派的台詞があり、ウルトラマグナスをあきれさせる一幕も(このシーンは日本語版より英語版の方が台詞のカタさがあって面白いかも)。
 2010ではウィリー(ブラーだったかも)に「小さなものを大きく見せる顕微鏡」だからものごとをオーバーにしゃべると揶揄されるシーンもほほえましかった。
 HM時代(2011年)まで生き残っていることは確実なのだが、筆者の記憶ではHMで姿を見なかった。しかし、ホイルジャックを伴い、第5作「TFV」でゴッドジンライの主治医「パーセプター先生」として衝撃の再登場を果たす。声も変わり、第1作にそぐわない振る舞いもあるが、ファンサービスとしては歓迎された。ここでの台詞からゴッドジンライとは古い仲ということが分かる。余談だが、この事実が成立するためには、1)地球人ジンライと融合・ゴッドマスター化する前から生命体ジンライは何らかの形で存在し、パーセプターと知り合いだった 2)マスターフォース戦争終結後のジンライとパーセプターが知り合い、ビクトリー戦争までに相当の時間が流れていた のどちらかが必要だ。どちらも作品の設定と突き合わせると成立困難な条件なのだが(同様にジンライとスターセイバーが親友というのも苦しい設定)。
 まぁ、しかしそんなことはさておいて、パーセプターは歴戦の雄であり、いまでも僕らの心に深く印象づけられているのだ。