MTとは・・

medical technologist=臨床検査技師のこと.じゃあ,その臨床検査技師って何者??って思いますよね.

MTは病院でいろんなことをしています.みなさん,尿検査や血液検査をしたことがあるでしょう? 尿糖が出てるとか,γGTPが高いとか,鉄が足りないとか言われてません?? あの検査をしているのがMTなのです.お医者さんが診断を下すのに必要なデータをとる,縁の下の力持ちです.

他にもたくさん仕事があります.

病院じゃなくて検査センターで同じ様な仕事してる人もいますし,僕のように研究室で実験とかをしてる人もいます(稀だと思うけど).

僕たち臨床検査技師は,(浅いかもしれませんが)広い「医学知識」と「技術」を持っています.国家試験合格率は60〜70%台で,他の医療技術者国家試験と比べると決して簡単なものではありません.もっと検査技師という仕事・資格が,様々な分野で評価されるべきだと思います.

MTになるには臨床検査技師国家試験受験資格がもらえる大学・3年制短大・3年制専門学校で学び,受験資格を手に入れることが必要です.薬学部でも指定の単位を取っていくと受験資格が得られます.
これを見てMTの存在を知り,MTは素晴しい!私もなりたい!!って思ってくれる人がいたらうれしいです.

医療系だって言うと,必ず「看護婦さん?」って聞かれます.違うと言うと,「歯科衛生士?」「理学療法士?」「放射線技師?」・・・もっとMTの存在をみなさんに知ってもらえたらいいなと思います.


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