JMIUとは?
金属情報機器関連の仲間でつくる全国組織の産業別労働組合です。

全日本金属情報機器労働組合(JMIU=all
Japan Metal and Information machinery workesUnion)は、金属機械、電機、鉄鋼、自動車などの金属関連、コンピュータ、ソフトなど情報機器関連産業で働く仲間を中心につくっている全国組織の労働組合です。日本IBMや日産自動車、ニコンなどの大企業から中小企業まで全国約300の支部・分会があります。

日本において、労働者、労働組合員の要求実現のためにまともにたたかう全国的な労働組合のセンターである全国労働組合総連合(全労連)の一員として、全国の働く仲間と手をくみがんばっています。

JMIUは個人加盟の労働組合。職場に私たちの労働組合(支部・分会)がなくても一人でも、だれでも加入できます。
産業別労働組合とは?
同じ産業ではたらく労働者でつくる労働組合です。
どんな会社の賃金・労働条件も、その会社の労使関係だけでは決まらず、その産業全体の水準に大きく影響します。どの会社も市場の中で生き残るために激しい競争をしています。また、親会社や銀行、経営者団体や政府の方針・政策の影響を受けながら企業活動をしているからです。したがって、賃金・労働条件の改善は、必然的に企業の枠をこえて産業や全国的な労働条件の水準を引き上げる労働者全体のたたかいへと発展せざるをえません。とりわけ今日の金属情報機器産業では、円高・産業空洞化の推進とリストラ「合理化」攻撃が産業全体にかけられており、これとの闘い抜きに、わたしたちの雇用と生活を守ることはできません。
 こうした闘いをすすめるためには、企業の枠をこえた運動とそれを支える全国的な産業別労働組合が必要です。金属産業には、JMIUの以外にも金属機械やゼンキン同盟、電機連合などの産業別労働組合がありますが、どれも「連合」に加盟し、会社と一体となってリストラ「合理化」を推進する大企業労組が中心の運営で、労働者の雇用や生活をまもるという立場に立っていません。