南米の広い地域に生息するナマズの仲間で、 ロリカリア科プレコストムス、通称プレコと言う魚がいます、 殆どの人がプレコを最初に知るのは”苔取り魚””苔を食べてくれる掃除魚” としてだと思われます。実際はそうじゃ無いんですが。(笑) そのプレコの仲間で、比較的大きくならない 小型種の1グループが、ペコルティアです。 彼らの生息域は、ブラジル、ヴェネズエラ、コロンビア、ペルーと、 南米の陸水系に広く分布しており、主に、水流の早い水の澄んだ細流で、 付着藻類を主食として生活していると言われます。 彼らは、プレコの中で最も種類が多く、その殆どに学名が付いていません。 彼らの体色は主に、黄色、明褐色、暗褐色、を基調とし、斑紋、ストライプ、 ラビリンス模様が入ったものである。 彼らは、基本的に夜行性で、 昼間は流木や石の影でじっとしている事が多いです。 その際、自分の居場所に他の個体が来ると激しく攻撃をします。 ですから、飼育していても飼い主の前にはあまり現れてくれません。(笑) また、居たと思った瞬間隠れてしまいます。(爆笑) 彼らの仲間は大変な汚し屋です。(笑) 大食漢であるがゆえに、大量の糞が出ます。(爆) それなのに、汚れた水に弱く、 高水温を好むのに、酸欠に弱い(高水温だと水中の酸素量が減る)のです。 購入直後は大食漢な彼らが餌を食べてくれません。 それはもう不安になる程。(^^;) 何か少しでも食べてくれた瞬間はかなり嬉しくなります。(笑) そんな彼らですが、よく観察すると、なかなかに愛敬のある奴等です。 例えば、プレコは昼間、黒目の部分が”U”の形をしていますが、 夜になるとちゃんと丸い目になります。 時々ウインクや瞬きをします。 餌を食べる時は、全部の鰭を広げ、必死に食べてたりします。 私は見た事が無いですが、 どこにも吸い付いていないのに、仰向けになって寝る事もあるそうです。 こんな愉快な魚をあなたも飼って見ませんか? |