更新日記&徒然草。 →トップページはこちら

■8/31(日)「チャーリーズ・エンジェル・フルスロットル」
 またも夕方まで寝尽くしたあげく東銀座の東劇まで出てマックジー監督「チャーリーズ・エンジェル・フルスロットル」見る。この映画については、コンセプトからして肯定するしかないというちょっと反則なところがあるが、まぁ少々ボルテージ的に前作に劣る部分はあるものの、おおむね「やっぱイイなぁ〜」と頬っぺたゆるみっぱなしの時間を過ごさせてくれるハッピーな映画なのであった。
■8/24(日)お笑いイベント
 会社の主催でキッズ向け着ぐるみショー&お笑いイベントのスタッフとして働く。イベントというのはもうイレギュラーあってナンボの大変な世界ですな〜。しかし大いに楽しむ。ところで、流れ星、じゅんご、げんしじん、このへんの芸人の名前、みなさん分かりますか?たぶんうちのチャンネル以外ではおさおさ見ることのできない才能たちであるが、いや、本当オモロイです。もしどこかで見かける機会があったら、ぜひ見てみて下さい。特にじゅんごの「ファニーミュージック」は、ラジオでやったところ山形のリスナーから「もう東京にはついていけません」とまで言わしめた逸品。
■8/23(土)「パイレーツ・オブ・カリビアン」
 昼すぎまで寝尽くしたあげく、翌日のイベント仕込みで出社。しばし練習を行った後、有楽町まで出てゴア・バービンスキー監督「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」を見る。なかばで多少お眠になってしまったのだが、正統派活劇で特にラストの「三銃士」的アクションには大満足。オーランド・ブルームはもう一つ味がほしい感じだが、デップとラッシュでしっかり脇を抑えているので面目を保っているという印象。いかにもハンス・ジマー組的なスコアは映画を見ている時は燃えに燃えるんだが、いざレコ屋の試聴機で聞き直してみると「やっぱり買うのは少し慎重になった方がいいな・・」などと思ってしまうようなサジ加減だ。
■8/12(火)ミアイしなさい
 大学を5年もやって社会に出てから3年もたつと、そろそろ親というものは浮いたウワサ一つ聞こえてこない長男に危機感を持つものらしい。
 「あんたの叔父さんは、27から毎年お見合いして、35になってようやく結婚したんだから、あんたも決めるかどうかはともかく、一年に一回くらいミアイしたらどうなの、ミアイ、ミアイ!
 それを聞いた私の脳内で、桜の散る季節に「じゃ、後は若い人同士で・・」というセリフを気まずい空気の中に聞く自分の姿が思い浮かぶのだった。しかも、それが毎年同じ時期にあるものだから、既視感とともにそのセリフを聞いている。
 「じゃ、後は」「じゃ、後は」「じゃ、後は」「若」「若い」「若い人同士で・・」「若い人同士で・・」
 目が廻る〜。恋愛結婚してえなあ。

■8/11(月)お通夜
 新潟駅から新幹線に乗車した私は、大宮から初めて乗る武蔵野線を乗り継ぎ、小平に降り立った。
 突然の事態のため新調した礼服のいま一つ慣れない着心地と、新幹線ホームで吸った煙草の酩酊感は、一生とはいわないまでも今後数年は忘れられないものになるだろうと思った。
 境内は近くの焼却炉で焚かれている落葉か何かの焼ける煙でいっぱいにけぶっていて、その中で奇妙に現実感のない葬儀が進行していった。会社の見なれた人々とともに、彼の大学時代の友人とおもわれる若い人たちや、親戚と思われる年輩者たちが次々と集まってきており、狭い境内はみるみるうちに人で埋まった。それでもつい前日に会話していた彼がもう存在していないという喪失感は、実のところ胸に迫ってはこなかった。事件自体が理解を超える事態だったからだ。
 しかしながら、告別式に出席できない人たちに用意された故人との面会時間に、棺に横たわっている彼の顔を見た時にはさすがに、もう二度と動く事はない彼という現実を受け止めざるを得なかった。
 全ての可能性が切断されて還ることのない現実とか、素直ないい人間が早く死んでしまう理不尽とか、彼のおそらくは死に到る原因となったであろう危機にあたって自分が何も知り得なかった無力感とか、「今日会った人に明日また会えるというのは無根拠な楽天的思い込みに過ぎない」などといった断定とか、彼が死んで自分が生きているのはただ自分の図々しさのゆえに過ぎないという思いとか、
いろいろな感情が胸の中に林立し、収拾をつけることは到底できなかった。
 小平の中華料理屋で飲み込んだビールに酔い、ふらふらと武蔵浦和駅の構内を歩き回る私の耳に、ルービンシュタインが弾くショパンの「舟歌」が響いた。靄につつまれた緩やかな流れの中を、一艘の小舟に横たわった彼がゆっくりと上流の方にむかって流れていく感傷的な情景が、脳内を去来した。
 新幹線に乗って、夜半過ぎに新潟駅に着いた。

■8/9(土)帰省のさなかに
 鈍行でゆっくり新潟に帰ろう、と思っていたが結局昼ごろまで寝ていた。・・思えばそのころ、決定的なことは既に起こっていたのだった。結局夕方ころ家を出て、8時ごろの新幹線に乗るべくキャスターつきのトランクをひっぱって東京駅へ向かう。上越新幹線のホームで、ビールを一缶飲んで出発を待つ。そこへ会社の同僚から携帯メール。
 「Mのこと聞いた?」
 それだけなので、彼にあずけたビデオの事がただちに思い出された。うちのチャンネルで放送してもらえるように、イタリア旅行の映像をiMovieで編集したビデオが何かの理由でダメになったとか、中身があまりにたわけたものにすぎて「やっぱ放送するのやめました」とかなんとかそういう事だと思ったのだった。
 いや、あるいはもっと別の可能性も思い付きはしたが、そんなことは考えたくはなかった。
 すっかり酔っぱらって乗り込んだ新幹線がホームを滑り出してしばらく、二通めのメールが来た。
 訃報だった。
 Mは、自分よりも2つ下の同僚で、入社した時期はほとんど同じだった。
 例のビデオの件で前日も簡単に打ち合わせをしたばかりだった。
 しかし彼は、もうこの世にはいなかったという知らせだった。

■8/3(日)←たぶん「バトルロワイヤル2」
 新宿トーアで深作欣二監督「バトルロワイヤル2/鎮魂歌」見る。「今回みんなのクラスを担任する・・竹内、力です」には笑ったが、あとはどうにも劇的高揚に欠ける映画としか受け止められない。とりあえず子供ばかりのテロリスト集団の名前が「ワイルドセブン」というのがいきなり寒い。前作も寒い部分は多々ありつつ、学校という名前の戦場をくっきり描き出した素晴らしさで輝きまくっていたものだが、この映画はいかがなものか・・。秘密基地ごっこにしか見えん。
■8/2(土)「マトリックス リローデッド」
 この2週ほどフル休日なしで労働していたので、ひさびさに一日中休める日がやってきた。しかし今度は本業以外のところでチラシ配りの仕事が勃発。1時間ほどで配り終えた後昼からビール。うーん、昼からのビールは 極道 極楽。酔いをスタバでさましてから新宿へ。紀伊国屋でロバート・F・バースキー著「ノーム・チョムスキー 学問と政治」買う。伝記嫌いのチョムスキーに関する貴重な伝記。高校のころチョムスキーはすっかりフットボールに入れあげていたが、あるとき突然「自分は高校のフットボールチームをなぜ応援しているのだろう」という疑問が湧いて「そのように訓練されているからだ」などと思ったりしていたとか。昔からあーいう人だったようである。
 コマ劇前ミラノでウォシャウスキー兄弟監督「マトリックス リローデッド」。笑わせていただきました。システムが許す予想可能な範囲でのみ人を生かそうとする権力の存在に思いを致されるシーンはあるものの、後はよくわからん伏線張りと爆笑アクションのオンパレードだ。それにしてもこの映画、マトリックス世界の中は随分と作り込まれているのに、「現実」の方は「エイリアン2」あたりのセットとあまり変わってない感じだよね。


■7/20(日)素晴らしきイ草の香り>「ターミネーター3」
 池袋東急ハンズで、ローマから持ち帰ったピエロ・ディ・コジモの「ラ・マッダレーナ」絵ハガキを入れる額を購入。今回見た中で最も感銘を受けた絵画だったため、職場のデスクに飾っておこうと思ったためだが、品定めの中、家具売り場で発見したイ草地の座ぶとんにすっかり魅せられてしまい、衝動買い。
 もし新品の畳だけで作られた6畳間があり、「お客様がこの畳に寝転がる最初の方になります・・。存分に、寝転ぶも顔を擦り付けるも、居眠りも自由です」と言われて通されるような飲み屋があったら自分はいくら積むだろうか?などと妄想してしまった。ついぞ畳敷きから離れているこの数年がなければ、この衝動は有り得なかったであろう。引っ越すなら絶対最低一間は日本間のある賃貸だなぁと思った。
 さて池袋ヒューマックスでジョナサン・モストウ監督の「ターミネーター3」見る。「2」の展開を基本的に踏襲しているため、ほとんど(ほとんど、だ)意外性がなく、たしかにアクションはものすごいのだが全体的に図式的、表面的で熱いものを感じない映画だった。

■7/13(日)「ラットレース」
 「フルスロットル」見たかったんだけど色々あって結局いけず。WOWOWでジェリー・ザッカー監督「ラットレース」見る。バービー博物館だと思って入ったところがクラウス・バルビー博物館だというナチ・ネタには笑ったが、こんな一般映画のギャグに使えるほどバルビーって向こうでメジャーキャラなんだろうか。
■7/4(金)〜7/9(水)イタリア旅行
 母・祖母と近ツリのツアーでローマ行き。一人当り75,000円という破格値ツアーだった。旅行記はいずれ別に書くが、帰りの飛行機では「上海ナイト」見る。ドニーに期待してたんだが今イチ不完全燃焼な感じだったな・・。
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