更新日記&徒然草。 →トップページはこちら
■7 /31(水)BSマンガ夜話。
NHK総合でBSマンガ夜話「ブラック・ジャック」をやっている。・・・ヤバいくらい面白い。この手塚シリーズ、ブロードバンドでオンデマンド配信とかしねえかなぁ。
■7 /29(月)初TDL
but 下痢。
26歳になりますが、はじめて東京ディズニーランドへ行きました。・・・なのにいきなり下痢だよ!東京駅で正露丸買い、胃の中にバリバリ投入して舞浜へ。まんまスター・ウォーズを模した"スター・ツアーズ"では「エンドアへの旅へようこそ」とか言っときながら勝手にデス・スターを攻撃する身勝手さに怒りの火の玉と化し、"ミクロアドベンチャー"ではアトラクの中ですらダメ男役のリック・モラニスに涙し・・後は"スペース・マウンテン"とか"ビッグサンダー・マウンテン"とかゴーカートとかまぁとにかく主なものは大体乗りました。しかし来る前は「東京ディズニーランド」とか言っといて千葉にあるのには納得いかん!物申す!って感じだったが、帰りの時に思った。あれはやはり舞浜という土地に、京葉線という異常にホームが遠い(東京駅で)路線上の土地にあることこそが正しいと。だって東京駅で京葉のホームからはるばる旅して中央線のホームまで来た時、思ったもんね。「ああ、ここからが日常世界だ・・」って。
■7 /28(日)イイ顔してますぜ。「父よ」
WOWOWでジュゼッペ・トルナトーレ監督「マレーナ」見る。少年時代にあこがれた年上の女性の思い出をつづったセンチメンタル・ラブ・ストーリー・・・ってなつもりですか?「東京大学物語」みたいな主人公の妄想が笑えるが、そこ以外どうということのない映画でありました。さらにその後、スピルバーグ総指揮の戦争テレビ映画「バンド・オブ・ブラザーズ」。物心ついたころにテレビで「コンバット」見てた身からすると、かなりアツいテレビ映画っス。金かかってるなぁ・・。
ヤバい、もうすぐ終わってしまう!ってなことでシャンテ・シネに急ぎ、ジョゼ・ジョバンニ監督「父よ」見る。確かにジョバンニ本人にまつわる実話なんだろうなぁ・・と身にしみるような地味な展開で、申し訳ないが前半はかなり意識朦朧。ジョバンニが投獄される事件の輪郭も説明不足でよくつかめない。しかしそれを補ってあまりあるオヤジ、ブリュノ・クレメールの存在感が素晴らしい。また、父が打ち明け話をするいまいち不美人な娼婦といい、小ギレイさなどとは無縁だが、そんなものよりよほど重要な「イイ顔」をしてる役者たちを見ているうちに胸が熱くなる。ジョゼ・ジョバンニといえば・・の名作「穴」のサイン会シーンで終わるこの映画、思えば「マレーナ」と同様プライベートな思い出をささやかに綴った映画ではあろうが、味わいという点で言えば「父よ」の方が倍する。傑作ではないが、好感度の高い映画だった。
その後新宿で、会社のバイトの女の子がやってる日本舞踊の発表会を見に行く。トリの出し物は落語家とのコラボ「田能久」。ギャグ連発で、音楽もスカパラとか使っててとってもユニーク、日舞のイメージを覆すオモシロさでありました。
■7 /21(月)「少年時代」。それと「エピソード2」(二回目)
ほんとはこの日、銀座に「エピソード2」DLP上映見に行くのと併せて「父よ」か「チョコレート」でも見るつもりだったのだが、ロバート・マキャモンの傑作「少年時代」下巻にハマり、読み終わるまで家を出られなかった。アメリカ南部の小さな田舎町ゼファーで12歳の少年が体験する1年の物語、と要約すれば言えるのだろうが、それではあまりにもつまらない小説に聞こえるだろう。少年にとって、この町は世界と等価といっていいすぎでないほどに、あまりにも多くの魔法と驚異に満ちている。死者を飲み込んで黒々と横たわる底なし湖、町のまん中を流れるテカムシ川の底に棲む「川の主」や、カーニヴァルのトレーラーに積まれてやってくる恐竜・・。しかし最も偉大な魔法は、このような不思議と輝きを帯びた世界を見通すことのできる、少年時代特有の視力なのだ。この小説が感動的なのは、我々がとっくにすり減らしてしまったこの視力を再現してくれるからだと言える。またこの小説、長編小説中毒者を満足させてくれる冒険活劇としての側面も持っており、たんなるノスタルジー、ファンタジー小説には納まらない。そういう仕立てには見せていないが、実はとても贅沢な味わいの小説だ。「このミス」、世界幻想文学大賞、日本冒険小説協会大賞と、純文学以外のほとんどあらゆるジャンルから賞賛されているわけも分かる。いやあ、とにかく、傑作でした。
で、日劇で「スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃」二回目の鑑賞。退屈なラブロマンスをはじめとして欠点の多い映画だと思うが、何よりアナキン・スカイウォーカーの暗黒面への傾倒を描きはじめるべき作品なのに、それを表現する映像的アイデアに乏しいのには失望させられる。出てくんのはマスターへのグチばっか。ここぞ肝心というシーンは1カットだけで処理されてしまうし・・。そんなわけでアナキンの出てこないシーンの方が面白い。オビ=ワンと張り合うジャンゴ・フェットがとにかくカッコいいです。・・もっとバリバリ暴れてほしかった。メカニックも開始早々あらわれる優雅きわまりないロイヤル・クルーザーを始めとして、かなりイケてる。日本特撮映画の誇る超兵器"メーサー殺獣光線車"(としか思えぬモノ)も登場!!そういや「少年時代」の長ーい謝辞の中に「ラドン」とか「地球防衛軍」とか入っていたが、やっぱりルーカスもこのへんにはかなり通暁してるんでしょうな。そして何よりジョン・ウイリアムスのスコア。かなりお安いナタリー・ポートマン(首に肉ついてんのが悲しい)とヘイデン・クリステンセンのロマンスの結実を、それでも心震えるラスト・シーンに見せたのはウイリアムスの名旋律以外の何ものでもありません。当然サントラ必携!
ところで、着いてから気付いたが日劇は別にDLP上映じゃないじゃねーか!!トイ・ストーリー2の時にDLPやってたから当然今回もと思っていたのが敗因。実はお堀端近くの日比谷スカラ座なので、これから挑む人はお間違えなきよう・・。でも日劇は新宿武蔵野館よりスクリーンでかかったし、音響もよかったので二回目としては満足でしたが。
■7 /20(日)ゴースト・オブ・マーズ
すっかりご無沙汰。すみませんねえ、この間「クローンの攻撃」も見たのに一言も触れてません。しかし明日はDLP上映館でもう一度見ようと思っているのでその際にまとめて・・とか予言した時に限って書かなかったりするんだよね。そしてその後ろめたさからコンテンツが自然消滅とか。ありうる話。
CGがもはやフイルムをも必要としないカンバスなきイマジネーションと化した「スターウォーズ」の話はどこへやら、今日はシージーのシの字も使ってなさそうなローテクSF、ジョン・カーペンター監督の「ゴースト・オブ・マーズ」を見て来た。テラフォーミング(こんなSF単語、解説もナシに字幕に入れていいのか?)が進みつつある火星で、謎の遺跡から噴出した謎の気体。これが火星先住民族の魂が毒霧と化したみたいな感じのもので、この毒霧を吸った人間はたちまちマリリン・マンソンみたいな顔になってギャース!周囲の人間族を殺しまくる殺人マシーンと化すのだ〜!生き延びたいなら、ヤツらをブチ殺すしかねェ〜!という目からウロコの低能SFだ!!まあでもこの映画のナターシャ・ヘンストリッジは「トゥームレイダー」のジョリーの百倍カッコいい。志保美悦子の映画とか好きな人は必見でしょう。ラストシーンはシビれるなぁ。こういう感じの絶妙のヒキって、最近の映画じゃちょっと見れない感じ。
タワレコとHMVでCDごっそり買う。しかし「クラシック2002」ってこれ、ボンドとかハンス・ジマーとか、フォン・オッター&」エルヴィス・コステロとか、これじゃ「クロスオーヴァー2002」じゃねえの、って気も。いきなりアルバム冒頭でラッセル・ワトソンの「ボラーレ」・・一番搾りかよ!でも安いんで買っちゃいました。
■7 /1(月)晴れろ空!溶けろ氷!
うちの冷蔵庫の中は製氷室部分が結露のためか氷結しているのだが、日に日に、そうしてできたその氷塊が大きさを増していて、今となっては、もはやどうにもならないところまで来ている。氷塊が大きくなり過ぎて製氷皿を取りだせないので、バーボンに氷を入れることができないほどなのだ。もういい加減堪え難いというところまできたので、今日こそはこの閉息状況を打破せんと、一大決意をもって冷蔵庫の運転を停止し大氷塊を溶かすことにしたのであった。この日までに卵などの痛みやすい食材を消費していたこともあり、全部出して庫内にタオルや雑巾を敷き詰め、ひたすら氷塊が溶けきる時を待つ。ついでに、たまっていた洗濯物を一気に洗う。昨日の段階では今日は午後から晴れの予報だったはずだが、無情にも空には雲がたちこめ、空気はこのうえなく湿っている。しかたなく近所のランドリーで乾燥機を久しぶりに使う。乾燥しきるのを待っている間、溶けかけた氷塊の水分を吸ったタオルを搾って取り替えたり・・、ああ、もっと休日っぽいことがしたい!!
そんな心の叫びに負け、せめてレイトショーなりとも・・、と新宿へ。新宿ジョイシネマで三池崇史監督「新・仁義の墓場」見る。恩のある人々をも手にかける狂犬ヤクザ、「ヤクネタ」と言われる爪弾き者の絶望的な人生を描いた深作欣二監督の傑作「仁義の墓場」のリメイク。深作版とはまた違った形だが、ひとかけらの同情にも値しない人間、反・存在ともいえる無軌道な暴力の固まりを描きながら、圧倒され、感銘を受ける。岸谷五朗、有森也美ともに素晴らしいが、美木良介もまたイイです。
思ったが、三池崇史監督にはジェイムス・エルロイの小説を映画化したりしてほしい!多分いま、世界の誰よりもその大役に適任ではないか?という気がする。とか周囲が勝手に思っていざ撮るとすっごいヘンな試みとかしそうだが、そこも含めて期待したい。「ビッグ・ノーウェア」撮って!
劇場からの帰り道、新宿の蔦屋でAkikoのニューアルバム「HIP
POP BOP」、オアシスのニューアルバム「ヒーザン・ケミストリー」など購入。
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