■6/25(日)
ひさびさなので、ちょっと細かく書こう。
夜勤バイトの方はひたすら仕事待ちだったのだが、入る予定の仕事がまったく来ず、そうこうしてるうちに朝になったので、タイムカードだけ押して会社のソファで寝る。
起きると11時過ぎ。また日曜の半分をムダにしてしまった‥‥。中央線で中野まで戻る。ブロードウェイのフジヤAVICでセールをやっているので寄ってみると、おお、ジョン・ウイリアムスの「スーパーマン」再録音盤が900円で出ているではないか!早速イタダク。他にはプレイスネルの「ふたりのヴェロニカ」サントラ、新盤が売れ行き好調(っぽい)の綾戸智絵"friends"、エイミー・グラント(昔好きでした)の"House of Love"、ライヒの「ドラミング」他が入ったグラモフォンの二枚組。ライヒというとノンサッチ・レーベルという印象が強いが、グラモフォンでも出てたんスね。
小雨の中チャリンコで帰宅すると、NHK出版からやっと通知が着いている。開けなくても中身は分かっているとはいえ、開けてしまう。言わずもがなの「マコトニザンネンナガラ」文面である。かなり事務的。行数5行(カウントすんなって)。確か、6月中のなるべく早い時期に文書連絡と言う話だったが、どうせ早い段階でハネたんだろうから、もっと早く通知してくれてもいいだろうに。血まで採ってんだからさー。
気分的には最悪ながらもとりあえず投票に行くんだが、すぐ裏の小学校が投票所なので、米を研いでスイッチ入れてから出かけることにする。
投票済んでカレー食って、チャリンコでワーナーマイカルシネマ板橋へ。リドリー・スコット監督「グラディエーター」の二回目を見るのが主目的だったが、気づけば「アイアン・ジャイアント」がもうすぐ終わってしまうので、とりあえず昼の回でそっちを見ることにする。はじめての道をプリントアウトしたマピオンの地図で行くので、当然のように迷ってしまう。結局本編チョイ始まったあたりで入場。
後半あたりからはもう泣きっぱなし。「これで泣けない奴は冷血動物だろう」とまで思いもしたが、反面、3年くらい経ったらジャイアントがナニするシーン以外は「覚えてないが、いい映画だった」みたいな風に忘れている可能性もある(「ショーシャンクの空に」みたいな感じで)。だが、とりあえず最大級に推しておきます。「インサイダー」みたいなデブ専退屈映画を見るより、これを二回観ろ!くらいに。
晩飯をマックで食っていると、ラストあたりで突如黒スーツ茶ロン毛黒肌の、なんか渋谷でスカウトやってる人によくいるルックスの人らに、ヤマンバギャル交えた大集団が入ってくる。ほとんどマックの二階席が占領されてしまうほどのこの大集団、いったいなんなのだとオソロシゲに見てると、隣の席でロン毛男性が素人さんらしい若者にクリアファイル開いて説明している。
「で、一ヶ月で23万くらい稼げるわけよ…」「友達紹介して…」「それで、最初にやっぱり14万は借りるわけだけど…」「これは借金というより投資って考えて貰えばさ…」「始めれば、すぐ返せるんだよ、オレもまわりのこいつもみんなすぐ返してるし…」「要は、君がこのビジネスに参加するかどうかなわけで…」「オレらのマネすればいいわけだからさ、楽なもんでしょう…」
どっ、どういうお話なんでしょうか?しかもこんな大集団で、ファーストフードで?ヘタなスリラー映画よりもよほどスリル感じながら、その人波をかき分けてマイカルに急ぐオレ。結局「グラディエーター」レイトまでの時間をサティ内のスターバックスで過ごすことになってしまった。トホホ。
さて、ワーナーマイカル板橋はTHX方式のスクリーンが二つあり、「グラディエーター」は対応の第8スクリーンで上映中。で、ここはレイトショー9時以降に入場の場合は一律1200円という割引をやっているのだ。これはトクである。ただ、「グラディエーター」は長尺のため、9:20の回だと終わるのが12:05という時間であり、電車の人はとても怖くて利用できなそうであるが。「グラディエーター」本編に関しては別項を設けて詳しく書くつもり。
終演後、霧雨の中家路を急ぐ。またしても迷ってしまい、帰宅は1:00頃になってしまった‥‥。
■6/18(日)
有楽町スバル座でジェイク・スコット監督「プランケット&マクレーン」を見る。いやあ、予告では期待半分、不安半分だったが、期待を裏切るちんけなデキであった。そんなにクソ・ボロ作とも思わないけど‥‥。やたらきったないロンドンのイメージを出してくるんだが、それにしてもジョセフ・ロージーの「ドン・ジョバンニ」を思い出すなァとそこここで思ったのは、プラハでロケしているせいだろうか?
■6/16(金)
バイトが8時すぎに終わった後、渋谷へ。映画サイト「12:19地球発」のオフ会。今回は飲みだけの参加である。あんまり映画の話をした覚えがないが‥‥。
■6/15(木)
バイト先がケーブルTV局ゆえ、ケーブルTVフェアに会社の方に連れていってもらう。これは「研修」と考えてイイのか?デジタル放送について色々見聞させていただいたり、普段見ない現場の機器を間近に見たり、CSチャンネルのグッズをもらったりする。といってもグッズを貰おうとすると代わりとばかりに「お名刺」を要求されたりするので、一バイトの身としては、積極的に貰いにいくわけにもいかなかったが‥‥。
営業熱心なCSチャンネル業者の方がすすんでオレの方に来て「◯◯でございます!よろしくお願いします」と名刺を見せてくるので、なんと対処したら良いか困ったあげく、言うに事欠いて「そういうんじゃないんで‥‥」などと言ってしまう。そういうんじゃないんだったら、なんなんだオマエは!?という視線の痛さを背中に感じつつも、今は縁遠きWOWOWのブースなどを横目に見るオレなのであった。
■6/14(水)
中央図書館から借りたビデオでフランクリン・J・シャフナー監督「ブラジルから来た少年」を見る。グレゴリー・ペックがちっとも貫禄のない悪玉を演じている凡作。このハズレっぷりの責任の半分くらいはペックにあると思う。
■6/13(火)
杉山隆男「きのうの祖国 東欧崩壊」読了。かなり良質のルポ。東欧を見る眼が変わること必至という意味でも必読だけど、もっと大きな定規で言えば、歴史の崖っぷちにいつのまにか立たされた「普通の人々」が、何を思い、どう行動したか、ということのドラマという意味で感動的であり、しかもそのドラマがほぼ同時代の、ほんの「きのうの」話だったという事の衝撃に心を動かされずにはいられない。好著。
■6/11(日)
白泉社の筆記試験。9時半からお茶の水の総評会館で、なんと4時まで続くという話。女の子が多いだろうなあと思っていたが、「花ゆめ」出してる出版社だって知らねえんじゃねえの、という感じの男子がドッサリ来ていて、顔ぶれは男女半々程度。出してる漫画に関する問題が出るぞと聞いていたが、一般常識試験の用語解説問題にて三問それっぽいものが、「ベルセルク」「ビジェイ・シン」「イアン・ソープ」と出ておりました。「ベルセルク」は流石に読んでいたので書けたが、あとの二つは空白。なんかのキャラクター名なんでしょうか。作文は「野望」をテーマに800字のショート・ストーリーを書くというもので、二つ条件が課せられている。1.主人公は20歳代の女性であること、2.携帯電話を登場させること。創作は久しぶりだなぁと思いながら凝ったものを作ってみたが、タイトルを付けぬまま時間が来てしまった。こけたか。
昼食休憩の後、SPIの英語、国語・数理、性格診断。英語はNHK出版でやったのと全く同じものが出たが、その後の国語・数理は一段階くらい難易度高そうなものが出た。性格診断は、ありゃ鉛筆持つ手が疲れるだけですな。延々書きに書いて4時。
■6/8(木)
NHK出版の役員面接。6人の役員がズラリ並ぶテーブルの前に座らされての面接に簡単にプレッシャー負け、シドロモドロになり、久々に深刻な自己否定状態に陥る。しかも後に健康診断が控えており、しっかり血まで採られてしまう。
精神的にも血液的にも(笑)薄くなった状態で彷徨のあげく、気づくとキネカ大森に。中川信夫監督「亡霊怪猫屋敷」と「女吸血鬼」を見る。いや、こんな精神状態のせいなのかどうか知りませんが、両作ともあまり面白くなかった。前者は、なにしろ猫がけっこう可愛い(笑)ので、あまりこわくない。猫が化けた老婆はコワいっつーよりはメイクが面白い部類に入るし‥‥。現代の化け猫屋敷に住んでしまった若い医者夫婦が屋敷の古い因縁話を聞かされるという構成で、現代篇がモノクロ、時代篇がカラーで撮られているのはけっこう面白かった。
「女吸血鬼」は、女の吸血鬼が出てこない(笑)。出てくるのは女の血を吸う天知茂なんだが、ソフト帽に黒サングラスの天知、「サムライ」のアラン・ドロンを思わせるシブさ。しかしいざ吸血モードに入るとその顔は超人ハルクに‥‥彫像にされた三原葉子の硬直演技には、「黒蜥蜴」の三島由紀夫を想起させられ、思わず失笑。
■6/7(水)
6月の映画サービスデー。サブ監督「MONDAY」、マイケル・マン監督「インサイダー」、フランコ・ゼフィレッリ監督「ムッソリーニとお茶を」を見る。
「ムッソリーニとお茶を」は、久しぶりに「見てよかった」と素直に言える傑作。ちょっとシュミに合わないトコもなきにしもあらずだが、個人的には「ライフ・イズ・ビューティフル」よりイイ感じのイタリア映画である。で、前二者は、まぁ見ない方がマシとまでは言わねえけれども、「ムッソリーニとお茶を」を見てしまった今では、見ても見なくてもどっちでもいい映画だよウン、と言ってしまえる程度の映画でありました。
■6/6(火)
バイト代が入ったので、公共料金&新聞代を払う。
ついでに雑誌を買う。初めて「relax」を買ってみたが、この雑誌、文章がとても読めたもんじゃない。符丁だらけで、まるでオタク雑誌のようである。山手線で新宿以南に行かない人にとっては何の価値もない雑誌だと思うが、これ全国区で売ってンのか?犯罪だろう。
あとは「東京人」、「花とゆめ」(白泉社の筆記対策)、「インターネットマガジン」だ。雑誌に2800円も払うのはめずらしいことで、いつもひやかしばかりの近所の本屋でこんなに高額の買い物したのも初めてだ。手提げ袋を用意する店主の「ありがとうございます」に、あからさまにリキが入っていた(笑)。
金券ショップで買った試写状で金子修介監督「クロスファイア」を見る。矢田亜希子が好演、美しく撮れているのはイイ。が、未成年ゆえに法を逃れる快楽殺人者という「悪」が、鳥肌が立つほどの悪に描き切れていないのが厳しい。伊藤英明を筆頭にどうしようもない演技の男性俳優陣も原因だろうが、金子修介にはやはり「怒り」をかきたてる演出は無理があるようだ。せめて、未成年犯罪者役が「蛇女」の山城新伍だったなら…、いや、その想像は間違ってるか(笑)。
あとは、CD。タブラトゥーラの「蟹」、バルビローリのブラームスBOXなど、かねてから心に定めていたものの他、モンテヴェルディのマドリガル集、ブリテンのモーツァルト、ペルト、タラフ・ドゥ・ハイドゥークス等、目についたお買い得&オレ的注目盤をザクザク買ってしまう。
■6/5(月)
宮部みゆき著「スナーク狩り」読破。限定された物語時間にプロットがぎっちり詰め込まれ、一気呵成に読み終えられる緊張感あふれるスリラー。上質です。
近所のまんが喫茶で「ベルセルク」を読破すべく、今15巻まで読んだところですが、こりゃオモシロイね。今まで敬遠していたのが勿体ない傑作である。買い揃えようかな…。
先月終わりにカウントしたのに乗じて、2月から各月の映画本数をカウントしてみたが、2月が27本、3月が40本、4月が32本、5月が20本という状況であった。企業に出してるエントリーシートにはハッタリ半分で「趣味:映画鑑賞(月10〜40本程度)」などと書いてるが、まんざらハッタリでもないね……っつーか、事実だった(笑)。
森クンがなかなか挑戦的な態度なので、衆院選は共産党に投票してやろうと思うのだった。
■6/4(日)
もう夏です。夏といや怪談、中川信夫だ!
というわけで、キネカ大森の特集上映「中川信夫 怪奇との戯れ、死の幻影。」にて、「東海道四谷怪談」&「怪談 蛇女」を見る。「四谷怪談」は以前ヴィデオで見ており、その時はフスマ・ホラー的コワさに震え上がったのだが、二度目ともなるとむしろキッチュな表現に唇を歪ませられる事多し。あの、戸板返ししまくりの末に訪れる戸板ワールドへのトリップはいつ見てもやり過ぎで良い(笑)。伊右衛門が物陰と言うには暗すぎる闇の中で毒を盛るシーンは実に素晴らしく、オレ的には全編の名シーンに挙げたいと思う。「蛇女」は、お化けはそんなに怖くないのだが、とにかくスケベ心を縦横無尽に爆発させる山城新伍が素晴らしい。「このブタ〜!とっとと祟り殺されちまえ!」と思わずにはいられないこういう濃い悪役の登場こそ、今の映画に最も欠けている楽しさではなかろうか?って何言ってるんだって思われるかも知れませんが。
■6/3(怒、じゃねえ土)
ビデオでアトム・エゴヤン監督「スウィートヒアアフター」を見る。話法が心地よいが、話はやたら切なく、テーマは難解な映画だ。登場人物たちの、失われたものに対する悼みの仕草が印象的…というくらいしかコメントできない自分が歯がゆいね。
で、新宿ピカデリーに出向いてロマン・ポランスキー監督「ナインスゲート」。ローズマリーとは違い、本場ヨーロッパを舞台にくりひろげられるオカルト劇ということである期待をして行ったのだが、いやはや、つまんない映画だった。デップの稀覯本ゴロみたいな役回りは良い。こういう役柄を魅力的に見せられるのは、あるいはデップ/ポランスキーの強力タッグ故なのかもしれないが、お話ももっと魅力的にしてほしかったなぁ。
■6/2(金)
東北新社の募集要項を取りに行くべく、バイトを早退。営団の青山一丁目駅から赤坂まで歩くが、ようやく手に入れた要項には「既卒者不可」と余裕で書いてある。頼むから、そういうことは先にホームページに書け。帰宅してぐうぐう寝る。