これは、わたくし(さとけん)がPC/AT互換機のマザーボードを(ただで)貰ってしまったおかげで遭遇するLinuxとの涙の記録である。

その1:Linuxとの出会い
いまどきただで物をくれる人がいるとは、世の中捨てたものではない。 これは同僚からの1通のメールから始まった。
そのメールの内容とは、「自作PCのマザーボードを新しくしたので、古いマザーボードが要らなくなりました。欲しいならあげますよ」という事だった。 しかも話しによるとCPUとメモリも一緒にくれるというのだ。 「でもなぁ〜、自宅にはマック(PowerMacintosh 8500/150、2年前に230Kほどで購入)もあるし、自宅に2台も要らないよな〜」なんて思いながらも結局頂くことにした。
PC-UNIX以外のOSの選択も考えたのだが、某Micr○s○ftは好きではないし、仕事でUNIXを使う機会があったのでコマンドも二つ三つ覚えたし....(その程度?)....と言う事で、本屋さんでインストール用のCD-ROM付きでインターネット接続まで解説してあり、安い(ここが重要)本を探したら、Linuxのちょうど良いのが見つかったというだけで決めてしまったのです。


その2:PC/AT互換機の組み立て
マザーボード+CPU+メモリだけではLinuxは走らない。とりあえずPC/AT互換機を組み立てよう。以下に頂いたものリストをあげておく。
マザーボードGA-586DX
CPUPentium 200Mhz
メモリ32M EDO-SIMM x2
今となっては少々力不足ではあるが、Linuxは軽いと聞いたことがあるので十分だろう。 他にもSCSIのCD-ROMを某マ○ルさんに頂いた。マック用の2倍速キャディ式というなかなか渋いものである。うまく認識してくれると嬉しいのだが....
他のものは購入することにした。ケース、ハードディスク、フロッピー、ビデオカード、イーサネットカード、キーボード、マウス、その他小物がいろいろで、しめて6万円ほどかかった。