「らくーん」の巻

ホンダ「ラクーン」千代屋3号
(モデル武藤くん)


今回 式根島のレンタサイクル屋にてホンダ社製電動アシスト自転車「ラクーン」を発見した
都会に生活している限りでは「自転車を借りる」という行為すらしないであろう

もちろんこんな「おいしそうなネタ」を我が実験小隊が見逃すわけがない
早速「サイクル大臣」の看板をかかげる「千代屋」さんでレンタルしてみた
料金は1日2000円 普通の自転車よりか3割増しくらいの料金
そして借りたのは「千代屋3号」
なんともたのもしげな(?)名前である

おじさんから簡単な説明をうける
バッテリーは使いっぱなしで3時間とのこと
走行中でもスイッチのON・OFFが可能なので場面によって切り替えれば
延命措置がとれる

カギ穴は計3ヶ所 バッテリーラック用とスイッチ 後は鍵
この三つのカギの形を一つに統一してあるのは細かい気遣いであろう
重量は持った感じ10kg以上
タイヤはちょっと太めのママチャリ用
変速機は3段 ただのギア大きさを変える従来のタイプである

モーターなどの駆動部を下に持っていって重心を下げる努力が見えるが
しかし 一番重いバッテリーをかごの後ろに装着するのがたたってトップヘビー
バランスは悪い

バッテリー自体の大きさはB5ち大き目サイズで厚さ約4cmとても重い
この大きさをカバーするためにかごの後ろにバッテリーラックをもうけたのであろうが
それが致命傷となっている
せいぜいバッテリーの取り外しがしやすいのが利点であろう

まずはアシストを切って乗ってみる

重い ただ「重い」
しかも前のかごがバッテリーラックも兼ねているので
フレームに接続されているため
普通の自転車の感覚でいくと「ハンドルを切ってもかごまっすぐ」でちとつらい
トップヘビーなのでずいぶんふりまわされる

次にスイッチON!!
漕ぐと後ろから誰かが押してくれている感覚
不安になって振り向いてしまうほどである

平地 下りではどんどん増速していく
恐いくらいである
ここでも重心位置が上にあることが災いしてカーブがこわい

登り坂に挑戦してみる

一漕ぎするたびに「ウイーン」とモーターが回る音
確かになにもないよりか楽であるがそこそこ力が必要である

そうだなぁ 結論を出すとすると
重い時間制限のある自転車を使うか
軽い普通の自転車を使うか・・・

迷う所である


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