「明日葉系二種」の巻

あしたばドリンク 明日葉茶


明日葉という植物がある
「今日芽を摘んでも明日にはまた生えてくるから」
そんな意味でこの名前になったらしい

なんともパワフルではないか!!
人間だったらこうはいかない

そこに目をつけられ古来から「滋養強壮アイテム」として珍重されてきた
この明日葉が他の滋養強壮系と違う所は
モノが単なる「葉っぱ」で
勝手に自生しちゃって取得が簡単な所

そこで東京諸島振興委員会の方々は考えた
「この明日葉を前面に打ち立ててPRと実益を兼ねた商品を・・・」(推測)

そこで出来ちゃったのが(推測)
「あしたばドリンク」と「明日葉茶」

黄緑色のラベル 中央に見える白い影が根です 「うーむ・・・」

まずは「あしたばドリンク」

容器は通常のドリンク剤(L)系の大きさ
やけに明るい黄緑を基調にしたラベルデザイン
「スタミナ健康美容」飲料らしい
味はリポDに水を加え何かのエキスを足して煮た物の上澄みをすくった感じ

コクもないのにキレもない
「良薬口に苦し」とはこの事であろうか・・・

しかもこのドリンクよく見ると異物混入系飲料
「あしたば根」と言われる3cmくらいの短冊状の物体が入っているのを発見

なにやら「噛んでお食べください」との記述アリ
食べたのだが味などあるわけもなく
奇妙な食感
口の中に気まずい雰囲気が広がった

「んんっ?!」 「げーっ」 「売っていのか・・・」


「純国産!!」 原材料表 「なんかなぁ」

お次に控けぇえますわ「明日葉茶」
今流行りの"無糖系"だ

タイトルは"純国産飲料"・・・
「缶の素材も国産か?酸化防止剤もか?」と思わぬツッコミを入れたくなる

八丈島産の特選茶葉を厳選・使用しているらしい
脂っこいモノを食べた後やスポーツ後の水分補給によい
そう書かいてある

ここでふと気がつく
この「明日葉茶」の狙い所はどうやら「烏龍茶」のシェア

人間の味覚は千差万別
それも可能かもしれない
出涸らしの薄いほうじ茶が酸化したような味を見直せば・・・

「まあ飲めるじゃない」 ←「どこがだ!!」 「ぬぬ・・・」


評価
「名物に上手いものナシ!!」を地で行く
明日葉系土産なら他にも美味しい物が沢山あると思う

使い道
まずいけれども破壊力としては中級レベルなので
軽いジャブ的ツカミ系として使う




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