「もの忘れ」について
シャンプーが切れた
買ってこよう買ってこようと思いつつ
ついつい忘れて風呂場で途方にくれる
そんな経験はないだろうか?
普段は買わない物をついつい買い忘れたり
通常のルーチンに入っている物をうっかり買い忘れたり
そんな事から始まって
ボールペンをどこに置いたか思い出せなかったり
その部屋まで行ったはいいが何を取りに来たのか忘れたり
テレビで見たあの店の場所がどうも思い出せなかったり
口をついて出た鼻歌の次のフレーズが出てこなかったり
曲名・アーチスト名が出てこなかったり
頼まれ事をついついすっぽかしてしまったり
停車駅を抜かしたり
給油口のキャップを閉め忘れたり
パソコンの電源を切り忘れたり
まいっかと笑えるものから
冗談にならないものまで
「忘れる」という行動には枚挙に暇がないほど世の中に溢れている
気づいた瞬間「あー俺ってそんなに間抜けだったっけかぁ?」なんて落胆する事もしばしば
脳の一部であるなんとか野のなんとか細胞が分泌する
なんとかホルモンがなんとか神経に作用してうんぬんかんぬん
まあ難しい話は学者先生にお任せするが多分こんな感じなのだろう
一瞬前まで覚えているのに棚の前では意識の外に飛んでたり
そうかと思えば
ふとした拍子に「あ・・・そーいえば・・・」なんて思い出したりする
あまり重い忘れ物は思い出すと悲しくなるから置いておいて
軽いうっかり忘れた物を
どこまで覚えていたか自分の行動や記憶をトレースしてみるのも一興だ
「あーあそこまで覚えてたんだけどなぁ」
その「モノ」に対する意識が完全に飛ぶ瞬間
あなたはそこまで迫る事ができたであろうか
まあそこまでできたなら忘れてはいないのかもしれないけれど・・・
そんなこんなで今 我が家のシャンプーはきれている