マダムとポチの

のんびりSurfers Paradise滞在記

2009.6.257.1

Jetstar航空の座席とシートベルトのみのフライトを

利用してオーストラリアのゴールドコーストに飛び

ました。滞在したSurfers Paradiseのホテルの部屋

からは毎日のように朝日を眺め、XXXXビールやカプ

チーノを堪能しました。エコガイドをしている旧友に

プライベートで 世界遺産を案内してもらい、あらた

めてこの国の奥深さとすばらしさを体感しました。


6月25日(木)曇 4,500歩

 14:51発のバスで国分寺に向かい、JR快速電車で15:25吉祥寺に到着する。16時発の成田空港行きリムジンバスは10人程の乗客で、途中で多少の渋滞はあったものの定刻の18時よりも10分程早く空港第二ターミナルビルに到着する。

 Jetstar航空のB−カウンターにはチェックイン開始の時間前だと言うのに既に大勢の乗客が列をなしており、殆どの人が大きい荷物やスーツケース等を持っている。18時のチェックイン開始からしばらく待って、B−4カウンターで搭乗手続きをし、スーツケースを預ける。私たちは座席とシートベルトだけの格安の航空券で、座席も発券時に決まっており、30-A,Bである。

 4階のレストラン、Pauseで6:20〜7:00の間、ホットサンド&コーヒー、グリーンサラダ、生ビールの夕食をして、お土産用に週刊誌2冊を買い、シャトルで搭乗口に向かう。サテライトの売店で機内用にミルクティーを買い、北端の88—Gateに向かう。

 JQ12便定刻20:25発、ゴールドコースト行きA−330-202型機は機材の到着遅れのため約40分遅れて21:05、88−Gateより出発した。機内は所々空席があるが、ほどほどの乗客数である。搭乗券を購入する際、食事や毛布、イヤフォン、ゲーム機、ノート型ディスプレー等をあらかじめ購入又はレンタルするシステムで、勿論機内で購入することもできる。私たちは座席とシートベルトだけのチケットであったので、唯一のサービスは350mlの水のみであった。飛行機が上空に達して、水平飛行になるとこれらのサービスの販売が始まった。ポチは赤ワインau$6.5とつまみのナッツau$6.0を買い、その後赤ワインを1本追加した。マダムは持参したあんぱんをミルクティーで食べ、何も買わない。機内は寒かったようで、マダムは持参したジャケットでは足りず、ポチのジャンバーも使っていたようである。到着前の現地時間で5:45頃東の空の雲の間から朝日が見え、あわてて写真を撮る。

 

6月26日(金)曇 空港15℃ 気温22〜11℃ 14,500歩 

 ゴールドコースト空港到着は定刻より約50分遅れて7:07、日本との間に+1時間の時差があるので約9時間のフライトであった。天候は曇、気温15℃とのことである。聞くところによるとこの航空会社のフライトはいつも遅れることで有名だそうである。ゴールドコースト空港は現在拡張工事中で、駐機場から歩いて到着ゲイトに向かう。

 入国手続きと税関検査を受けて到着ロビーに出ると、待っていた送迎車の運転をしている日本人の女性の案内で車に向かう。今日は私たち2人だけの送迎だそうで、最近日本からの観光客は新型インフルエンザの影響で激減しているそうである。そういわれてみると以前はどこにでも日本の団体客を見かけたが、今回は街の通りや観光地でも日本人の姿を見ることは珍しい。

 空港からホテルのあるサーファーズ・パラダイスまでは車で30分程、運転しながらガイドをしてくれ、Courtyard by Marriott Surfers Paradise Resortに8:25到着する。

 このホテルに今日から6日間滞在することになるが、ホテルのドアーを入るといきなり「かべのさん」とボーイに声をかけられて驚いた。彼の説明によると、私たちの友人で現在この地でエコツアーのガイドをしているOさんと彼、マイケルさんはかってこのホテルで仕事をした仲間であり、私たちがこのホテルに滞在することを知っているOさんが昨日ホテルに訪ねてきたそうである。

 チェックインは14:30からであるが、9時にはマイケルが部屋に案内してくれた。私たちの部屋は25階のOcean Viewでバルコニーからサーファーズの海岸がよく見える。部屋にはOさんから赤ワインとチョコレートが届いていた。

 顔を洗って身繕いをし、Surfers Paradiseスタイルになってカビルモールからビーチまで歩き、カビル通りのオープンカフェ、Rishで念願のGold Coastスタイルの朝食をする。ポチはベーコンエッグ&トースト、マダムはポーチドエッグとトーストそしてカップに盛り上がったカプチーノ。

 Orchid Av.を歩いて懐かしい店や新しい店を見物する。この辺りは再開発中で、工事が行われているところが多い。Elkhorn Av.をBeachまで歩き、再びChevron Renaissanceまで引き返す。スーパーマーケット、Colesで買い物をし、JCB plazaでツアー情報を仕入れ、巨泉のOK storeで土産物を買う。ホテルに隣接したCavil Mallの地下にあるスーパーマーケット、Woolworthsで牛乳や果物を買い、ホテルの向かいにあるリカーショップでXXXXビールを買う。

 2:25から1時間程部屋で休憩し、DFSに出かけて土産のバッグを買い、ホテルの周りの土産物屋でわさび味のマカダミアナッツを買う。マカダミアナッツはハワイの特産品かと思っていたがオーストラリアが原産地とのことである。

 毎週金曜日にビーチサイドの道路で開かれる金曜市、Friday Marketに17:30から出かける。このMarketにはこのビーチを訪れるたびに来ているが、その度に市に出ている品物が違い、この街の年ごとの変化を伺う事が出来て楽しい時間である。特に手造りのものが多く、この地の人たちの生活ぶりに触れ、変化の早さに驚嘆する。今回は色々な味のマカダミアナッツを試食しながら買い求める。

 夕食はOrchid Av.のThe Captain’s Table で、19時から20:15までクラムチャウダー、サーロインステーキ、ブラウンフイッシュの揚げ物を赤ワインで頂く。食後Chevron Renaissanceまで散歩し、Colesでサクランボを買い8:35ホテルに帰る。

 バルコニーからビーチを眺めながらサクランボをつまみにしてXXXXビールを頂く。マダムが風呂に入っているうちにおやすみなさい。

 

6月27日(土)曇→晴 9,500歩

 今朝はあんぱんの残りや大きなみかん、コーヒーの朝食である。6:38が日の出の時間であるので6:25から待機していたが、雲が厚く日の出は見えない。6:50から1時間程surfarseの海岸を散歩したが、太陽は顔を出さない。そのせいか肌寒いが、サーファーや散歩の人は多い。今年5月の暴風雨でビーチがえぐられ、海岸線が変わっているのに驚く。9m程の高波で、海岸の砂が2〜3mの高さまでえぐり取られて、段差ができている。

 前回まで3回滞在していたPeninsula Apartmentは健在だったが、レストランは改築中である。その向かい側に建築中だった世界一高いアパート、Q1は完成して、その展望台はau$19.0でツアーをしている。

 9:30にロビーでOさんと会い、積もる話をして9:50から3:25までゴールドコーストの内陸側を案内してもらう。Oさんによると今日まで天気が悪いようで、明日からは朝日が期待できそうだ。

  

Nerang Brewing 10:20〜10:30

 この店は4年前にもOさんに連れてきてもらい、ビール酵母などを購入し

 たところで、今回もビール酵母やバーカウンターのマットなどを買う。

TOKONOMAギャラリー 10:50〜11:40

  日本で30年程暮らしていたオーナーが日本文化を取り入れた絵画や陶器などを制作、展示、販売している。茶室のコーナーもあり、日本人の娘さん夫婦が手伝って、Caféも開いている。カプチーノを飲みながら木々に囲まれたすてきなテラスから静かなたたずまいを楽しむ。折り紙の作品が飾ってあったので、マダムは丑の折り紙を折り、作品に加えてもらう。

Springbrook National Park(世界遺産) 12:10〜12:20

  展望台からMt. Tamborineの大滝を眺め、遠くにサーファーズの海岸線ま

 での風景やQ1の建物が際立って高く、目立つ風景に感じ入る。

Bower Bird Gallery 12:25〜12:40

 地元の人の手造りの作品が展示販売されている。マダムは帽子やブレスレ

 ットを買う。

Parm Meadows Golf Course 13:15〜14:20

  このゴルフ場のクラブハウスで昼食をする。2種類のサンドとマダムはアイ

 スや生クリームとイチゴが乗ったビッグで豪華なワッフル、XXXXビール

 とカプチーノ。

Ocean Trader Seafood 魚屋さん 14:25〜14:35

 毎週土、日曜マーケットが開かれるCarrara Marketsの前にあり、Oさん

  が新鮮な魚介類を買い求める店で、今日はカキの殻打をしていたので、殻

 付きのカキを試食させてもらい、美味しかった。

 

 15:25ホテルに送ってもらい、部屋に帰ったら掃除中で、カビル・モールやスーパーマーケット、Woolworthsを散歩して部屋に帰り、6時までお昼寝タイム。

 今日の夕食はOさんご夫妻とすることになり、ご夫妻が6時にホテルに迎えにきて下さった。車で30分程のところにあるOさんご夫妻の友人が経営する中華レストランで御馳走になる。蒸し鶏、揚げた豆腐と小エビのオイスターソース、ぱりぱりの野菜焼きそば、薄切り焼豚のカリカリ揚げ酢豚などをXXXXビールやウーロン茶で頂く。マダムは奥様が4年前結婚のお祝いに差し上げたバッグを持ってこられたのを素早く見届けて、嬉しかったようだ。

9時ホテルに帰る。

 

6月28日(日)晴 12,800歩

 6:15に起きて日の出をベランダから見る。6:50には朝日が昇り、部屋の中まで暖かくなったようだ。シャワーを浴びて、ブルーベリーマフィン、リンゴ、みかん、サクランボ、コーヒーの朝食をする。

 9:10ホテルの横のバス停からシャトルバスに乗り、Carrara Marketsに

9:30到着する。このマーケットは地元の人が食料品や生活用品を売買する場所で、売り手も買い手も地元の人である。品物は時代によって多少変わっているが、現代の生活ぶりをかいま見る事が出来て楽しい。珍しいと思って買った黄色と青色のT−シャツをSurfarsで着て歩いていたら土産物屋のお兄ちゃんに「それは作業員のシャツだ」といわれ、そう言われてみると作業をしている人やそれらしき「お友達」を良く見かけた。

 Carrara Markets発11:45のシャトルバスで12:15ホテルに帰る。

 午後は部屋のベランダからビーチを眺めながら頂いた赤ワインやXXXXビール、昆布茶、コーヒーを飲みながらクッキーや洋梨、みかん、ブドウを食べて過ごす。頂いたワインはWillow Glen の2007年もので、大変美味しい。

 16:30から前回夕日を眺めたネラング川に架かる橋のところまで出かけたが、建築中のビルが邪魔をして夕日を見ることはできない。しかし、その周りは茜色に染まっていた。

 夕食は18:05から19:50までレジェンズ・シーフードレストラン(麗晶海鮮酒店)で、牛肉のオイスターソース味&モロッコインゲン、エビ&ナッツ炒め、五目シーフードチャーハンなどの中華料理。ロブスターを食べたかったが2人で1匹は食べきれそうにないので涙をのむ。この店はレジェンズ・ホテルに隣接してサーファーズパラダイス・ブルーバードとレイコック通りの角にあり、必ず訪れる店である。

 食後は街をぶらぶら歩き、肌寒くなってきたのでパーカーを買い、コンビニで果物を買う。

 

6月29日(月)晴 18,100歩

 ベランダから朝日を眺める。5:50水平線に赤い筋が現れ、6:10黄色くなり幅広くなる。6:28太陽が頭を出し始め、6:38日の出となる。太陽が顔を出すと、水平線から海岸まで海が赤く染まる。今朝は雲が少なく、太陽の暖かさが優しい。

 7:50からビーチの散歩をしながら、エスプラネードとビューAv.の角にあるオープンカフェ、Mont martreで朝食をする。ポチはベーコンエッグセットとカプチーノ、マダムはフレンチトースト&フレッシュジュース。

 10:20ファーニーAvのバス停から750番のバス($2.9/人)でオーストラリア・フェアーに向かい、10:20に到着する。出店している店には入れ替わりがあるようだが、毎回マダムが買っているバッグ店は健在で、今回も記念としてリュックを買う。これも毎回立ち寄るVip Caféで休憩し、ビールと紅茶で喉を潤す。

 帰りもバスでフェアーを13:10出発、サーファーズ到着は13:20、ホテルに13:30帰る。

 昨日と同じように部屋のベランダからビーチを眺めながら頂いた赤ワインやXXXXビール、昆布茶、コーヒーを飲みながらケーキやわさび味のマカダミアナッツ、洋梨、オレンジ、でアフターヌーンティーをする。今日はこれも頂いた名品、ダリル・リーチョコレートをワインのつまみに頂き、OZの味覚を満喫する。

 15時から午後の散歩に出かけ、カビルモール、オーキッドAv.からバス通りの民芸品店などの店を見物する。

 夕食はホテルのボーイさんの推薦でカビルAv.のマックの隣にあるレストラン、Hogs Breath Caféで17:40から18:50まで、ステーキと魚のバター焼き、XXXXビール、暖かい飲み物が無いので、マダムはしぶしぶ水を頂くことになる。この店は偶然にも以前バイロンベイで食事をした店で、出てきた豚の絵のコースターを見て思い出した。食後の散歩にシェブロンルネッサンスのスーパーマーケット、Colesまで歩きチンタムを買い、途中の土産物店で子供用の巾着などのお土産を買う。

 ホテルに帰り、2階のレストラン&バー、Rez 252で赤ワインは、Willow Glen の2007年ものとカプチーノを頂きながら雰囲気を楽しむ。

 

6月30日(火)晴 8,600歩

 今朝も5:50から7時まで朝日の昇るのをベランダから眺める。昨日と違って上空に糸のような雲があり、その雲が赤く染まってきれいだ。朝日を浴びた飛行機の機影も珍しくて、見とれていた。太陽が出ると、部屋が暖かくなり、夫々シャワーを浴び、風呂に入って朝食をする。

 9:20ロビーでOさんと待ち合わせ、ラミントン国立公園に向けて出発する。カヌングラの街から山道となり、道の斜面にワラビー(Wallaby)やアルパカ、ラフィングクッカブラ(カワセミの一種)を見つける。標高700mのところでユーカリの森から亜熱帯雨林になる。

 10:40アルパカ牧場(今日は休み)ではアルパカ達が思い思いに草を食んでいた。10:50 Kamarum Lookoutから遠くに見える山並みまでの風景やMt.リンゼー、1,173mの偉容な姿を眺める。

 11:15オライリーのゲストハウスに到着する。ゲストハウスに入る道の入り口で、観光客がインコやロリキートに餌付けをしている。ゲストハウスの宿泊棟やプールなどを見物してブーヨンウオーク(Booyong Walk)の森に入る。絞め殺しのイチジクの木、絞め殺された木の残骸、ブラッシュターキーなどの鳥を見ながら1周800mの吊り橋を歩く。一旦広場に出てまた別の道を森に入り、青い物を集めて巣を造る珍しい鳥の巣、毒蜘蛛の巣などを教えてもらって見物し、胞子などが他の木(宿木)に着生して育つ着生植物、エルクホーン、クロウズネストファーンなどを見物する。ランなども着生植物になるそうである。

 12:30〜13:10オライリー・ゲストハウスの食堂でサンドウィッチをXXXXビールやカプチーノで頂く。食べ終わったテーブルに人影が無くなると、小さなカラスがやってきて後片付けをしてくれる。

 帰り道はカヌングラの町に近いところに、ここもオライリーさんの経営する小さなワイナリーがあり、13:50〜14:15立ち寄ってみたら東京の国立出身の女性がレジに居られ、話し込んでいるうちにブドウの入ったチョコなど珍しいお土産を買うはめになった。ホテル到着は15:10。

 16:45から30分程、ホテルのロビーでマダムの知り合いで4年前ガイドして頂いた新井さんにお会いしてお話しする。ゴールドコーストでは新型イ

ンフルエンザの影響で日本からの観光客、特に学生さんなど団体旅行が半減していて、その方面のガイドは大変だそうであるが、新井さんは新しい観光企画の仕事などで忙しいそうである。

 17:15から1時間程最後の散歩で、ビーチから土産物店を散策する。

 18:30から21時までOさん夫妻とホテルの2階にあるレストラン、

Rez 252で食事をする。生ガキの前菜に男性はフィレステーキ、女性軍は2人用の2段重ねシーフード・ステーキ(Seafood Stack)。XXXXビールと赤ワイン、Willow Glen 2007年もの2本を頂く。

 

7月1日(水)晴 4,300歩

 今朝は5時に起きて夫々シャワー、風呂を使い、朝食をして朝日を迎える。テラスから東の空を眺めていると、雲が多く日の出が見られるか心配したが、雲は真っ赤に染まり、Q1やペニンシュラに朝日が当たってビル全体が輝いていた。

 7:30チェックアウトし、8時に迎えに来た車に乗り、8:35ゴールドコースト空港に到着する。関空行きと成田行きの時間が重なって、その上チェックインカウンターが少なく待合室はごった返していたが、1時間半程列に並んでチェックインの手続きをし、ぺらぺらの搭乗券を受け取る。その後はスムースで、国内線と国際線の2カ所のセキュリティー検査を受け、出国手続きをする。出発ロビーで待つ間、最後のXXXXビールとカプチーノをゆっくり味わう。

 Jetstar航空 JQ−11便は定刻11:10出発のところ、7—Gateから

12:00に離陸し、成田空港には19:45、88−Gateに到着した。機内では卵サンドと赤ワインを買い持参のクッキーなどを食べる。着陸前の軽食タイムにはマダムだけ、これも持参のマフィンとアップルジュースを頂く。

 20:46発成田エクスプレス50号を国分寺で下車し、待っていたバスで11時帰宅する。


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