孫の卒業祝いで栂池の旅

2010.3.53.7

塩の道の研究家の山小屋のご主人に誘われて、

孫の小学校卒業祝いに孫の一家4人を誘い,

総勢6人で雪の栂池を楽しみました。

私達は塩の道をたどり、糸魚川や栂池高原で

スノーシュー・トレッキングを、孫達はソリや

スキーで、夫々雪に戯れ、雪と遊ぶ3日間を

堪能しました。


35日(金)東京晴 小谷村霧/晴

 555に起きて団地発657のバスで国分寺に向かい、そこから719発のJRを立川で下車する。立川発751のあずさ3号南小谷行きに乗車する。車窓から富士山、南アルプス、八ヶ岳の雪景色、常念、白馬三山がくっきりと見え、奇麗だった。南小谷駅着は1141、迎えにきて下さった塩の道を案内する布川さんの車で、途中国道の脇で崖に咲く福寿草や人参草などを眺め、国道の左手にある滝を車窓から見ながら「道の駅、小谷」に向かい、12101235かまどセット、塩ラーメン、ざるそばなどの昼食をする。

 フォッサマグナを左手の車窓に見て、山口関所跡を見物し、糸魚川市のシーサイド・バレースキー場に1342到着する。

 スキー場の駐車場には車が無く、開業しているのかと不安になったがリフトは動いており、第1クワットリフトでゲレンデに降り立つ。ここからスノーシューを履いて歩き、目通り13.3m日本で第10位の「杉の当の大スギ」やその下の社を見物する。山小屋のご主人の案内でゲレンデを避けて雪の上を歩き、15時駐車場に到着する。

 大糸線の踏切の辺りに沢山人がいるので、よく見るとこの3月で引退するJRの「キハ52」が通るところだった。今日は山あいの鉄橋を走る「キハ52」、南小谷駅に停車している湘南電車色の「キハ52」など、何回も見物したが、この列車は私のルーツである鹿児島県の山野線(今は廃線)を走っていたこともあって懐かしく、しばらく眺めていた。

 1530糸魚川市内の加賀井酒造に立ち寄り、入場券を買って糸魚川駅の中に入り、新幹線建設のため線路が外され、取り壊し中の電車の車庫を見物する。大勢のカメラマンやTVの関係者で駅のホームは混雑していた。

 1650「道の駅、小谷」にある温泉、「深山の湯」に入り体をほぐして18:10栂池に到着する。

 1840から薪ストーブでイワナなど海の幸、山の幸を焼きながら、採りたての人参草など季節の山菜の天ぷら、アンコウ鍋などを頂きながら歓談する。930意外に早く孫達の車が到着したとの電話があり、川原一家4人が到着する。1030まで薪ストーブの前で飲んだり、食べたり、おしゃべりして過ごす。部屋に帰って0時過ぎ迄おしゃべりが続く。

 

36日(土)雪/雨 

 630に起きたら雨で、740から1時間ほどゆっくり朝食をする。雨が小降りになったので900から1120迄、鐘の鳴る丘のゲレンデでソリをする孫達につき合う。

 1130からそば処、「ふるさと」でそば、うどん、ビールの昼食。

 午後、私達は少年スキージャンプ場やその付近の雪上で行われるクロスカントリー大会に出場する山小屋のお嬢さんを応援する。ジャンプ場では小学生が30mほどのジャンプを競い合っていた。

 孫の一家は山小屋でスキーを借り、ゴンドラを利用してスキーを楽しんだらしい。小学1年生の孫は初めてのスキー体験だったが、楽しかったようだ。

 1630から山小屋のご夫婦の運転で2台の車に分乗し、ホテルグリーンプラザ白馬に食事&温泉に行く。1730からバイキングの食事をし、温泉で疲れを流し、2020山小屋に帰る。大人達は1030頃迄部屋でおしゃべりをする。

 

37日(日)栂池/長野雪 山梨/東京

 目が覚めたら雪が降っており、道路や車の上は真っ白である。750から朝食をし、孫の一家は早々にスキーを持って雪の中をゴンドラ乗り場に向かい、900から1230までゴンドラ1回、リフト5回で、たっぷり滑り、楽しんだようだ。

 マダムとポチは山小屋のご主人と920から塩の道をスノーシューで歩く。雪の無い時期に歩いた道だが、雪の上は道がなく、全く趣が違う。途中でウサギやカモシカの足跡に会い、天然のわさびや川で山小屋のご主人が釣ったヤマメなどの収穫もあって、新しい発見であった。千国番所跡迄歩き、そこから車で11時に山小屋に帰る。

 帰ってきた孫達は山小屋で作って頂いた焼きそばや釣ってきたばかりのヤマメの刺身を美味しそうに食べて、満足する。

 1330孫一家の車に乗せてもらい、雪の中を豊科のインターに向かい、1500からインターの手前のデニーズで食事をする。1535にデニーズを出発し、豊科ICから長野自動車道に乗り、中央自動車道を国立・府中ICで降り、1915帰宅する。途中小淵沢迄は雪、それから雨で、事故車のため遅延もあったがスノーシューの荷物もあったので、車で送ってもらって助かった。孫の一家は20時過ぎに八王子の自宅に帰宅したとの事である。


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