2000.2.11
ポカポカと暖かい早春の日差しの中、日水製薬ハイキング部の友15名と神奈川県のほぼ中央に位置する伊勢原路を歩き、七沢温泉の福元館で汗を流し、シシ鍋に舌鼓を打つ。 |
7時31分の立川バスで国分寺駅に向かい、7時43分発の中央線高尾行に乗り、立川で下車する。7時58分発の南部線の電車を、登戸で8時30分発の小田急線急行小田原行に乗り換え、9時10分に伊勢原駅に降り立つ。集合時間の9時40分まで時間があるので、南口のドト−ル・コ−ヒ−でコ−ヒ−を飲み、駅の回りを歩く。
9時40分過ぎに新宿で集合したメンバ−が3人を除き、改札口から出てくる。駅の南口から9時55分に出発する日向薬師行きの神奈川中央バスに乗り、20分程で終点の日向薬師前に到着する。ここで伊勢原駅を乗り過ごした3人組がタクシ−で合流する。
バス停の前の日向薬師への老杉に覆われた参道の急な石段を10分程登ると仁王門の両側で大きな金剛力士像が迎えてくれる。日向薬師は霊亀二年(716年)に僧 行基により開創された名刹で、日本三大薬師の一つであり、かながわ景勝50選に選ばれている名勝である。朱塗りの柱に草葺屋根の本堂には国の重要文化財に指定されている本尊の薬師如来像をはじめ多くの文化財が収蔵されている。また梅、桜、紅葉の名所でもあり、境内の奥にある梅林ではちらほらと咲いた梅の花の下で花見客が宴会をしていた。
薬師の右手上方の駐車場の前から、北へいきなり急な山道があり、これを登って日向山に向かう。急な階段の山道を20分程登ると、標高404mの日向山頂に到着する。
日向山頂は南側に景観が開けており、すぐ下の伊勢原市から平塚市の先の湘南海岸らしきところまで望観出来た。ここでコ−ヒ−等を沸し、アンパンを食べながらしばし景観を楽しむ。
山頂から北に広沢寺温泉ヘの山道を10分程下ると、右手に七沢温泉への細い山道が分岐している。この道を10分程下ると、薬師林道となり、程なく七沢温泉の看板が見えてくる。
七沢温泉には数軒の温泉宿があり、シシ鍋料理、豆腐料理、川魚、山菜などが名物である。予約してあった福元館に暖かく迎えられ、早速温泉で汗を流し、シシ鍋をはじめ名物の料理に舌鼓を打つ。飲物も差し入れのビ−ルや九州からの焼酎、酒など豊富である。
お腹が一杯になったところで、10分程先のバス停まで歩き、本厚木行の満員バスに30分程ゆられて、終点の本厚木駅に3時半到着する。本厚木発15時48分の小田急線新宿行に乗り、登戸、府中本町、西国分寺で夫々JRに乗り換え、国分寺から立川バスに乗り5時半帰宅する。