万座温泉湯治記

2007.11.11~11.13

 あと2カ月足らずで古希の誕生日を迎えるにあたり、これまでこき使ってきた身体のメンテナンスのため、温泉に出かけました。万座温泉は標高1,800m、上信越高原国立公園の中にあるため、温泉と宿泊のためのホテルや旅館だけで、温泉街はありません。従ってよけいなことを考えずに、ただひたすら温泉に入って食べて、寝ることだけで、その合間に散歩とお酒が入ります。
 お陰で、帰宅してしばらくすると「湯負け」をしたのか、湿疹が体中にできて、それが日によって体中を動き回り、体が暖かくなると痒くて眠れず、大変な後遺症でした。3日間の酒:缶ビール4缶、瓶ビール1本、生ビール4×500ml、冷酒300ml、ぬる燗酒3


11月11日(日)晴 8,500歩

 6:57発のバスで国分寺を経由して立川に向かう。クラブツーリズムのツアーに参加して7:40出発する。バスは東村山駅で乗客を乗せ、8:20出発する。添乗員は菊池さん、ドライバーは岩崎さん。上里で9時半から15分トイレ休憩、中之条の岩井洞で10時半から11:20まで早い昼食を兼ねて休憩する。

 車中より吾妻渓谷の紅葉を見て草津温泉(12:15)を通り、白根山の下(12:45)を通って万座温泉の万座亭に13:15到着する。

 ホテルに置いてあった地図を見ながら辺りを散歩する。万座温泉ホテルの駐車場から薬師堂、熊四郎岩窟、山田峠への道、湯畑を通って万座プリンスホテルから語らいの森コースを歩いて牛池をほぼ一周し、15時ホテルに帰り、ロビーでコーヒーを飲む。先ずはお風呂に入り、露天風呂も。

18時から19時まで夕食。刺身こんにゃく・タケノコ・マグロの付きだし、うどん鍋、サワラの照り焼き+ごぼう漬け、きんぴら、イカと菜っ葉の芥子みそ和え、野菜の煮物、冷やし豚のゴマだれ、漬け物、生ビール、冷酒白雪300ml。


11月12日(月)万座−雪 吾妻渓谷—晴 10,800歩 

  朝起きると外は雪である。朝風呂に出かけたが、露天風呂は雪で入浴禁止である。聞くところによると今日は初雪とのことである。食事をしてコーヒーを飲み、ホテルの車で万座プリンスホテルまで送ってもらう。

 9:27発のバスで万座鹿沢口に向かい、10:10に到着する。吾妻線上り電車は10:46発で、11:10川原湯温泉駅に到着し、ここで下車して吾妻渓谷を歩く。川原湯温泉街は駅を出て右手のほうだが、吾妻渓谷は左手のほうに歩き、吾妻川沿いに3.5kmにわたって続く渓谷である。この渓谷はやがて川原湯温泉と共に八ッ場ダムの底に沈むことになっており、付近ではその工事が行われている。

 国道145号線に架かる八ッ場大橋の手前で左手の山道に入り、滝見橋から白糸の滝を眺める。この辺りは観光客が多い。見晴台、紅葉台(11:40)、を経て鹿飛橋(11:55)を渡って国道に出る。国道沿いの歩道をしばらく歩き、日本一短い(7.2m)トンネルといわれる樽沢隧道の辺りから引き返す。紅葉の後半であったが、まだ紅葉は見事で、緑との混ざり具合も格別であり、林の中にたたずんでいると爽やかな風と木漏れ日が心地よい。

 そば処、「白糸の滝」で食事(12:45〜13:30)。みそおでん、舞茸の天ぷら、月見うどんとビール。

 川原湯温泉駅発14:22の電車で、終点万座鹿沢口駅に14:47到着し、15時発のバスで万座温泉に向かい、15:43万座プリンスホテルに到着する。吾妻渓谷は晴で、暑いぐらいだったが、万座は雪が降っており、ホテルの車に迎えにきてもらい、16時万座亭に帰る。露天風呂でのんびりし、一休みする。

 18時からの夕食はほうとう、刺身(馬刺、マグロ)、鮭のマヨネーズ焼き、天ぷら、煮物、酢の物、ゼンマイ煮、すまし汁ご飯を生ビール、ぬる燗酒3本で頂く。


11月13日(火)万座—雪

 今朝も雪で露天風呂には入れない。朝食後部屋で休憩し、10時にチェックアウトする。ホテルの長靴と傘を借りて辺りを散策し、万座温泉ホテルを見物する。このホテルは秋篠宮が滞在するところだと聞く。コーヒーを飲んで広いロビーで寛ぐ。湯畑の雪景色や温泉巡りの出来る湯屋などを見物して歩く。

 昼食はホテルのダイニングできのこカレー、生ビールで美味しく頂く。

 13:30今日から宿泊する客を乗せてバスが到着し、13:55我々を乗せて下山する。妻恋まで下ると雪も無く、晴で気温14℃、バスの中は暑いぐらいである。バスはお菓子の館(14:30〜15:10)、浅間酒造(15:15〜15:45)に立ち寄り、関越自動車道の上里SAで17:15から15分トイレ休憩をし、東村山駅東口に19時到着した。東村山から小平まで西武電車、そこからバスで19:30帰宅する。


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