平成11年6月18日〜21日
6月18日(金)
小雨の降る中を、小金井始発9時14分の電車に乗るために、バスで小金井に行く。始発電車は10分程遅れて小金井を出発し、神田を経て上野に10時15分に到着する。上野発10時30分の高崎行ア−バン号から、高崎駅で2分の接続時間で水上行普通列車に乗換え、12時10分に高崎駅を出発する。水上到着は13時11分で、今日の昼飯は湯沢の「しんばし」でヘギ蕎麦を食べる予定であったが、いささかお腹が空いたので列車の乗換え時間の間に釜飯を1個買い求め、缶ビ−ルを飲みながら二人で食べる。次の日に来る予定の小林・柴田さんも、弁当の種類は違ったものの同じように水上で二人で1個の弁当を食べたそうである。
13時29分発の長岡行普通列車で、越後湯沢に14時04分に着き、雨の中を温泉街を歩いてしんばしに行き、3ー4人前のヘギ蕎麦を半分にしてもらい、半ヘギ蕎麦を食べる。ヘギとは蕎麦を入れる器のことで、木で出来た長方形の器である。ちなみに、しんばしのヘギ蕎麦は海草のふをつなぎにしているとのことである。しんばしでは、ヘギ蕎麦のほかに山菜の煮付けとビ−ルをいただく。
お腹が満足したところで、駅の東側にある主水公園の雪国文学碑「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」という雪国の冒頭の一節が刻まれた文学碑の見学をする。
そこから駅まで歩き、駅下の魚屋でソイを、ス−パ−野口で野菜などの買物を、駅の売店で笹団子を買い求め、15時52分発の六日町行のバスをハッカ石打入口で降りる。
今日の夕食は、ソイの煮付け、トマト、野沢菜の漬物、笹団子である。
6月19日(土)曇−晴 20,300歩
午前中は部屋の掃除などをし、11時17分発のバスに乗るべく、早めにバス停に行くものの、早すぎて歩くことにする。ハッカ石打入口のバス停から国道17号線を湯沢に向かって30分程歩くと、左側にス−パ−野口がある。そこで割りばしなど小物の買物をし、そこから「駒子の湯」を通り、湯沢の温泉街に向かう。
ロ−プウェイ乗り場に程近いところにある歴史民族資料館で、川端康成生誕100年を記念して展示されている川端文学の展示物を見学する。
いささかお腹が空いたので、近くの独留布(ドルフ)という珍しい名前の喫茶店でコ−ヒ−とケ−キ、ビ−ルと漬物を食べ、土産物屋を見物しながら湯沢駅に向かう。
昨日乗ってきたのと同じ列車で、14時04分に到着する予定の小林さんと柴田さんを出迎え、昨日調べておいた東口の「中野屋」に行く。ここではヘギ蕎麦と天麩羅を食べ、文学碑や歴史民族博物館、ホテル・スポ−リアで展示されている関口コオさんの切り絵の展示を見学する。
駅下の魚屋で活きた本ズワイ2杯とメギスなどを、売店で笹団子を買い、17時17分発のバスで帰る。
大浴場でゆっくり風呂に浸かり、3兄弟ビ−ルとホットワインで夕食となる。今晩のメニュ−は、蒲鉾、サラミ、野菜サラダ、メギスの煮付け、茹でたてのズワイカニ、ナスの漬物、笹団子。
12時半頃には皆さん就寝したらしい。
6月20日(日)曇 父の日
8時前に柴田、川幡の両氏が到着する。今朝4時過ぎに家を出たとのことである。朝飯は途中で済ませたとのことなので、前泊組は朝飯を、彼らはコ−ヒ−とビ−ルとなる。朝食のメニュ−はみそ汁、野菜炒め、ご飯&ふりかけ、それにビ−ルのおつまみ。
食後、アルプの里に出かけるため、男性3人は柴田さんの車で、女性軍はタクシ−でロ−プウェイの山麓駅に行く。166人乗りのロ−プウェイは7分で山頂駅に到着する。ゆっくり歩きながら訪れたアルプの里では、色々な国内、外国の高山植物が咲いており、その写真を撮りに来た人もいて、賑わっていた。1杯750円の湯沢高原ビ−ル飲んで一休みし、山頂のロ−プウェイ駅までバスに乗る。ここから歩いてトレッキングをする予定であったが、霧が出てきて天候が良くなさそうなので、清津峡に行くことにする。
ロ−プウェイの山麓駅の近くにある、一昨日ヘギ蕎麦を食べた「しんばし」で早めの昼食を食べる。今日は6人で、3-4人前のヘギ蕎麦とその半分の半ヘギ蕎麦、柔らかいニシン煮、山菜の煮物、それにビ−ルである。
食後、女性軍を柴田さんが車で、小生と川幡さんは湯沢駅前発13時05分のバスで清津峡に向かう。バスは25分で清津峡入口に到着し、迎えに来ていた柴田さんの車で上信越国立公園で渓谷美を誇る清津峡の温泉街に着く。
清津峡はこれで3回目であるが、6月は初めてである。雨の多い季節なので水量が多いかと思っていたが、以外に少なく、きれいな水が流れており、峡谷は霧に濡れて秋とは違った渓谷美見ることが出来た。
帰りのバスは清津峡入口発15時23分で、それまで清津峡温泉の茶店「渓谷」で漬物を食べながらビ−ルやコ−ヒ−を飲んでしばし休憩する。
帰りのバスはハッカ石打入口で降り、ツインタワ−に帰る。
車軍はス−パ−野口で買物をして、まもなく到着する。
男性は大浴場で、女性はプ−ルと大浴場で汗を流し、ビ−ルを飲みながら夕食を待つ。
夕食のメニュ−は、鮭と蛸の刺身、エゴ、ソ−セ−ジ、サラミ、トンペイ焼き、お好み焼き、トマト、漬物等で、主食は川幡さんの美味しいパン、清津峡の饅頭である。飲物は、川幡さんの差し入れのワイン、ビ−ル、焼酎サワ−である。12時頃には皆さん就寝する。
6月21日(月)晴
予報に反して、昨日までははっきりしなかった天候も、今日は晴れるらしい。我々夫婦以外の4人は谷川岳に行くことになり、10時前に車で出かける。朝飯はハム、野菜と卵のハムエッグ、おむすび、パン、カニミソの汁で残り物をを片ずけ、柴田さんが持ってきた500mlの缶ビ−ルを15本もこの朝できれいに片ずける。
駐車場の出口でトラブルがあったが4人は車で、谷川岳に向かって出発し、我々は後片ずけや部屋の掃除をし、ハッカ石打入口発14時37分のバスで湯沢駅に向かい、お土産を買って、前回と同じように15時06分発の水上行普通列車に乗る。水上では10分の待ち合わせで15時55分発の高崎行に、高崎では11分の待ち合わせで上野行に乗換える。高崎では達磨弁当をお土産に買う。浦和、南浦和、西国分寺、武蔵小金井の乗換えも順調で7時半過ぎに帰宅する。