マダムとポチの
コタキナバル避寒記
2019.2.13〜2.20
京寒さの厳しい東京から常夏の島、ボルネオのコタキナバルに滞在して寒さで硬くなった体をほぐしました。
滞在中は天候に恵まれ、朝から照りつける太陽のもと午前中は街歩きをして市場やスーパーマケットを歩き、
Caféでテータレ、コーヒーにケーキなどを昼食としました。 ホテルのCaféでいただいたレインボウラテは見事で、飲ん
で形を崩すのがもったいないようでした。
暑い午後は午睡をし、夕日の沈むのを楽しんで現地の人達で
賑わう海鮮料理のレストランでロブスター、エビ、ハマグリ、 魚などをスチームボートなどで美味しくいただきました。
ケーキにアルコール/香料が入っていないのでマダムは安心 して食べていましたが、ビールやワインなどアルコール類は
値段が高く、置いてない店もあり、ポチには困りものでした。


2月13日(水)曇/晴 コタキナバルの気温:32/23℃ 7,800歩
4:15起床し、5:40娘の車で国分寺に向かい、5:50到着する。成田エクスプレス3号は定刻の6:09に出発し、途中で左手にスカイツリーを見ながら成田空港第二ビルに7:52到着する。
マレーシア航空のRカウンターには大勢の人が列を作っていたがオンラインチェックインでほとんど待たなかった。スーツケースを預け、4Fのレストラン&ショップ街に行き、そじ坊を探したが閉店したのか見つからず、Café・ラトラックでモーニングのホットケーキ&コーヒーの朝食をする。
マレーシア航空 MH-89便は96-Gateから定刻10:10出発のところ、10:45に離陸した。エアバスA-380-800は494人乗りで、2階座席は快適だったが、残念ながら富士山は見えなかった。
機内食は魚と肉をそれぞれが選び、魚にはうどんとあん饅頭がついており、デザートはアイスクリーム、赤ワインでいただいた。着陸前にオムスビやサンドイッチが配られ、ほぼ定刻の17:10クアラルンプール国際空港のC-17Gateに到着した。7時間25分のフライトだった。
サテライトターミナルの両替店で円をRMに両替し、エアロトレインでメインターミナルに行き、後ろのエスカレーターを降りて3Fで入国手続きをし、国内線の搭乗待合室で休憩する。
コタキナバル行きマレーシア航空MH-2606便はB4-Gateより
19:15に離陸し、コタキナバル空港のA6-Gateにほぼ定刻の
21:27に到着した。ここでも入国審査を受け、スーツケースを受け取り、タクシーカウンターでホテルまでのタクシー券を買い、待っていたタクシーで22:20
Hyatt Regency
Kinabaluに到着した。10Fの海の見える部屋で、夜景が綺麗だ。近くにセブンイレブンがあり、早速ビールや夜食を買いにゆく。
2月14日(木)晴 気温:33/21℃
10,200歩
6:40に起き、風呂/シャワーをし、8:40からバイキングの朝食をする。食べ物の種類は多いが、中華風の味付けが多い。バナナは毎朝食べたが、小ぶりだが美味しい。
10時からツアーの予約をするためHISの支店を探してセントラルマーケットの中を見物しながらWarisan
Sq.まで歩き、その中を探して歩いたが探しきれず、暑くなってきたのでホテルに帰り、明日のツアーの予約を電話で申し込む。
ホテルの近くにCaféがないかと探してみたが、見つからずホテルのCafé・Mosaicでテータレとビール、クラブサンドのLunchをする。クラブサンドには大盛りのポテトフライがついており食べきれない。
14時から17時まで部屋で昼休み。
部屋の窓から海を眺めていたマダムが「夕日が綺麗だ!」と叫んでいるので外を見ると西に見える島と島の間に今にも沈みそうな夕日が見え、18:27頃から1〜2分の間に水平線に沈んでいった。
ウオーターフロントにあるシーフードレストランにゆくため、タクシーを頼んだら運転手が「もうその店はない」とのことで、古くからある大きなフードコートのようなレストランを紹介してくれた。ホテルからタクシーで15RM,ナイトマーケットの近くにあるSedoco
SQ.に4軒ほどのレストランがあり、その中ほどの舞台では民族舞踊のショーも行われており、地元の家族連れで満席であったが運転手がHun Hing
Seafood,(華興海鮮樓)に席を見つけてくれたのでホッとした。18:30から2時間ほどロブスター、エビ、野菜炒めをタイガービールでいただき、お土産にトランプカードを頂く。
2月15日(金)晴 気温:34/22℃ 10,400歩
6:30に目を覚まし、風呂、シャワーを使い、8時からバイキングの朝食をする。入り口で「サトウ、コソン、コソン、ラパン」と部屋番号を告げる。これは1008号室のマレー語表現である。卵は焼きたてのフライドエッグ。屋外のテラス席で食べたが、食べ終わる頃には暑くなってきた。
9:20にホテルを出て、隣の商業施設、Wisma Merdekaの中を通り過ぎ、道路を渡って大型ショッピングモール、Suria
Sabahに出かけたがまだ開店前で、付近を歩いて10時になったので中に入る。4階建ての3階までがショッピングモールやレストランになっており、その中には日本の回転寿司店が2軒あり、ラーメン店もある。スーパーマーケットは3Fの端にあり、探すのが大変だった。土産のコーヒー、チョコ、なまこ石鹸などを買い、珍しいお菓子などを探して歩く。ホテルに帰る途中でCaféを探しながら商業施設の中を探したが見つからず、昼食は部屋で買ってきたお菓子などにする。夕方からツアーに出かけるので15:30まで休憩する。
15:50ロビーでツアーガイドのジェームスさんと待ち合わせ、ムンカボン川のマングローブ、蛍&夕日を見物するツアーに出かける。途中で日本人ご夫婦1組が参加して4人のプライベートツアー。
17:15ムンカボン川の船宿に到着し、コーヒーと現地民の伝統的なお菓子Penjaram、餡子の入った揚げ餅風をいただく。
17:35ライフジャッケットをつけて川を遡り、マングローブを手に取りながら見物し、思いかけずキナバル山の勇姿を眺められた。
18:05から砂浜で夕日を見物する。ここには夕日を見物する大勢の観光客が集まっており、18:15頃から
18:28ごろまで水平線に沈む夕日を楽しんだ。
船宿に帰って19:15までカレーライスなどの夕食をし、再び船でムンカボン川を遡りホタルの見物に出かける。今回は中国人の団体客と寄り合いである。この地域のホタルは形が小さく日が暮れても月の明かりでホタルの姿は見づらかったが、目を凝らして見る。
帰りの道は渋滞がなく、21時ホテルに到着する。
ホテルのCafé・Mosaicでレインボーラテとビール、ポテトフライをつまみにピアノ演奏を聴きながら寛ぐ。レインボウラテは綺麗なハート形がラテの上に描かれており、飲むのが勿体無い。
2月16日(土)曇/晴 気温:32/22℃ 14,900歩
6時半に目を覚まし、風呂、シャワーを浴びて8時から朝食をする。
9:20ホテルから南にGaya通りまで歩き、シティーホールの辺りからKK
Plazaまで歩き、暑くなってきたので中を見物しながら涼む。地下にSurveyという地元の人たちが利用するようなハイパーマーケットがあったので見物し、コショウや孫の土産を買う。
気温が上がって暑くなってきたのでSegamaの土産物屋を見物しながらシャツやブラウスなどの買い物をし、11時ごろホテルに帰る。
ポチはCafé
やスチームボートの店を探してホテルの周辺を歩いたが、手頃な店が見つからず、今夜のレストランをホテルのコンシェルジュに教えてもらう。
11:50隣の商業施設、Wisma Merdeka 1F の通りに面したCafé, Coffee Bean & Tea Jeaf
でコーヒ、カフェラテを飲みながら北海道という名のケーキやオレンジマフィンをつまむ。この地の飲み物はボリュームたっぷりで日本の2杯分はある。宗教のせいでアルコール類を一切使っていないのでマダムは安心してケーキを楽しめる、という。
17時からナイトマーケットの見物に出かけた。シティーホールの近くに毎夜開かれるマーケットは準備中であったが、センターポイントあたりにいくつもマーケットの屋台が立ち並び、大勢の家族連れで溢れるほどの賑わいであった。ホテルのコンシェルジュに教えてもらったレストランを探してWarisan
Sq.の中を訪ね歩き、近所の店で立ちん坊をしていた店員に連れて行ってもらう。 Fish Market Steamboat
Restaurantは新しいスタイルのスチームボートの店で、これまで食べていたタイ式の寄せ鍋風ではない。蒸し鍋
の底にダシと米を入れ、その上に穴の空いた蓋をしてエビ、貝、野 菜、魚肉団子などを乗せて蒸し、素材はそのままの味を生姜の千切りと醤油で
いただき、鍋に落ちたスープでおじやを作り、生卵を落としてさらに蒸す仕組みである。おじやは勿論、蒸したトウモロコシも美味しかった。タクシーで20時、ホテルに帰る。
2月17日(日)晴 気温:30/24℃ 13,000歩
6時起床、風呂又はシャワーをして7:50から朝食をする。
9時、ガヤ通りまで歩いてサンデーマーケットを見物する。2004年に初めて滞在した時と同じ場所で、店の数も多いが客の数も多く混雑していた。コーヒー豆やキュウリを買い、マダムはフクロウのブローチを記念に買った。日本語を話す数人のおばさんたちに出会い、なまこ石鹸をお土産に薦める。
一旦ホテルに帰り、Suria Sabahの4Fにあるスーパーマーケット、 City
Grocerに行き、お土産を買う。12時からB1階のYOYO
Caféで休憩し、コーヒーとケーキをいただく。このCaféはコタキナバルに数軒あるチエーン店である。
13時からホテルで休憩し、18時にホテルの前の海岸に出て夕日が沈むのを眺める。夕日が当たってホテルの建物が綺麗に見えるか、と思ったら以外にも太陽の明るさが足りなくて、ホテルの建物まで届かなかった。大勢の人が海岸から夕日が沈むところを眺めており、今日も綺麗なSunsetだった。
18:50ホテルからSuria
Sabahに向かって歩き、通り過ぎた先にあるレストラン、食唯鮮餐廳を見つけ夕食をする。生簀で泳いでいる魚の中で最も小さい1kgほどのトラハタ(Tiger
Grouper)を煮付けにしてもらい、ハマグリのスープ、サバベジ炒めをタイガービール、ウーロン茶でいただく。サバベジはこの地方に自生している木の枝先を摘み取ったもので、市場でもよく見かける甘みのある茎と葉である。お腹いっぱいになり、ホテルまで歩いて帰る。

トラハタ:Tiger Grouper
2月18日(月)晴→雨 気温:30/24℃ 9,700歩
6:30起床、風呂又はシャワーの後8時から朝食をする。
9:30ホテルの前の海岸沿いの道を歩いてセントラルマーケットを見物しながら通り抜け、KK PlazaやSegamaの店を見物し、
10:50ホテルに帰る。部屋に買い物をした荷物を置き、タクシーで郊外のチョコレート工場に出かける。
Simply
Chocolateが運営するチョコレート工場、Cocoa
Boutiqueはホテルからタクシーで10分ほどのところにあり、カカオ豆からチョコレートを作り。箱詰めする工程を見せてくれる。その後色々なチョコレートの味見をしながら説明していただいた。1時間ほど見物し、お土産を買って待っていたタクシーでホテルに帰る。
部屋でキュウリやバナナ、リンゴ、お菓子をビールやコーヒでいただき、土産物などの整理をして17時ごろまで休憩する。15時頃から窓に水滴が見られ、今回の旅で初めて雨を見たが、17時頃には降り止んだようである。しかし、今日は雲が多く、夕日は期待できない。
雨が止んだので、昨日のレストランの数軒手前にあるレストラン、
興旺海鮮大酒楼でスチームボートを食べる。タイ式レストランというので寄せ鍋風を期待していたが、16日の鍋と同じ形式の蒸し鍋で、料理の仕方も全く同じ、ただこの店ではお皿に穴が空いており、蒸したらお皿ごと取り出すので合理的である。エビ、アサリ、豆腐、すり身、ブロッコリー、エノキ、トマトなどの野菜をいただきお腹いっぱいになり、最後のおじやは味見程度しか食べられなかった。
明日は帰国する日なので荷物の整理をし、就寝する。
2月19日(火)晴/曇 9,300歩
6:45起床する。8:00〜8:45朝食、9:15から散歩、KK
Sq.,歩道橋を通ってホテルに帰ってくる。今日で正月のお祭りが終わりとのことで、商店街を獅子舞が歩いて店ごとに悪魔祓いをしていた。
ホテルに帰り、荷物を作り、部屋を片付けて11:45チェックアウトする。Café
Mosaicでレインボウ・ラテを注文したが昼間はできないとのこと、残念。ビールとテータレをポテトフライでいただく。
14時タクシーで空港に向かう。偶然にも14日にレストランを案内してくれた運転手だった。搭乗手続きをし、出国手続きを済ませ搭乗待合室で搭乗を待つ。
マレーシア航空、MH2607便はA-7
Gateよりほぼ定刻の16:45に離陸し、クアラルンプール国際空港のA-11 Gateに19:00に到着した。
離陸して30分ほどすると機内食が配られ、KUL空港に着陸した時には夕日がまだ残っていた。
出国手続きをし、エアロトレンでサテライトターミナルに移動する。出発便の情報を見ると成田からの便が遅れたため出発が1時間半ほど遅れるとのこと、つまり4時間以上待つことになったので、サテライトターミナルの2F,C-11~17ゲート付近にあるプラザプレミアムラウンジで22:20頃までビールやコーヒーを飲み、パンケーキやクッキーなどを食べながら休憩する。
マレーシア航空、MH9118便はJAL、アメリカン航空など数社の共同運行便でJALの機材で運行しており、座席もJALの航空券が優先のようでオンラインチェックインはできず、コタキナバル空港のカウンターで二人並び席がやっと確保できた。
定刻22:50のところ、翌日2月20日の0:30 C-34
Gateより離陸し、成田空港第二ターミナルに7:30到着した。約6時間のフライト、1時間程の遅れであった。機内では1:15頃ハムサンドの夜食が、着陸前の4:40頃にはオムレツなどの朝食サービスがあったが、殆ど手をつけず飲み物だけいただいた。
入国手続き、税関審査を受け8:40発の吉祥寺行きバスに乗り、吉祥寺着10:40、中央線電車と京王バスで11:40帰宅する。
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