マダムとポチの

栂池の旅

2018.6.9〜6.11

 

栂池高原の水芭蕉を見たいと思い現地に住む友人の助言に より台風が接近していましたが思い切って出かけました。 運良く台風はそれ、天候に恵まれ本州最後に咲く栂池高原の 水芭蕉や信州なかののバラ祭りなど初夏の信州を楽しみまた。 栂池のプチホテルで山菜や自家製のパン、手打ちそばなど アットホームなおもてなしを受け、信州そばを堪能しました。

 

6月9日(土)東京―晴 栂池―曇 11,200歩
   7時17分発のバスで国分寺に、そこから中央線の電車で立川に行き、立川発8:22のスーパーあずさ・松本行きに乗車し、松本着は10:38、新しくできた車両なので揺れが少なく、乗り心地がいい。松本では10分の待ち合わせで5番線から10:48発のワイドビューしなの81号に乗車する。サンドやおにぎりを食べながら11:53白馬駅に到着する。立川からの乗車時間は4時間01分であった。白馬駅前のバス停で長野からの特急バスを待ち、12:10発のバスで12:35に栂池に到着する。
  バス停で待っていた今夜の宿、Schanzeのオーナーに不要な荷物を預け、ケーキや飲み物のプレゼントとロープウェーの割引券をいただき、忘れかけていたゴンドラ乗り場に向かう。栂池ゴンドラリフトの栂池高原駅を出発したゴンドラは標高1,582m の栂の森駅に約20分で到着した。ロープウェイの栂大門駅まで水芭蕉などの栂ノ森遊歩道を歩き、ロープウェイに約5分乗り、13:25標高1,829m の自然園駅に到着する。
  自然園にはまだ雪が残っているが、道は雪掻きがしてありビジターセンターまでは歩きやすい。ビジターセンターを通り抜けて案内板のところに出ると湿原に広がる水芭蕉と残雪が目前に広がる。木道を歩いて水芭蕉湿原を一周しようと思ったが、途中から木道の上に残雪があり、引き返す。水芭蕉は綺麗に咲いているのや蕾、芽だけ出たものがあり、これから見頃を迎えるところだろう。栂池山荘でサルナシ(ベビーキウイ)入りのソフトクリームやコーヒーをいただきながら休憩し、栂大門駅で雪の中で1ヶ月間貯蔵した氷雪貯蔵酒、栂ノ森を購入する。
  15:25 栂池高原駅に戻り、栂池の商店街を歩いて16:10プチホテル・シャンツェに到着する。商店街はほとんどシャッターが下りており、人気が感じられない。それでも雪の季節にはいくらか賑わいが見られるのだろうか。
  今日宿泊予定の客はまだ来ていないので風呂にゆっくり入り、のんびりする。夕食は19時から食堂でこの辺りで採れた山菜や長野県産の鶏やそばなど地元の食材ばかりで、赤ワインも小布施産を1本開けてもらい、半分ほどいただく。
  19:40 Fさんが迎えに来て、蛍を見に出かけたが、運悪く今夜は現われなかった。

6月10日(日)晴/曇/雨 5:30起床 8,200歩
  6:20から塩の道を百体観音まで散歩する。朝食は7時から手造りのパンが3種類とオムレツ、サラダなどをりんごジュースとコーヒーでいただく。パンが美味しかったので明朝の食事はパンとコーヒーのみにするようお願いする。昨夜賑やかだった客は自転車レースのため朝早く出発していった。
 8:45 Fさんの車で奥さんと4人で出発する。大町から長野方面に向かい、小布施PAに10時到着し、トイレ休憩をする。横手山展望台(2,060m)では風雨が強く、霧も出ていたのでリフトで上にゆくことを断念する。晴れていれば360度のパノラマで、富士山や太平洋まで一望できるとのことであるが残念。200mほど下ったほたる温泉では雨も霧も無く、ツツジの花が咲き誇っていた。水戸池でトイレ休憩していると池の淵で3羽のカモが気持ちよさそうに日向ぼっこをしていた。
 12:20道の駅、北信州やまのうちで昼食をする。この辺りの名物、須賀川法印そばをいただく。須賀川そばとは山ごぼうの葉の繊維をつなぎに使うとのことで珍しい。13:30なかの市の一本木公園で今日が最終日のバラ祭りを見物する。広い敷地内に850種、3,000株のバラが色とりどりに咲き誇っており、見応えのあるバラ園である。道の駅、オアシス小布施で14:30からトイレ休憩をする。15:15国民宿舎松代荘で立ち寄り湯をし、17:40 シャンツェに帰着する。
 夕食は18:30からFさん夫妻と20:30積もる話をしながら、ときどきオーナーの奥さんも話に加わって、今夜も山菜料理とそばをいただく。

6月11日(月)曇/雨 6:20起床 4,800歩
 7時に起き、4種類のパン、山葡萄のジュースとコーヒーの朝食をする。
  8:30 Fさんが車で迎えに来てくれ、大町に向かう途中で木崎湖の東側丘陵地にある居谷里湿原に立ち寄り、水芭蕉を探したが終わった後だった。しかし道端でワラビを見つけ珍しい体験だった。大町市の松崎和紙店では紙すきの体験もできるとのことだったが生憎団体客の予約があり残念だった。
  10:30巨大な杉の木が鬱蒼と茂る仁科神明宮では門前で宮司さんに会い、説明などしていただいたが、大道のお母さんも旧姓が仁科で広島県府中市の出身だと話すと、この神明宮は岡山から来たとのことでまんざら無関係とは言えないだろうと言われた。近くにあった重要文化財に指定されている盛蓮寺観音堂もこの辺りを支配していた仁科氏の祈願寺とのことでお参りする。
  11時半から上原(わっぱら)家で昼食にそばをいただく。主人は市会議員で副議長をされているとのことで、登り窯もある広大な邸宅である。ぬき天というそば抜きの天ぷらがありそれとそばを頼むと天ぷらそばになる。野沢菜漬の煮物やブルーベリーの蕎麦湯&寒天寄せは自由に食べれるのでビールのつまみにいただいた。
  12:50大町駅に送ってもらい、13:14発の大糸線電車で松本着14:20、松本発14:49スーパーあずさ22号で立川着16:57、中央線快速電車を国分寺下車しバスで17:30帰宅する。

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