ラスベガスのクリスマス

2000.12.21〜26

二人のマダムとぽちが、クリスマスで賑わう
ラスベガスのクリスマス・イルミネーションやショー見物、ショッピング、カジノなどで楽しみました。

12月21日(木)18,700歩
 20世紀最後の海外旅行に相応しいラスベガスに向けて、12時に小平の家を出、中央線、山手線を乗り継いで上野から京成電鉄で成田に向かう。途中、京成津田沼で船橋のマダムと会い、今回のメンバーが全員揃う。
 14時40分に成田空港第二ターミナルに到着、I カウンターで航空券を受け取り、JALカウンターで搭乗手続きをし、スーツケースを預けると出発時間までビールを飲んだり、ウインドウショッピングをしたりして過ごす。
 出国手続きをして免税品を買い、B-73ゲートに向かう。
 JL-62便、ロスアンゼルス行きは定刻の17時20分に出発し、定刻の9時50分にロスアンゼルス空港に到着する。機内はショートステイして、英語を勉強する団体の英語塾の学生などでほぼ満席である。ワインを飲んで食事をすると長い今日一日のために眠ることにする。二人のマダムは津田沼で会って以来おしゃべりに余念がない。
 目を覚ますとサンフランシスコの近海らしい。機外カメラで外の様子を眺めていると、おめざの朝食である。
 ロスアンゼルス空港の入国手続きは1時間以上の行列であり、税関検査を済ませ、スーツケースを預けるとラスベガス行きの搭乗時間まで30分程である。その間に国際線ターミナルから国内線のターミナル-3に移動して、2階の出発ゲートに向かう。
 JL5820便(AA1074便)は12時20分に離陸し、約1時間程でラスベガスのマッカラン国際空港の第一ターミナルに到着する。スーツケースを受け取ると、出迎えの車に乗り、14時30分には空港に程近いMandalay Bay Hotelに到着する。Mandalay Bayは99年3月にオープンした新しいホテルで、その20階の部屋に落ち着く。
 早速、ホテルの内外を見物するが、だだっ広くて迷子になりそうで、色々な目印をさがす。しかし、広さはともかく、質的には高級感がなく、張り子の虎のような感じである。
 夕食はラスベガス名物のBuffetと決め、Mandaray Bayからトラムに乗ってエクスカリバーHに行き、ニューヨーク・ニューヨークHの前のストリップを歩いてモンテカルロHへ、カジノに隣接したThe Buffetに入る。マダム二人はサラダとケーキで、ぽちはビールとワインで大満足し、次はカジノである。ところが、我がマダムはスロット・マシンでコインを40枚、100枚と連続して出し、御機嫌である。ちなみに後の二人は・・・・・。帰りも徒歩とトラムで、明朝は早い出発の人もいるので、8時半には部屋に帰り、バスタブで疲れを癒す。

12月22日(金)30,100歩
 今朝早く千葉のマダムはグランドキャニオン観光に出かけた。残った二人はルームサービスでゆっくり朝食を楽しむ。満腹したところでトロピカーナHに行き、明日のショウのチケットを買い求める。その後トラムを乗り継いでシーザーズ・パレスに隣接したフォーラム・ショップに無料のショウの見物とショッピングに出かける。
 フォーラム・ショップの祭典の家で火の神と水の神のショウを見た後、ストリップをそぞろ歩きしながらモンテカルロのMarket City Cafeでお茶し、エクスカリバーHのクリスマス・ショーを見てホテルに帰る。
 グランドキャニオンから帰ってきたマダムと3人で4時半にホテルを出て、パリスHのディナーに向かう。入り口のエッフェル塔がきれいにライトアップされたパリスHのLe Boulevardにあるジャズレストラン、Tres Jazzで生演奏を聞きながら2時間半の夕食をする。たまたま隣にいたカップルはシカゴから来たハネムーンで、デザートをプレゼントし記念撮影をする。途中のホテルでカジノをしながら10時半にホテルに戻る。

12月23日(土)19,200歩
 6時54分、窓から見える山に日の出を見る。
 早起きして風呂に入り、散歩をしたせいか眠くなり朝食もしないで、昼まで寝ている。12時半にホテルを出て、MGMホテルの手前に有るトロピカーナHにマジック・オブ・リック・トーマスのショウを見に行く。14時から始まるショウに1時半に行くと前から中程までの席が埋まっており、中程の席で1時間半を飽きることなく楽しませてもらった。
 MGMホテルの虎をガラス越しに見て、ニューヨーク・ニューヨークH 内のクリスマスデコレーションを見物し、カジノに隣接したイタリアン・レストランIl Fornaioで昼食兼夕食をする。お腹が一杯になったところでカジノとなる。今回も我がマダムだけ好調で、100枚、50枚とコインが出る。
 今夜はナイト・ツアーに出かけるので、エクスカリバーHの前を通って集合場所のルクソールHに向かう。ナイト・ツアーは23名でルクソールHを出るとサンレモHに寄り、巨大なエレキギターの看板が夜空に輝くハードロックH,ロックスターゆかりの品々が所狭しと飾られているハードロック・カフェを見物する。ここからツアーバスはダウンタウンに向かい、8時からフリーモント・ストリートの室内アーケードで行われる電飾ショーを見物する。このショーは毎時丁度から5分程1時間ごとに行われ、長さ450m、高さ30mのアーチ型アーケードの天井全体をスクリーンと化し、コンピューターで制御された210万個の電球が映像を投影する。ショーの臨場感を盛り上げるために、通りに設置された208個のスピーカーから流れる、54万ワットのサウンドの迫力はすごい。映像パターンは6種類有るそうで、今回見たのは昨年見た魚の映像とは違ってアニメっぽい映像であった。
 次に向かったのはストリップの北端に位置するストラトスフィア・タワー展望台である。地上260mの展望台の108、109階からラスベガスを360度見渡し、夜景の美しさやホテルの大きさ、多さに改めて感嘆する。
 21時40分にタワーを出発すると、バスはストリップ沿いのホテルを裏側から見物するように一周してDFS、ギャラリアで解散となる。買い物をしてDFSの車でホテルまで送ってもらい、23時50分到着である。

12月24日(日)18,200歩
 ホテル内のベイ・サイド・バフェで9時半から朝食をする。日曜日でイブとあってお客も多いが値段も割高である。しかし、料理は蟹や海老など豊富で美味しく、デザートやフルーツを珍しくお代りをする。
 10時45分からタクシーで空港の南に有るベルツ・ファクトリー・アウトレット・ワールドに買い物に出かける。ここには140店の工場直売店やブランド・ショップが有り、2時間半程ぶらぶらしながら買い物をする。タクシーでホテルに帰り、15時まで休憩。
 再びタクシーでトレジャー・アイランドHの前で、16時から始まる無料アトラクション、バッカニア湾の戦いを見物に行く。始まる40分程前に着いたが、すでに人が一杯で中々前に進めない。ストーリーは海賊とイギリス軍の戦いで船の火災や船員の海に飛び込むパフォーマンスは迫力が有る。
 ストリップをはさんでトレジャー・アイランドHの向い側にある、中世のイタリア文化、ルネッサンス建築で建てられたベネチアンHで、中世のベネツィアにタイムスリップする。カジノ・フロアの2階にあるグランドキャナル・ショップスでは、400mもある運河に本物のゴンドラが行き交い、周りの石畳にはイタリアや世界のブランドショップが店を連ねている。セント・マークス広場などでは中世のベネツィアの貴族に扮装した芸人達がカンツォーネを聞かせてくれる。
 トラムでモンテカルロHに戻り、カジノに隣接した中華料理店、Dragon Noodleで主人のすすめる海老、肉、茸、野菜などの中華料理は日本の味に近く、ビール、ワイン、ウーロン茶でお腹いっぱい頂く。9時前にホテルに到着し、明日の帰国の準備をする。

12月25日(月)23,100歩
 5時前に起きて、出発の準備をし、6時40分出迎えの車でマッカラン国際空港に向かう。ナショナル航空のカウンターで託送荷物を預け、出発までぶらぶらと買い物などをする。ナショナル航空N7-351便は定刻8時30分出発のところ、ロサンゼルス空港が霧の為出発がおくれ、D-3搭乗口でしばらく待たされる。
 N7-351便は1時間半程遅れて、ようやく9時55分に出発し、LAXのターミナル-4に10時50分に到着する。乗り換え時間50分の間にターミナル-4から国際線ターミナルまで歩いて移動し、JALカウンターで搭乗手続きをすると、出発時刻の11時40分まで30分であった。
 JL-61便の出発ロビーである103ゲートに行くと、大勢の人で一杯であり、出発は30分程おくれるとのことであった。JL-61便は30分遅れの12時10分に出発したが、成田空港には定刻の16時20分に到着した。機内は比較的空いており、二人分の席にゆったりして、食事の後大雅の玩具や免税品を買い、ワインで気持ち良くなって目覚めたら日本近海であった。

12月26日(火)4,200歩
 成田空港は臨時便などで混雑しており、第1ターミナルの近くに止まり、そこからバスで第2ターミナルに向かう。入国手続きを済ませ、広島にスーツケースを託送している間に千葉のマダムとはぐれる。
 京成の特急を日暮里で降り、山手線、中央線、京王バスを乗り継いで8時過ぎに帰宅する。


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