マダムとポチの
のんびりGuamの旅

2008.12.1612.22

 東京の寒さを逃れて最も近い南国、グアムに
旅しました。クリスマス前で、学校も休みで
ないのに子供連れの日本人客が多く、現地の
人に「日本の学校は休暇か」と、聞かれまし
た。Guamは観光客の8割が日本人で、国中が
日本人観光客で、日本人向けのサービス一杯
でした。


1月16日(火)東京—晴グアムー晴11,800歩
朝4時に起き、5時に予約してあったタクシーで国分寺に向かう。国分寺発5:07の中央線電車で新宿に5:40到着する。6:07発の成田エクスプレス1号の出発までホームの下で風をよけて待つ。今朝はこの冬で一番寒く、最低気温はこの時間で、2℃である。成田エクスプレスは定刻に出発し、7:29定刻に成田空港第一ターミナルに到着する。
ノースウエスト航空のカウンターで手続きをし、荷物を預けて4Fのレストラン「Gurmet」で7:55から8:20までモーニングセットや生ビールの朝食をする。
その後、5階の展望台から空港の景色を眺め、セキュリティーチェックと出国手続きをする。
ノースウエストNW-74便は25-Gateから定刻の9:45に離陸する。10:10頃には右手の遠くに富士山の冠雪した山頂が微かに見えた。間もなく機内サービスが始まったが、アルコール類は一律$5の有料である。$5払ってチリ産の赤ワインを頂く。10:40頃から機内食のハヤシライスなどを食べる。
Guam国際空港着は14時、時差+1時間で、定刻より20分早い到着である。この時期Guamは乾期で、気温は31〜25℃である。
Hafa Adai ! Guam (チャモロ語でこんにちは)
14:45空港を出発したバスは15:10 Marriott Resort &Spaに到着する。ホテルのコンシェルジュは日本の専門学校から実習に来ている佐賀県鳥栖市出身の中村さんで、Guam滞在中の案内など丁寧に説明していただいた。10階の部屋はウオーターフロントで、タモン湾の海が目の前に広がり、その先にタムニングのヒルトン・ホテルが遠望できた。
ホテル内を探検して、1階のプールサイドに降り、16時から1時間ほどプールバーでビールやカプチーノを飲みながらのんびりする。
5時半頃クリスマスカードをホテルの近くで販売している店、K-Martを教えてもらい、ベルボーイに行き方を聞いたら、タクシーを使うよう無理矢理勧められ、チップを含めて$8払い、5分ほどで到着する。K-Martはこの島で1、2を争う大きな規模のスーパーマーケットで、日用品、食料品等、何でもありの店である。地元の人達は大きなカートに満杯の品物を積んでレジに並んでいる。クリスマスカードも品揃えが豊富で、選ぶのが大変だ。1時間ほどでカードや牛乳、バナナ、バドワイザー、クッキー等を買いそろえ歩いてホテルに帰る。夕暮れになると道路や交差点はクリスマスイルミネーションの電飾で奇麗だ。
ホテルの部屋から夕日が沈むところが見えるかと思って、ベランダに出てみたが、Sun Setは17:55頃で、お日様は沈んだあとだったようだ。
ホテルから通称ホテルロードと呼ばれるサン・ビトレス・ロードを隔てた向かい側、ロイヤル・オーキッドホテルの1階にあるレストラン、Tony Roma’sに夕食に出かける。道路の向かいに見えても、信号が無いので隣のホテル、パシフィック・アイランドクラブの前まで歩いて信号を渡る。この店はハワイのワイキキで十数年前に見つけ、それ以来気に入った店でポチはリブステーキが、マダムはマウイオニオンと呼ばれる玉ねぎを円筒形にした揚げ物が好物である。今夜も夫々の好物を注文し、ビールはバドワイザー、マダムは紅茶で頂く。私達は待たずに店に入れたが、帰る頃は待っている人で、ロビーは大混雑であった。隣のブロックにあるABCストアでグアムのお土産品として有名なグズリアを買い、ホテルに帰って味見をする。
部屋から見える美しい夜景を眺めながら眠る。

12月17日(水)晴&にわか雨10,600歩
窓外が明るくなって目が覚めた。風呂に入って、バナナ、クッキー、コーヒーで朝食をする。8:40ホテルの1階からビーチに出て、砂浜を30分ほど散歩し、ハイアットリージェンシー・ホテルまで海岸側からホテルや教会を見物する。海岸から見えるマリオットホテルは道路側とは打って変わって存在感がある建物だ。この島ではホテルをResort &Spaと呼んでいるが、紛らわしいのでこの日記では「ホテル」と呼ぶ。
ハイアットリージェンシー・ホテルのJTBデスクで18日(木)の「グアム島一周ツアー」の予約をする。ホテルから歩いてDFSギャラリアに行き、運良く出発間際の9:35発恋人岬行きシャトルバスに乗り、10分ほどで到着する。
恋人岬、Tow Lovers Pointにはこの島で最高の眺望を誇る展望台がある。大勢の観光客がひっきりなしに到着し、団体さんのバスが着くと狭い展望台は人で溢れかえるようである。私達は10:40発のシャトルバスで帰るまで、団体さんのいない隙を狙って展望台から見える景色や海岸に押し寄せる3重、4重の白い波と真っ青な海のブルー、そして展望台の真下に見える海中の岩礁に見とれていた。
シャトルバスの終点、DFSギャラリアの2階入口からDFSの中を通り抜けて、1階出入り口から道路の向かい側にあるアンダーウオーターワールドは目の前だが、歩道のある交差点を渡る。グアムの信号は変わるのが早く、歩行者用の信号が青になって10秒ほどで赤色の点滅灯に替わり、歩行者を慌てさせる。
アンダーウオーターワールドのカウンターで入場券を買い、見物する前に3階のレストラン、サムチョイス、Sam Choy’sで11時半から1時間ほど食事をする。ポチはタモン湾風ステーキ(エビの揚げ物、アンガス牛ステーキ、カレー味の温野菜、味のついたライス)は何故かデッカイ海苔付きで、別の皿にマカロニサラダが付いていた。マダムはシーフードヌードルで、ウドン風のパスタにエビ、ホタテ、白身魚のフライがたっぷりと、温野菜、そしてこれもマカロニサラダが別の皿で出された。飲物は勿論バドワイザ−2本とコーヒー。食事の終わり頃顔を出した割烹着姿のお兄さんがパンフレットに出ていたオーナーの顔や体型と良く似ていたので、「オーナーですか」と聞いたところ、息子だとのことで、マダムは一緒に記念写真を撮る。
水族館の入口で記念写真を撮り、JCBカードを見せて日本語で案内を聞くイヤホーンを無料で借り、世界最長のトンネル型水族館を12時半から1時間半ほど見物する。その後2階の土産物屋に立ち寄り、土産や記念撮影された写真をPC画面で確認して買う。
サモントロリーの7Aバス停からバスに乗り、ホテルに帰る。途中で大粒の通り雨にあったが運良くバスを降りたら止んでいて、14:25ホテルに到着する。フロントデスクにいた中村さんのお薦めで、数あるディナーショーの中から20日(土)のフィッシュアイ・ポリネシアンディナーショーを予約する。
<3時から5時まで部屋で休憩>
17:30から毎週水曜日に開催されるチャモロビレッジのナイトマーケットに出かける。この日にはホテル前のバス停を無料のバス、チャモロエキスプレスが通ると聞いて、バス停に来たバスに乗ったら有料で、一人$3を払う。バスの中で隣の座席に座っていた地元のおばさんが食べ物屋等マーケットの中を案内してくれ、17:45から19時過ぎまで土産物屋や食べ物屋が軒を連ねて並ぶマーケットの中を人の波を押し分けながら見物する。帰りは無料バスの発車場を聞いて乗車したが、マリンドライブ道路からK-マートを過ぎてもホテルに着かず、結局ニッコーホテルからタモンの繁華街を一周して19:30やっとホテルにたどり着いた。
今夜の夕食は19:40から1時間ほど、ホテルのステーキハウス、マンハッタンでマグロの炭火焼、ほうれん草サラダをバドワイザー、白ワイン、紅茶で頂く。
<眠る前にクリスマスカードを書く>

12月18日(木)晴&にわか雨10,600歩
朝風呂に入り、バナナ、クッキー、コーヒーの朝食をする。クリスマスカードをフロントで出してもらい、マダムはロビーからの景色をスケッチする。
8:20に約束より20分遅れて迎えに来たガイドのバスに乗り、途中のホテルで大型バスに乗り替え、すべて日本人の総勢28名で島内一周ツアーが出発する。横井さんが発見された直後入院したグアム記念病院跡を車窓より見物する。この病院は一時、横井記念病院とされていたが、地元の人の反対でグアム記念病院となったそうであるが、今は取り壊されて公園になっている。
フィリッピン海に面した、太平洋戦争で米軍が上陸した<太平洋戦争国立歴史公園>、スペイン時代の橋<スペイン古橋>、マゼランが上陸した<マゼラン記念碑>、スペイン時代交易船を海賊から守る為に築かれた<ソレダット砦>、沖合に見える<ココス島>を過ぎると海岸線を走る道路は太平洋岸となる。
10:30ゲフパゴ・チャモロ文化村に到着し、11:15までグアムの原住民、チャモロの文化を見学する。海水を煮た造る塩、ココナッツから造るゼリー状の飴、ヤシのひげの蚊取り線香やろうそくの芯、ヤシの葉3本を縒って造る紐とその道具、鳥や魚等の飾り物など素朴な雰囲気が漂う。
村から15分ほどで、島で一番の<タロフォフォの滝>に到着する。チャモロ村では雨が降っていたが、雨も上がり11:30から1時間ほど滝と横井さんが28年間住んでいた<横井洞穴>を見学する。バス停からミクロネシアで最初に出来たケーブルカーに乗り、タロフォフォの滝#2を見下ろすケーブルカー・ステーションで下りる。そこから滝を見上げながら滝の下を回り込み、全長40mの吊り橋を渡って横井ケープの入口にある土産物屋に着く。そこからは山道を歩くこと10分弱で横井ケープである。穴には竹で柵がしてあり、上から覗くことは出来たが、入ることは出来ない。#1の滝と#2の滝の間を全長60mの吊り橋で渡り、#1の滝を真下から見物し、ケーブルカーの発着所に戻る。このケーブルカーは4人乗りのワゴンが2台しか無く、団体客が来ると大忙しである。
バスは海岸沿いの4号線からマリンドライブ道路に戻り、タムニング地区のレストラン、シーフード・シェフ/Maharaniに13:10到着し、ここで1時間ほどバイキング形式のLunchをする。
<平和慰霊公苑>は島の北部、ジーゴ地区にあり、米空軍基地が近くにあるせいかやたらと鉄条網が目立つ区域である。レストランからバスで30分ほどである。広大な敷地の中は奇麗に整備されており、太平洋戦争の戦死者を祀ってあると言う。白い立派なモニュメント、慰霊碑と我無山・平和寺というお寺があり、当時を偲ばせる遺留品も展示されていた。我無山とはGuam山の当て字だろうか?
バスはタモン地区に戻り、ニッコー・ホテルから順次ツアー客を降ろし、マリオットは最後、15:50に到着する。ガイドのイリタさんは恰幅のいい日系?世とかで、日本人が多いせいか、日本びいきの説明を片言の日本語で説明してくれ、時々ユーモアや駄洒落を交えて飽きさせないガイド振りであった。グアムでは野菜や果物は栽培せず、輸入していることも初めて知った。この島では地形が変わるほどの台風が到来し地震も多く、山火事もしばしば起こる、とのことである。
17:53から5分間ほど、部屋のベランダから夕日の沈む光景に見とれる。サンセット時間は17:56とのことであるが、山並みの向こうに沈む夕日を見るのは久し振りで感激した。
夕食は隣のホテル(といっても歩いて10分以上かかる)、フィエスタ・ホテルにある「侍」で18:40〜20:00の間、鉄板焼きである。アンガス牛ステーキ、牡蛎や茄子等の野菜類を目の前の鉄板で焼いてもらいながらバドワイザー、赤ワイン、日本のほうじ茶で頂く。最後は牛の脂身たっぷりのチャーハンで締める。焼いてくれるのは自称43歳と言うフィリッピン出身のイケメンで、この道30年、米国本土やハワイで修行したらしい。話しが弾んで、帰りがけにわざわざ出口で待っていて、記念の写真を撮ったり、3人で記念写真に納まる。
お腹が一杯になったので、バス通りのクリスマス飾りを眺めながら、大阪ストアーやABCストアーに立ち寄る。ホテルの4階、フロントの1階下にあるBar & Café でコーヒー(ポット入り、カップ3杯分+αで$4)と赤ワインを頂きながら大人の雰囲気を味わう。21:20部屋に帰る。

12月19日(金)曇—にわか雨—晴13,500歩
6:40〜7:50海岸に出て左手方向のヒルトンホテルまで散歩する。海岸に出たとたん、にわか雨が降り出したが、しばらく雨宿りをしているうちに止んできた。しかし恋人岬からニッコウホテルの上空にかけてはしばらくの間雨雲におおわれており、雨の降っている様子が分かる。
ホテルに帰り、シャワーを浴びてお決まりのメニュー、バナナ、クッキー、コーヒーの朝食をする。
9:50歩いてK-マートまで上り坂を登り、買物をする。K-マートからタモントロリーのグリーンコースバスで、ヒルトンホテルを経由して帰る(11:30)。
今日の昼食はJTBからのプレゼントで、マリオット・カフェのランチ・バイキングを11:40〜12:50の間ゆっくり頂く。マダムは主に中華風まんじゅうや焼売、ケーキ類、ポチはバドワイザーのつまみやステーキ、珍しい巻き寿司で満足する。食後、プールサイドのデッキチェァーに寝そべって昼寝をしたり新聞を読んだり、マダムはスケッチをし、15:25までのんびりする。その後マダムはホテルのトレーニングジムでフットウオーキングマシンを使い、フィットネスに励む。
フロントで明日の朝市に乗って行くタクシーを予約し、18時からDFSまで無料のタクシーに、水戸から来ていると言うご夫婦と相乗りする。
帰りはタモントロリーのイエローコースバスをホテル前で降り、レストランTony Roma’sに行ってみると、店の前のロビーに溢れるほどの客が待っていたので、隣のレストラン、ジャマイカン・グリルで夕食をする。このレストランは地元の人達で賑わっており、観光客は殆ど見当たらない。ウエイトレスも若いぴちぴちした地元の娘さんで、明るく活気がある。ポチはジャマイカンステーキ(甘いタレをかけたステーキ+グアムライス=チキンライス+ジャマイカンライス=赤飯のようでご飯に味がついている、野菜とフルーツ)、マダムはフルーツサラダ(野菜とフルーツがたっぷり)。地元の人はマンゴージュースやピッチャー入りの特製ジュースを飲んでいたが、私達は無難なバドワーザーとシロップたっぷりのアイスコーヒー。
9時前にホテルに帰ったが、今日は花金とあって隣のホテルのプールサイドでは12時過ぎまで賑わっていたようだ。

12月20日(土)晴—にわか大雨—晴11,100歩
6時に起きてコーヒーとバナナで朝食をし、7時に予約してあったタクシーで朝市に向かう。朝市は毎週土曜日と日曜日に、北部のデデド村で朝6時から10時まで開かれる。地元の人に混じって観光客も多く、衣類、おもちゃ、食品等なんでも有りの市場である。タクシーの運転手が傘を持って行けと、大きな傘を貸してくれたが、途中で大雨となり、助かった。雨は10分ほどでやんだが、傘をさしても歩くのが困難なほどで、しばらく店先で雨宿りをする。1時間ほど朝市の中を歩いて見物し、バナナ(地元のバナナは太くて短く、独特の粘りと味がする)、クーキー、ピーナッツ、ジャンバースカート、花の髪飾り等を買う。タクシーの運転手を携帯電話で呼び出し、8:45 DFSで降りる。DFS前のアウトリーガ・ホテルのコーヒーショップでコーヒーとクッキーのお茶をする。日本人に人気の高いJP—スーパーストア(JPはJapanの略?)はこの時間でも空いていたので、見物しながらお土産を買う。9:30、初発のタモントロリーイエローコースのバスはアウトレットやモール、K-マートに買物に行く日本人で満員だった。9:45ホテルに帰る。
11:30 DFSの無料バスでDFSに行き、¥を$に換える(レート$=96¥)。午前中チェックしておいたJP—スーパーストアの先にある中華レストラン、頂泰豊(ディン・ダイ.フォン)が台湾の有名な「鼎泰豊」と読みが一緒だったので、昼食をする。大根餅、小龍包、エビシュウマイ、空芯菜の炒め物、を注文し、バドワイザーとウーロン茶で頂く。小龍包は
「鼎泰豊」の味と比べ物にならなかったので、主人に聞くと、材料が手に入らないとのことであった。主人の林さんは日大の農芸化学を卒業して、所沢の安藤製餡所に勤めていたそうで、オーストラリアのブリスベンで勉強中の大学2年生の娘さんが、夏休みで、手伝っていた。
タモントロリーのグリーンコースバスで、この島で最大のショッピングモール、マイクロネシア・モールに行く。ちなみに、タモントロリーはJTBのコンチャカードを見せると無料で乗れ、同様のカードを各旅行会社がツアー客に無料で提供している。このモールは、ウエストマリンコープ・ドライブにあり、120店舗のショップが入っているそうである。マダムはLespoのバッグやストラップなどお土産を見つけたようだ。
<14:55ホテルに帰り、17:00まで休憩>
17:00予約しておいたフィッシュアイ・ポリネシアンディナーショーの迎えが来る。20分ほどでアガニア湾の海中展望塔に到着する。ここはミクロネシア唯一の海中展望塔で、水深10mのところにある展望窓から自然海底公園を見物する。カラフルな魚、群れをなして泳ぎ回る小魚やサンゴ礁を見物する。展望窓から地上に出て、橋を渡る頃はちょうど夕日が沈む頃で、西の空が美しく輝き、日が沈むまで眺めていたら、バスに帰るのが最後になった。
展望塔の向かい側がポリネシアンディナーショーの会場である。18:10に到着し、19:20までバイキング形式のディナーである。私たちの席はショーの舞台の真ん前で、それも一番前の特等席である。多分、私たちだけが現地で入場料を払い、他のグループはツアー会社や代理店経由で払ったのとの違いがあったのだろうか。それにしても、入場料を食事の後支払ったが、ビール代はサービスしてくれたのには驚いた。しかしその分はチップとして置いてきた。ポチはステーキ2枚をメインに巻き寿司やスイカなどフルーツを、マダムはエビ、魚、野菜の天ぷらと日本そばをバドワイザーやコーヒーで頂いた。
19:30〜20:30はポリネシアンショーで、ロコ大学の学生アルバイトによるフラダンスショー、太平洋の島々からオーディションを経て選ばれたフィシュアイ専属のプロ・ダンスグループによるエキサイティングなアイランドショー、火を噴く矢のショーなどトロピカルムード一杯のショーが、軽快なリズムの音楽で次々と披露され、感動した。ダンサーの腰の動きは素早く大きな腰振りで、ショーが終わると観客と握手をしたり、記念写真を撮ったり、サービス満点であった。
帰りはホテルの方向別に、掲示してあるバスで送っていただいた。
<波の音を聞きながらオヤスミナサイ>

12月21日(日)晴/にわか雨10200歩
朝は朝焼けしていたが、そのうち風と雨が強くなり、その後晴れてくる移り変わりの激しい空模様である。9:40タモントロリーのイエローコースの始発バスを待ってグアム・プレミアムアウトレットに行く。タムニング地区にあるグアムで唯一のアウトレットモールで、G.P.O.と略して呼ばれる。有名ブランドから、時計、スポーツブランド、おみやげショップ、ローカルフードなど幅広いセクションのショップが軒を連ねる。アウトレットプライスは魅力があるらしく、乳母車を引いた子供連れや、若者が多い。勿論殆ど日本人である。それにしてもGuamは小さな子供を連れた日本人が目立つ。
10:50イエローコースのバスでタモン地区に戻り、ホリデイリゾート・ホテルで下車し、ホテルの2階にあるレストラン、La Brasserieで11:35から12:30までブランチをする。ポチは特大のステーキを、マダムはミックスサンド&山盛りのポテト添えをバドワイザーやコーヒーで頂く。明るく、気さくなウエイトレスのおばさんは時々私たちのテーブルをのぞいては「用はないか」と声をかけてくる。一緒に写真を撮ってやると喜んでいた。多分、私たちはバイキングではなく、アラカルトだったのでチップが貰えると思ったのだろうか。
食後、海岸を歩いて、ハイアットリージェンシー・ホテルにあるJCBプラザで、グアム滞在中に沢山JCBカードを使ったご褒美に濡れティッシュとDFSで使える$10分の商品券との引換券を貰う。この引換券をDFSで金券と引き換え、更にJCBカードを$3使ってお土産を買う。
14時にホテルに帰って、部屋で昼寝をしたり、プールサイドのデッキチェアーに寝そべってバスで貰った毎週金曜日に発行される日本語のグアム新聞を読む。マダムはスケッチをしたり、スポーツジムで汗を流す。
18:10〜19:40 Tony Roma’sで最後の夕食をする。今夜はリブステーキと小エビのフライをカクテルグラスに入れた野菜の上にのせたシュリンプカクテルでこれには何故か箸が1本ずつ2本、対角線上に刺してあった。飲み物はバドと紅茶、ウエイターがパンを忘れたり、ビールの追加を忘れたりで、気分を害したのでチップは通常の半分にする。
マダムは部屋に帰ってコンシェルジュの中村さんと約束した折り紙を折って23時頃就寝したらしい。

12月22日(月)晴/にわか雨11,000歩
朝焼けを見て、6:40から8:20まで散歩をする。隣のパシフィックアイランド・クラブの中を見物して海岸に出ると大きな虹が目の前に見えた。虹は隣のイパオ・ビーチ公園からロイヤルオーキッド・ホテルに行く間も場所を変えてしばらく見えた。ABCストアで朝食用にサンドイッチを買い、ホテルに帰ってコーヒー、バナナ、残りのお菓子で朝食をする。ABCストアでバドワイザーを買おうとしたが、9時前はだめだそうで、ホテルで調達する。
チェックアウトまで風呂に入ったり、荷物をまとめたりして出発の準備ができると、ベランダから改めてタモン湾の海岸線を眺めてのんびり過ごす。
13時にチェックアウトして、13:30迎えのバスに乗り、14時には空港に到着する。NW航空のカウンターで搭乗手続きをし、スーツケースを預ける。厳重な手荷物検査と身体検査を受け出発ロビーに入る。ポチはBig NAMAで20オンス入り、プラスチック製特大のジョッキで生ビール$9を、マダムはSeattle’s Best Coffeeでカプチーノ$5を頂く。ビッグジョキは店の人に話して記念に頂いて帰る。
NW 73便は5-Gateで15:20から搭乗が始まり、私たちの席は往路と同じ17-H , J席である。豚肉のすき焼きの機内食の前後に赤ワイン2本を$10で飲んだら、乗務員のお姉ちゃんがコップにいっぱいの赤ワインをサービスしてくれ、飛行機を降りるときはふらふらだった。機内販売でブルーベリー入りのチョコを2缶、$24で買ったが、これは家族に評判が良かった。
成田空港第一ターミナル到着は18:38、定刻より20分ほど早い到着である。19:05発の所沢行き西武バスはガラガラの状態で、所沢駅東口到着は22時、西武電車で小平駅着22:10、タクシーで22:30に帰宅する。


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