台湾縦断紀行

2013.5.195.23

Formosa台湾の中でも最も美しい台中の

日月潭と阿里山に宿泊して景観を堪能しょうと、

台北から2007年に開業した台湾高速鉄道で

台中まで、それからはバスで高雄まで旅

しました。日月潭、高雄の寿山からの景観は

素晴らしく、阿里山の森林散策も感動しまし

たが、期待していた玉山の日の出は雨で、

残念でした。おいしい食事と果物、それに

啤酒(ビール)で身も心も満足しました


5月19日(日)東京—晴 台北—曇 6,900歩 

 8:45に家を出て、バス、電車を乗り継いで吉祥寺に到着する。10時発の成田空港行きリムジンバスは快適な走りで、11:30成田空港第2ターミナルに到着した。北17番団体カウンターで受付手続きをし、Eチケットや旅の案内書を受け取る。12時からEカウンターで搭乗手続きをし、スーツケースを預け、添乗員の松本さんの説明を聞く。

 4階の売店でOさんへのお土産としてどら焼きを買い、セキュリティー検査、出国手続きをして71-Gateに向かう。売店でお土産にみそ汁を買い、ビールやコーヒーで喉を潤す。

 中華航空CI-101便は機体の整備が遅れ、15:08に離陸した。16時頃機内食、ポチはうな丼を赤ワインで、マダムはポークハンバーグ&ハヤシライス。台北到着は現地時間の17:20、時差は-1時間、新装なった第2ターミナルのA-8Gateに到着する。

 現地ガイドの李康章さん(金品旅行社)の案内でバスに乗り、

19:20台北花園大酒店(Taipei Garden Hotel)に到着する。部屋からOさんに電話して、ロビーでお会いする。19:50から21:30まで、ホテルのバー、La Fusion Deli& Barでビールを飲みながら歓談する。Oさんには旅行初日からマンゴー、ライチ、 鳳梨酥、烏龍茶等、お土産をどっさり頂いた。

 

5月20日(月)台北—晴/スコール 日月潭—曇 9,300歩

 5:10に起きてシャワーを浴び、5:50からホテルの周辺を散歩する。朝食は1Fのレストランでバイキング形式の朝食。パイナップル、バナナなどフルーツが美味しい。

 8:30バスでホテルを出発する。

 9:00〜9:25忠烈祠で衛兵の勤務開始の儀式を見物する。今日

 は海軍の白服。

 故宮博物院(中山博物院)9:50〜11:35 中国からの団体観光客で溢れんばかりであり、人気スポットは入場制限があるが、それをかき分けて見物する彼らのバイタリティーに圧倒される。

 12:00〜12:50 金品茶楼で上海風飲茶の昼食を1卓8人で囲

 む。何故かこの旅では「金品」の付くレストランや土産物屋、ホテルが多い。旅行社と同じ経営なのだろうか。

 総統府を車窓から見て、13:15〜13:45中正記念堂を見物する。衛兵の交代時間ではないのか、今日は見物客が少ない。

 13:50〜14:30 土産物店、フローレスでお茶セミナー。14:50〜15:30免税店、昇恒昌。

 台湾高鐡=新幹線で台中へ向かう。台北発16:30、台中着17:19、土砂降りの雨。219号の4号車D,E敬老座席NT$350/人。

 17:40バスで日月潭に向かい、18:37 海抜847mの日月潭の畔に建つ雲品酒店(Fleud de Chine Hotel)に到着する。このホテルは地震によって温泉が涌き出し、大浴場やプールがある天然温泉SPA付きの高級リゾートホテルである。部屋にはウエルカムフルーツとクッキーが待っていた。

 夕食は2Fのレストランで、8人が一卓の丸テーブルを囲み、湖やこの辺りの食材を使ったメニューが並ぶ。8時にSさんとロビーで会う約束があり、デザートはパスするが、啤酒は大瓶2本をしっかり頂く。

 8時にロビーで、この雨の中をわざわざ車で会いにきて下さったSさんと会い、1時間ほど歓談する。ここでもマンゴー、鳳梨酥、烏龍茶等をお土産に頂く。

 9時から温泉の大浴場にゆっくりと浸かる。

 

5月21日(火)曇/雨 4,300歩

 5時に起きる。マダムは大浴場で温泉気分を味わい、ポチは部屋のシャワーを浴びる。8時から食事をし、雲品エコロジー遊歩道と呼ばれるホテルの庭を散歩する。雨上がりなので気持ちがいい。

 10時ホテルのロビーに集合し、バスにスーツケースを積み込んで出発する。5分ほどのところでバスを降り、湖畔の遊歩道を10分ほど散策する。湖の中程にある(ラルを境に西の両側が「太」と「三日月」の形に似ていることから日月潭と呼ばれているそうで、これらの風景にしばし足を止めてしまう。湖畔には慈恩塔と呼ばれる故蒋介石総統が母親のために建てたと言われる高さ45mの塔がそびえていた。

 10:20〜11:05湖畔を彩る巨大な文武廟を見物する。

 11:40〜12:30水里の野鴨谷餐廳で昼食。この辺りはワラビの産地で、地元の野菜や魚など11品と黄色いスイカが美味しかった。

 12:40〜集集の街の武昌廟を見物する。この廟は完成後半年で14年前の地震にあい、崩れたままの姿を今でも留めている。日本統治時代の木造の駅舎や機関車が残っている集集駅を12:50から30分ほど見物する。

 14:30からトイレ休憩した辺りでは急に夕立が来た。バスは嘉義を通過して山道を阿里山へと向かう。バナナ畑やお茶畑が続く。

 阿里山のゲート辺りは14℃で涼しい。16:20バスの駐車場に到着し、ホテルの送迎バスに乗り換え、16:50阿里山閣大飯店に到着する。

 18時からの夕食は寄せ鍋があり、タケノコなどの山の幸が多かった。明朝は早起きして玉山(新高山、3,952m)からの日の出見物に出かける予定なので、準備をして就寝する。

 

5月22日(水)雨/曇 15,000歩

 3時に起き、暖かいコーヒーでオレンジを食べ、4:15ロビーに集合する。小雨が降っていたが、沼平車站まで、5分ほど傘をさして歩く。4:30発の列車で祝山車站に向かい、5時に標高2,451mの祝山観景台に到着する。5時23分が日の出の時間だったが、雲に覆われ、雨が降っており、何も見えない。あの辺りから朝日が昇るだろう、と見当を付けるのみであった。この辺りは雨が多く、10回は来ないと日の出には会えないそうである。

 祝山車站を5:55発の列車でホテルに帰る。6:30から朝食をし、8時にロビーに集合して、阿里山の森林散策に出発する。

 姉妹潭8:15、木蘭園8:20、受鎮宮8:25、福徳廟8:35、香林拱橋と呼ばれる吊り橋を渡る。香林国民小学校(台湾で最も標高の高い)8:40。阿里山巨神木群:香林神木(2,800年以上のヒノキ)、禅寺=慈雲寺、三代続く三代木、象鼻木等を見物して阿里山工作站から専用車で9:20ホテルに帰る。

 9:50スーツケースをホテルのバスに積み込み、駐車場で専用の大型バスに乗り換え、10:00出発する。11:40から10分間往路と同じところでトイレ休憩をし嘉義の市街にある金品鶏肉飯店で12:20〜13:25鶏肉飯付き郷土料理の昼食をする。キャベツを塩味で炒め煮したサラダ風の一品が美味しかった。この料理には今回の旅で度々出会った。

 バスで台南に移動し、14:55〜15:40平安老街を見物する。この街は鳳凰と呼ばれる赤い花、ゴールデン・シャワーと呼ばれる黄色い花を咲かせる街路樹が多く、町並みや公園などを彩っている。

 15:55〜16:30赤嵌樓と呼ばれるオランダ人によって築かれた古城を見物する。 

 バスで高雄に移動し、16:50〜17:50蓮池潭を見物する。龍虎塔は工事中のため入れなかったが、湖裡亭を遠望し、慈青宮に参拝する。

 18:20夕食会場の龍興餐廳にバスから降り立ったらSさん夫婦が待ち構えていて、ハグで迎えてくれた。しばらくレストランの入り口で立ち話をしていたら、松本さんが迎えにきてくれたので、高雄名産のパン2斤(30分以上並ばないと買えない)、同じパン屋の鳳梨酥、阿里山茶などのお土産を頂き、夕食のテーブルに着く。海鮮を主体にした料理を美味しく頂き、ガイドの李さんから豆花のデザートを頂く。

 19:50レストランの並びにあり、高雄で最も高いビル、85 Sky Tower Hotelの50階の部屋に落ち着く。

 20:00からYさんご夫婦と愛河クルーズと六合夜市の散策に出かける。愛河は古くからの運河で、往復して綺麗な夜景を堪能する。夜市は食べ物屋が軒を連ね、夕涼みの客で賑わっていた。マダムは記念にリュックを買い求める。

 21:30ホテルに帰り、39階のSky Loungeでワインと、このタワーの描かれたカフェラテを頂きながらしばし寛ぐ。

 

5月23日(木)晴 8,800歩

 5:10に起きてシャワーや風呂に入り、39階のレストランで朝食をし、9:30までホテルの周りを散歩する。

 9:10〜9:30寿山公園、高雄の町並み、宿泊したホテル、港や停泊している豪華客船を遠望した。

 9:50〜10:15台湾南部道教の聖地、三鳳宮を見物する。中国北方の建築様式で建物が美しく、彫刻、配色が見事である。

 10:15から免税店に立ち寄り、時間調整をして11:45高雄国際空港に到着する。搭乗手続きが始まるまでレストラン、Chef Tengでビール、カプチーノ、サンド等を頂きながら休憩する。

 中華航空CI-102便は71-Gateより14:45離陸し、18:40成田空港第2ターミナルの91-Gateに到着した。機内食はうな丼、赤ワインで頂く。機内でダークチョコを2袋買い求める。

 成田空港発20:10の西武バスで22:05所沢駅東口に到着し、西武電車、タクシーで22:40帰宅する。


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