留学生と歩く
金沢・湯涌温泉の旅
2012.2.18~2.22
今年で11回目になる金沢学院短期大学の 卒業研究発表=ファッションショーを鑑賞 するため金沢市を訪れました。今年は ヴェトナムからの留学生と3人で、雪の 金沢や湯涌温泉を楽しみました。例年にない 大雪で、兼六園や金沢城の雪化粧は美しく、 武家屋敷や茶屋街などの風情を堪能しました。 |
2月18日(土)東京—晴 金沢—雪 6,200歩
家を出たのは10:30、11時に武蔵小金井駅で留学生のDさんと待ち合わせ、中央線快速電車で東京駅に向かい、11:40到着する。
予約した列車の出発時刻まで時間があるので、Dさんとマダムは東京駅の駅中を探検する。
上越新幹線東京駅発12:12たにがわ321号の5号車2階席で越後湯沢に向かい、13:26到着する。越後湯沢駅の構内は大勢の人でごった返しており、ほくほく線への乗り換え口もフリーパスであった。構内の人はほくほく線からの乗り換え客で、列車が遅れたため予定していた東京方面への新幹線に乗り遅れ、次の列車を待っている人の列だったようだ。
人の列をかき分けて駅弁を買い、ホームに停車中の列車に乗ったら指定席に先客があり、車掌に聞いて乗る列車を間違えたことに気付いた。改めてほくほく線のホームに向かう。その頃は既に発車時刻を過ぎていたが、折り返しの列車が遅れた為車両の整備中であり、助かった。
越後湯沢発定刻13:34ほくほく線経由金沢行き、はくたか12号は15分程遅れて出発し、新潟の豪雪地帯を通って金沢に向かって走った。線路脇には除雪した雪が山のように積み上げられて、視界を遮り、その上雪が降っているので景色がかすんで見える。ほくほく線は単線運転のため、行き違う列車を待つ時間がずれて次第に遅れが大きくなってくるが、途中でスピードを上げてそれを取り戻し、金沢の手前でのろのろ運転があったものの定刻より36分遅れで16:45金沢駅に到着した。直江津まで車内販売が無かったので、列車の中で駅弁を食べたが、飲み物無しで我慢する。
金沢駅の観光案内所に立ち寄り、観光地図とパンフレットをもらい、タクシーでエクセル・東急ホテルに向かい、スーツケースを預けて金沢歌劇座に5:10到着し、持参したドーナツを差し入れる。
ファッションショーの練習風景をしばらく見物し、通りがかりのタクシーでホテルに帰り、8Fの隣同士の部屋に案内してもらう。
夕食は馴染みの千成寿司で18:40からこの時期の能登の珍味を味わう。メニュー:醤油味の牡蠣、刺身(甘エビ、アジ、ブリ、バイ貝)、イワシのおから寿司、蛤のおすまし、う巻き、シャキシャキした海藻の酢の物、握り寿司(アナゴ、甘エビ、マグロ、タコ、イカ、カイ)&立山のぬる燗。
8時からのライトアップバスに乗るため店を19:50に出て香林坊のバス停に向かう。40分程で金沢市内を一周し、21時ホテルに帰る。
21時からホテルのラウンジでハイボール、チョコケーキ、ココアなどで1時間程おしゃべりをする。ポチがお休みになった後、
10:30頃娘が来室し、遅くまでお喋りしていたようだ。
2月19日(日)晴 気温4/-3 ℃ 14,100歩
6:45起床。シャワーを浴びる。朝食に出かけたが、交差点の歩道は滑りやすい。滑りかけたら後ろから来た若い女性に助けてもらい、やっと渡ることができた。9時から10時まで片町のGerman
bakeryでトーストセットの朝食をする。
10:40からゆっくり兼六園の雪景色と成巽閣のひな人形を見物する。雪を冠ったことじ灯籠には目を奪われた。霞ヶ池を眺めながらお茶屋であんころ餅とビールで一休みする。
11:20から12:30まで金沢城公園を見物する。兼六園の向かい側、石川門から入ったところにある案内所に、運良く英語で案内してくれるボランティアガイドの谷原さんがいらっしゃったので公園内を案内してもらう。偶然にも谷原さん、Dさん、そしてポチも共に寅年生れで、三頭の虎が記念撮影をする。
石川門から観光物産館に向かい、角の曲水宴で2時まで治部煮茶そば、ヒレカツ、白玉ぜんざい等の昼食をする。
2時半から4時まで金沢歌劇座でファッションショーを見物する。金沢学院短期大学の卒業制作発表会であるこのファッションショーも今年で11回目を迎え、毎年この時期には見物に訪れているが、今年も卒業生の個性が出たショーを楽しませてもらった。Dさんは初めてだったので、ショーをした卒業生と記念撮影をする。百万石通りをホテルに帰りながら、二十一世紀美術館に立ち寄り、道沿いの工芸館を見物する。
18:30〜20:50毎年食事をするふたつで夕食をする。香箱がに、ガスエビ、ブリの刺身、ぶりカマの塩焼き、赤ナマコ、白エビの唐揚げ等北陸の味を堪能する。ホテルに帰り、9時半までラウンジでおしゃべりをし、さらに二人は12時頃まで部屋でケーキ等食べながらおしゃべりをしていたらしい。
2月20日(月)小雪/曇 気温7.3/0 ℃ 9,700歩
6時に起きてシャワーを浴びる。娘とDさんがB1のベーカリーでパンをスタバーで飲み物を買って来てくれ、部屋で8:30から1時間程4人で朝食をする。
ホテルで長靴を借り、3人で9:30から武家屋敷を見物する。武家屋敷の休憩館に居合わせたガイドのまいどさん、昭和2年生で84歳、今でも毎日英字新聞で勉強してるという中村さんに、流暢な英語で長町武家屋敷跡の漢方薬店や足軽資料館等を12:25まで、丁寧に案内してもらう。
武家屋敷跡から歩いて尾山神社に向かい12:30から20分程見物する。境内では梅がちらほら咲き始めていた。百万石通りの百万石うどん店で鍋焼きうどん、かつカレー、天ぷらうどんの昼食をし、タクシーで東茶屋街に向かう。
1:40〜4:25東茶屋街を見物する。金銀箔さくだでは金泊入りのお茶を頂き、金箔作りの実演を見物し、2階の金箔トイレ等を見物する。ひがし茶屋休憩館でガイドのまいどさんを見つけ片言の英語で茶屋街を案内してもらう。
茶屋街の近く、橋場のバス停からフラットバスで香林坊まで帰る。
夕食は18:30〜10:40、毎年訪れる長町の加賀料理店、せい月で、今年定年を迎えられるY先生ご夫妻と娘、Dさんと私たちを入れて6人で加賀料理のフルコースを頂き、会話も弾み、大満足であった。料理は食べきれない程だったので、最後のご飯はおにぎりにしてもらう。
2月21日(火)曇 気温8/1 ℃ 11,700歩
8時から昨夜のおにぎりで朝食をする。
9:20にホテルを出て、10時からの見物を予約してあった妙立寺(忍者寺)をDさんが見物する間、私たちは西茶屋街を見物する。
11:30にホテルをチェックアウトし、バスで金沢駅に向かう。金沢百番館の食事処、黒百合で治部煮セット、加賀野菜のかき揚げ丼、たにし、なまこ等で昼食をする。その後、百番館でお土産の下見をし、14:12発のバスで湯涌温泉に向かい、14:50今宵の宿、やまねに到着する。15:10〜17:00
Dさんとマダムは夢二館を見物し、ポチは温泉に浸かる。
19:10娘が到着し、19:20〜21:20炉辺と称する食事処で全11品の食事をする。
女性軍3人は露天風呂に行き、浴衣の着方の講習会を開き、12時頃までおしゃべりをしていたらしい。ポチは部屋の空調が良くなく、夜中に時々目が覚める。
2月22日(水)晴/曇 2,500歩
8時から8時半まで朝食。サービスが悪く、おかずが少ないので何でご飯を食べたらいいのか聞きたいが、給仕する人の姿も見えない。昨夜の空調といい、最低の宿であった。
8:55宿を娘の車で出発し、金沢学院短期大学を車上から見学し、金沢駅に9:50到着する。Café
Arcoでお茶し、娘が大友楼に予約しておいてくれた3人分の弁当を受け取る。
はくたか11号越後湯沢行きは11:19定刻に出発し、3人は3号車で大友楼の弁当、利家御膳、かに飯、ステーキ丼を夫々頂く。越後湯沢到着は14:00、約5分の遅れで、わずか4分の乗換時間で、Maxとき325号に乗り換え、東京到着は15:20。中央線快速電車で武蔵小金井に16時到着し、ここでDさんと分かれ、バスで16:35帰宅する。 |
---|