会社のOB 10名で行く
台湾一周の旅

2010.7.27.6

JTB のツアーに参加して、台中、日月潭、嘉義、

台南、高雄、台東、花連、太魯閣、台北を旅し

ました。花連から台北までは振り子特急、自強号=

Tarokoで2時間半、それ以外はバスでの移動です。

熱心な美人ガイドさんの誠心誠意なガイドで観光し、

台湾や美味しい果物、中華料理を堪能しました。


7月2日(金)東京曇、台北/台中—晴 6,800歩

 JRの遅延を気にして、8:51発のバスで武蔵小金井駅に向かい、9:16の始発電車で吉祥寺に向かったが、JRが順調であったので、吉祥寺駅で10時発の成田空港行きバスを30分ほど待つ。バスは定刻に出発し、途中の道路が空いていたこともあって11:30成田空港第一ターミナルビルに到着した。

 10名が揃うのを待って、K−カウンターのJTBで搭乗券と帰りのE-チケットを受け取り、荷物を預ける人達の手続きが済むのを待つ。和食レストランで枝豆、ざるそば、生ビールの昼食をする。

 エバー航空BR-921便B-777-300台北行きは14:49に37-Gateから出発した。機内食は「豚」を選び、赤ワインを小さなコップで頂いた。何となく飲み足りないので缶ビールを注文したが、なかなか来ず、着陸間際に持ってきてくれたのであわてて飲む。

 桃園国際空港到着は現地時間の16:12、定刻よりかなり早く第二ターミナルに到着した。入国審査を済ませ待合室に出ると、現地ガイドの傅(フー)さんが旗を持って待っていた。ツアーの全員、34名が揃うと、バスは台中に向かって出発した。バスの車窓から6:45頃見えた夕日と夕焼けが奇麗だった。

 台中のホテル兆品酒店(旧中信大飯店)到着は19:30、ホテルのレストランで夕食をし、念願の台湾酒を頂く。向かい側のYさんの部屋に集まって、台湾ビールを飲んでいたら突然停電となり、復旧の見通しが立たないとの事で、23時に通豪大飯店(Plaza International Hotel)に移動し、0:30就寝する。

 

7月3日(土)晴 8,900歩

 5:15に起き、シャワーを浴びてバイキング形式の朝食をする。

 7:30ホテルを出発したバスは10分程で宝覚寺に到着する。このお寺は台中大仏と呼ばれるビッグな布袋さま、弥勤大仏像で有名であり、高さ30mの金色の布袋さまがにっこりと微笑んで迎えてくれた。このお寺には、戦前中部台湾で亡くなった日本人の遺骨を集めた日本人墓地があり。霊を慰め、友愛を伝えるため日本から贈られた友愛鐘楼があり、日本とも縁の深いお寺である。

 バスは東に向かい、山道を登って9:20日月潭に到着する。文武廟や孔雀園などと共に日中も月夜でも美しいと言われる湖がすばらしい。

 嘉義のレストランで昼食をし、バスで南下して13:00北回帰線のモニュメントがある公園に到着する。この地点は北緯23度27分4秒、東経120度24分46秒で歴代の嘉義縣長が建てた記念碑が数えただけでも5代に渡って残っていた。

 14:30台南市内に入り、赤嵌楼群王詞を見物する。赤嵌楼は鄭成功がオランダとの戦争で勝利した事で知られ、延群王詞では台湾風人形舞が見られた。

 バスは更に南下して高雄市に入り、16:30澄清湖に到着する。市の北東の高台にある人造湖でジグザグの九曲橋を歩いて渡ると、湖面からの風が涼しい。

 17:25には蓮池潭に着き、湖面に浮かぶ二つの塔とその足下の巨大な龍と虎に面会する。ここでは竜眼、レンブなどを買う。

 夕食は龍興海鮮餐廳で、18:30から10人でテーブルを囲み、台湾酒、紹興酒と美味しい中華料理を堪能する。

 20:00から六合二路夜店を散策し、台湾人の熱気を感じ取って高雄立多商旅ホテルに着く。買ってきた果物やおつまみを食べながら、台湾酒をたっぷり頂く。就寝は11時。

 

7月4日(日)曇 7,100歩 5:30起床

 7時過ぎにホテルを出発したバスは7:55高雄市が一望出来る高台の公園寿山公園に到着し、20分程見物する。その後、高雄市内の土産物屋に立ち寄り、バスは国道1号線を一路南下して台湾海峡を望む港町、楓港から国道9号線で山越えし、太平洋側の海岸に出る。国道9号線はこれより海岸沿いを北上する。

 10:35台東県池上郷にある弁当や魚団子のスープで有名な池上飯包でトイレ休憩をする。飯包とは弁当の事で台湾では便當と書く。バスは更に9号線を北上して、台東市に入り12:40錦江春大餐廳に到着し、昼食。

 台東市街から海岸線に沿って北上し、14:30三仙台に到着する。ここは海上にある三ッの岩礁まで海岸からアーチ型の橋が架かっておりその景観が美しい。15:30には八仙洞に到着する。海水の浸食によって大小さまざまな洞窟が出来ており、これらは2万年前の遺跡だそうである。入り口にある霊巌寺にお参りする。

 15:56北回帰線標誌を見物し、これより北側は亜熱帯となる。

 17:30から1時間程、花連阿美文化村でアミ族の民族舞踊や結婚の儀式の模様などを見物する。踊っているお兄さんの中には茶髪もあり、どうやら学生のアルバイトのような感じだ。

 レストラン梅珍香で食事をし、統帥大飯店21時到着する。

 今宵も台湾と美味しいフルーツでおじさん達の会話は尽きない。

 

7月5日(月)晴 10,500歩 5:30起床

 7:50〜9:00台湾を代表する景勝地、太魯閣を見物する。垂直に切り立った断崖やその間を流れる滝、断崖の石に造られた無数の穴などを絶壁沿いに造られた昼でも薄暗い道を歩きながら見物し、自然の驚異を実感する。天下の絶景だ。

 花連の街に戻り、土産物屋と大理石の工場を経営する施設を見物し、12支の石像が並ぶ所で記念撮影をする。

 花連市内のレストランで昼食をし、花連站に12時に到着し、12:30発のTaroko号に乗車する。この列車は日立製作所製の振り子列車で、885系「白いかもめ&ソニック」の兄弟車であり花連から樹林まで東海岸を走っている。

花連站を発車すると海岸線や田園地帯を走って15時前に台北站に到着する。

 そこからバスで龍山寺を見物し、車窓から総統府を見て中世記念堂に向かい、衛兵の交代儀式を見物する。バスは土産物店に立ち寄ったのち、夕食のレストランで私達10名以外の客を降ろしてホテルに向かい、5時半に到着する。

 私達10名は部屋に荷物を置き、迎えの車で双城街の欣葉に向かい、個室に落ち着く。このレストランはYさんの友人が紹介してくれたが、以前にも数回訪れた所で、懐かしい。珍しい沢山の台湾料理と台湾酒、紹興酒でお腹は満杯である。

 マッサージに行った人以外は近くの晴光市場を見物し、タクシーで9時頃松江路の康華大飯店に帰る。今夜は最後の夜で、台湾酒を飲み台湾の果物を食べ尽くす。10:30就寝。

 

7月6日(火)晴 日本—小雨 8,700歩 6:10起床

 ホテルから土産物屋に立ち寄り、9:40に忠烈祠に着き、観光客のいない間に記念撮影をする。衛兵交代の儀式を見て、故宮博物館に向かい、鄭さんの熱心な案内で見物する。白菜&キリギリス、豚の角煮は健在で、鄭さんの説明も新鮮だった。

 バスで桃園国際機場に向かい、12:50に到着する。チェックインとセキュリティーチェックを経て出国審査を受け、4Fのイーマメイ食品珠式会社のレストランで最後の台湾酒で乾杯し、焼きビーフン、小龍包を食べる。

 エバー航空BR-2197便、ボーイングB-777-300は22-Gateから15:16に離陸し、18:12成田空港第1ターミナルビルに到着した。機内食は豚のすき焼き風で、赤ワインで美味しく頂いた。機内サービスで台湾の友人にカリフォルニア産の桃を贈ってもらう。

 成田空港の天候は小雨、37—Gateに到着である。税関を出た所で同行の皆さんと別れ、Kさんと20:15発の所沢行きリムジンバスで所沢駅東口に22:00到着する。西武電車で小平駅に行き、そこからタクシーで10:30に帰宅する。


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