1月30日（日）東京—晴　湯瀬—雪　3,000歩

　6：30に起き、7：58発のバスに乗る。8：17小金井発の中央線快速電車で8：59東京駅に到着する。9:40に出発したやまびこ55号盛岡行きは上野、大宮での乗客も少なく車内はガラガラである。赤羽を過ぎた荒川から大宮の間で左側の車窓から富士山が奇麗に見えた。郡山を過ぎると車窓から雪景色と変わる。一関辺りから吹雪となり、12：52盛岡駅に到着する。

　指示されたマリオスの前で迎えに来ていたホテルのバスに乗る。同乗の客は14名、13：10に出発し、道の駅西根で13：50から10分間トイレ休憩をし15：15湯瀬温泉、姫の湯ホテルに到着する。

　4階の部屋から外を見ると吹雪いており、大浴場に続いている露天風呂はぬるく、雪が舞い込んで来て顔が痛くなる。湯上がりの缶ビールは格別美味い。

　夕食は6時からB-1階の和室で、囲炉裏料理やきりたんぽ鍋、稲庭うどん、合鴨、ワラビのお浸し、キノコご飯など地元の食材を主に使い、10品である。漬物のイブリガッコを追加￥300で出してもらう。お酒は両関のぬる燗3本。

　部屋に帰ってマダムは風呂に入り、フロントやロビーに展示してある折り紙に挑戦する。ポチは20：30就寝。

1月31日（月）晴—雪—吹雪　時々晴れ間　7,200歩

　6：20起床、6：30からポチが、6：50からマダムが風呂に入る。大浴場には誰も居ないが出る頃になってぼちぼち客が入ってくる。露天風呂は吹雪で入れない。＜姫の湯に雪が閉じこめ湯治かな＞

　朝食は7：30から1Fの「コンベンションだんぶり」で東北風料理のバイキングを頂く。

　天候が良くなったので街の中を歩き、郵便局で記念切手を買う。街の商店は皆締まっているので線路を渡ってJR湯瀬駅を目指し、ここでスノーシューを履いて雪道を歩く。再びJRの線路を渡って商店街を歩き体育館や公園で雪に埋もれた滑り台を見物し、雪が激しくなったので一旦ホテルに帰る。

　雪が止んだので再びストックだけで湯瀬ホテルに行き、そこから湯瀬渓谷散策路への指標に従って歩いたが、ホテルの横で除雪した雪の山に阻まれ、そこから進むことが出来ない。しかたなく湯瀬ホテルに引き返し、国道から姫の湯ホテルに帰る。

　今日の昼食は部屋で、持参したサーターアンダギーと缶ビール、ミルクティー。15時過ぎからポチは風呂に、マダムは折り紙をする。

　夕食は昨夜と同じB-1の吉祥で18時から、焼き肉、寄せ鍋、いぶりがっこ、地元の野菜など、今夜は特別に頼んでおいた秋田錦牛ステーキを両関のぬる燗で頂く。

　8時からホールで鹿角民話を語り部が地元の言葉で話してくれたが、ポチは途中で眠くなり、部屋に引き上げる。

2月1日（火）晴れたり雪だったり、途中で吹雪あり　7,400歩

　朝起きて交代で風呂に入る。風呂までの廊下は寒く、露天風呂は風が強く入れない。7：40から昨日と同じ1階のだんぶりの間でバイキンぐの朝食。

　9：00〜11：10スノーシュー。JRの線路を渡り、国道を越えてお宮の横の道を山側に向かって歩く。高速バス乗り場があったが雪が積もっており、バスが通った形跡もない。雪景色を楽しみながら散策し、国道に戻る。米代川のほとりを歩いて公園のブランコが雪に埋もれて居るのを見物する。

　ホテルに帰り、ロビーでコーヒーやココアを飲んで喉を潤す。12時丁度に今朝頼んでいた昼食のおむすびと山菜うどんを部屋に持って来て下さった。午後は交代でゆっくり風呂に入る。

　夕食は昨夜と同じ地下1階の吉祥の間で、牛肉の陶板焼き、岩手に伝わる「ひっつみ鍋」、山菜ご飯など、特別に注文しておいた比内地鶏などをぬる燗の両関で頂いた。

　このホテルはお茶が美味しい、聞くと静岡から取り寄せているそうである。客は地元のお年寄りが多く、昨夜は滞在中初めてバスで中国からの団体客があったようだ。

2月2日（水）快晴　3,300歩

　今朝も5：30から交代で朝風呂に入る。7時から昨日と同じ「だんぶりの間」で朝食をし、8：35チェックアウトをする。

　8：55ホテルのバスで盛岡駅に向かい、道の駅「にしね」でトイレ休憩の間、岩手山の雪姿を眺める。盛岡駅でお土産を買い、ビールとじゃーじゃー麺を食べる。12：10盛岡駅発のやまびこ54号では7号車で缶ビールや味噌カツサンドを食べながら東京駅に15：24到着する。中央線を武蔵小金井で下車し、バスで16：45帰宅する。