音楽実技B
山Dと音楽についてのページです。
(2003.08.25記)
- 山Dの趣味のひとつに合唱があります。現在所属している団体は2団体。
○なにわコラリアーズ(通称、「なにコラ」。略称"NC"。)
”爽やかにかっこよく”をモットーに'93年に結成された一般の男声合唱団。出身や経験、キャリア
もさまざまな人たちが集まり、月2〜3回ほど歌っています。最大の特長は男声合唱団にありがち
な、OB合唱団ではないということ。指揮者の伊東恵司が同志社グリークラブ出身のため、同志社
比率は高いものの、ざっとおもいつくだけでも、同志社、関学、早稲田、慶応、立命、神大、近大、
京大、阪大、大阪市立、東北大、北大、奈良産、京産、横浜国、東大、立教と、ばらばら。
もうひとつの特長としては、選曲や練習方法などにたいして、自由に意見交換ができるということ。
なにコラの場合、指揮者は「先生」ではなく、あくまで団員のひとりで、指揮者がすべてを決めるわ
けではないのです。(実際は伊東氏が決めることが多い。)タレントが多く、特長で指揮ができる
ひとが多いので、伊東氏不在のときでも、きちんと練習します。っていうか伊東氏よりも練習効率
は良かったりする(爆)
音楽に対するスタンスは非常にストイックで、音取り・歌詞付けなどの基本事項は自己責任です。
このあたり、不真面目なようでいて、結構厳しい。「参加させてもらっている」というスタンスが大嫌
いで、あくまで自分の意思で歌うことが尊重されます。最近の団の方針は「合唱は根性だ!」(笑)
これ、結構重要ですよ。最近の大学合唱団はほんと根性ないですから。(闇雲に批判しているので
はなくて、いろいろな大学合唱団の演奏会を聞いたうえでのこと。)なにコラも例外ではないですが。
レパートリーというほどのものがなく、とにかく、おもしろそうとか、楽しいとか美しいものに興味本位
で食指を伸ばして、成長期の子供よろしく食べるように、歌いまくる(?)という姿勢は、いまも昔も
変わりません。ここ4年くらいは、北欧や東欧の曲が多いです。
以下の歴史には受賞歴などがありますが、合唱を知らないかたのための、わかりやすい「記号」くら
いに考えてください。評価していただくことはそりゃ当然うれしいことです。ありがたいことです。でも、
合唱をしている目的は、優勝したり、賞をもらうことではないです。美しくて、全身を熱いものが通りぬ
けていくような音楽的感動を体現したいというのが、私個人の目的です。
しかし、こんなことをいうのもなんですが、過大評価されすぎです。いっぺん普段の練習を見学してい
ただければ、どんなにへぼへぼかわかっていただけます。本当はそんなんじゃいけないんですが。
ここ一番の集中力はわれながら立派だとは思うのですが、普段の練習から、もっとテンション高くで
きれば、もっと高みを目指せるのに...と思うことしばし。
山Dは、1999年入団。パートは、ベース(上)。経理、庶務、ほかの雑務担当。
以下歴史。
- ・1993年結成
・第31〜39回大阪府合唱祭参加
・第11〜16回宝塚国際室内合唱コンクール出場(銀賞1回、銅賞4回)
第20回大会にて、近現代部門金賞。グランプリコンクール第1位、兵庫県知事賞受賞。
・第49〜57回関西合唱コンクール出場(金賞4回、銀賞1回、銅賞1回、シード演奏2回)
・第52〜55回全日本合唱コンクール出場(金賞4回、シード権3回)
文部科学大臣奨励賞、北海道知事賞、滋賀県知事賞受賞。
・第1〜4回バッカスフェスタ参加
・第1〜9回演奏会開催
・第6回水と緑の全国音楽祭にて招待演奏
・2001年アジア南太平洋合唱音楽シンポジウム(ASPSCM2001)にて招待演奏
・2002年度関西合唱連盟大賞「長井賞」受賞
演奏履歴などは公式HPをご覧ください。
http://nanikora.fc2web.com/
○合唱団「葡萄の樹」(通称、「ぶどう」。略称"BK"。)
1999年京都で結成されたまだ若い混声合唱団。指揮者はなにコラ指揮者でもある伊東恵司。
山Dは一応創立メンバー。第2第4第5金曜日、第1日曜日に練習。
演奏会活動が中心で、これまでに4回のクリスマスコンサートを実施。京都の合唱団として
はめずらしく、意欲的なプログラムに常に取り組んでいる(と思う。)団員は、10代〜○○代
まで、幅広いが、現役学生と20代が中心で、ぴっちぴち。
とにかく、なにコラが男ばかりで気兼ねなく、やりたい放題なのに対して、葡萄は混声ということ
もあり、かなり真面目でよいこちゃん的な部分があります。演奏に関しては、やはりストイックな
面があり、耳をつかってハーモニーを決めていくという点ではいいところまでいっていると思いま
す。
メンバーが若いので、練習や宴会が非常に楽しいです。私と同じ年代の人が、なぜかひとりも
いないのがさびしいですが、学生時代あまり下の回生と語らうということがなかった私にとっては
音楽的にも、それ以外の普通の生活においても、とてもいい刺激をもらっているのは確かなこと
です。どんなに仕事で遅くなっても、たとえ5分しか歌えなくても、宴会からでも参加するようにし
ています。
演奏履歴や、ぶどうの設立理念なども載っているHPはこちら。
http://www.geocities.jp/budounoki_since1999/
- 山Dの合唱歴は以外に古く、高校1年のときからです。聖歌隊兼任の弱小合唱部に所属していました。
同じ学年はなんと私一人だけで、本当に寂しい3年間でした。当然マネージもすべて一人でやってました。
歌うのがこんなにつらくて嫌になった時期はなかったです。途中で投げ出すのが嫌で、最後の演奏会ま
ではきちんとやりましたが、自分自身のフェアウェルコンサートはとても馬鹿らしくてやっていられないので、
企画すらしませんでした。
大学に入り、同志社グリークラブに4年間在籍。歌うこと自体は好きだったので、もっときちんとした、大人
数の合唱がやりたくて、入りました。高校の先輩が2人、グリーに入っていて、高校1年のときから同志社
グリーの演奏会は聞きにいっていたのです。ちなみにはじめて聞いたのが、なにコラ指揮者、伊東恵司が
学生指揮だったときです。人数が激減する直前の世代にあたり、4回のときは、四連・関学合同でおらしょ、
六連・定演では、縄文をやるという充実してるんだか、無謀なんだか、とにかく激しくも楽しい期間をすごしま
した。
学部卒業後、院に進みましたが、その2年間は、完全に合唱からは離れてました。ただ、なにコラの演奏
会は、同期が入っていたので聞きにいっていました。研究が忙しく、合唱をする余裕がなかったのと、すこし
休みたいという思いがありました。
社会人になって、ちょうど一年経ち、仕事と生活のスペースがつかめるようになってから、なにコラに入団。
同時に、葡萄の樹の創立に立会いました。
- 音楽の趣味ですが、普段は実はあまり合唱は聞いていません。学生合唱団の演奏会にはよく行くように
なりましたが、家で聞くのはもっぱらマイナーな合唱よりも、もっとマイナーなゲームやアニメのサントラなど
です。
好きなアーティスト:坂本真綾、飯塚雅弓、KOTOKO、島宮えい子、下川みくに
好きな作曲家:菅野よう子、I've、寺嶋民哉 、岩崎琢、大谷幸、大島ミチル
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