本音で語る悪魔の実習日誌その5
だだだだるいぞ。一日ぶん給料いらんから休みが欲しい。
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H駅出札。いわゆるひとつの券売機の裏。おいおいおい。こんなに金見た事ねぇよ。平気で諭吉さんが100枚単位だよ。漱石の数は半端じゃないよ。硬貨もキロ単位で重いほどあるよ。ああ、立ち眩みが・・・。で、仕事仕事。仕事になるとあれは金ぢゃ無くなるね。モノ。はっきり言って紙切れ。だって自分で使えるわけじゃないし、お金の過不足がでると困るし。この日、2000万円ほど触ってみました。ああ、これ持って逃げたい。
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H駅出札その2。定期券売ったりするとこ。案内所も兼ねてます。前も言ったけど案内なんか出来るわけありません。だって知らねぇもん。よく聞かれるのは覚えたけどね。ここで、覚えたテクニック。「客とは目を合わせない」こいつは重要度高いです。客と目を合わすと、一直線でこっちに突進して来ちまいやがる。案内してもらうために。これはきっついぜ。客の顔が何故かにこやかなんだよな、向かってきてる最中は。特にオバハン。強烈。直視できなかった事をここに記す。もう、いやだ〜。
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H駅駅務室。仕事内容は簡単に言うと、雑用。難しく言っても雑用。つまりは雑用。電話応対、車椅子応対、当日出勤者チェック、書類作成、他も雑用一般。電話の応対の内容はほとんど一緒。始発、終電、料金、所用時間とか。これが実は忙しい。次から次へと雑用の嵐。面倒だとか言ってたら仕事終りゃしねぇ。まったく。あ、この日、部屋にパン置いておいたらネズミにかじられた。何でネズミにかじられたか解ったか?ビニール袋の外からかじられたから。人間は袋から出して食うもんね。むぅ、それにしても。オレの朝飯をかえせー。
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