HTML Sorcerer

トップ頁へ

HTML Sorcererとは

私，DDTが使っているHTMLエディターです。HTMLエディターは色々ある中Sorcererをお薦めするのは，手軽さにあります。私が使っているPentium2-233MHzのコンピュータでも問題なく快適に動くうえに，エディタとして必要な機能は全て備わっています。デフォルトで設定されているタグ挿入ボタンでは物足りないのも確かですが，６０個ものユーザー定義が可能ですから，私のようなJIS-HTMLで記述する人でも，XHTMLで書く人でも，自分の使い易いようにエディタを加工することができます。FTP機能もついていますから，これ一つでWebサイトを作成することが出来ます。

しかも，フリーソフト。そのうえ，配布元のFriction River Softwareさんに改造の要望を出すと，聞いてくれたりもします。IE4.0以降が設定されていないと使えないのですが，今時入ってないコンピュータを買う方が難しいですから，問題ないでしょう。

ホームページ作成ツールとかいうよく判らないものが多い世の中ですが，初心者が変なソフトを使うのなら，是非このHTMLエディター，Sorcererを試して欲しいと思います。

Sorcererは，Friction River Software Homepageで入手が可能です。

ユーザー定義タグの例

さて，Sorcererを使うとき，デフォルトの設定では使いにくいところもあります。そのためにユーザー定義タグの設定が出来るのですが，HTMLの仕様に詳しい人はともかく，初心者には難しいかもしれません。

そこで，私が使っている，割と良く使う要素や属性を登録したユーザー定義ファイルを公開してみました。

設定は簡単です。Sorcererを入手して設定が終わったら，一度立ち上げてください。そうすると，空のユーザー定義ファイル（user1.ini〜user12.ini）が出来ます。そのファイルに，以下のリンクからファイルをダウンロードして，上書保存するだけです。

ご自分で使い易いようにカスタマイズ出来る方には必要ないでしょうが，良いカスタマイズを思いつかない方などは，一度お試しください。

BLOCK(user1.ini)
主なブロック要素を定義しました。登録してたのは，H1〜H6要素，P要素，ADDRESS要素，BLOCKQUOTE要素，DIV要素です。
H1〜H6で見出しを作り，書いた文章を段落毎にP要素で括ればWebサイトは作れますので，本当に基本となる要素です。
箇条書き・<>(user2.ini)
順序つきリストや箇条書きの要素である，OL要素，UL要素，LI要素を定義しました。
二つ余ったので，文字実態参照の<と>をセットにして登録しました。何かに使えるかなと。
定義リスト(user3.ini)
定義つきリストである，DL要素と，その内容となるDT要素，DD要素を定義しました。
INLINE(user4.ini)
P要素等で括られた中身のテキストに対して意味づけするテキスト要素（インライン要素）を集めました。STRONG要素，EM要素，Q要素，CITE要素，SPAN要素です。
良く使うものはここに集めましたので，集中して使えます。
INLINE2(user5.ini)
同じくテキスト要素（インライン要素）ですが，こちらはリンク用のA要素と，あまり使われない要素です。A要素もDefaultのリンクの方が使い易いので，ほとんど使うことはないと思います。
文字実態参照(user6.ini)
HTMLには直接書くことができない<，>，&，"と，半角スペースの文字実態参照を定義しました。
meta(user7.ini)
HEAD要素内に書くMETA要素の定型文を定義しました。新規で文書を作成するときには必ず使うと思います。
base・link(user8.ini)
HEAD要素内で使用するBASE要素とLINK要素です。これも新規で文書を作るときは良く使います。
STYLE：BOX(user9.ini)
スタイルシートで使用する属性のうち，余白やボーダーといった矩形に関連したものを集めました。
スタイルシートの属性関連の初めなので，埋め込み型のCSSを書くとき用にSTYLE要素も定義しときました。
STYLE：font(user10.ini)
スタイルシートの属性のうち，フォント関連のものを集めました。これは本当によく使うと思います。
STYLE：装飾(user11.ini)
スタイルシートの属性のうち，背景色や文章の装飾用のものを集めました。これも良く使う属性ばかりです。
STYLE：分類(user12.ini)
スタイルシートの属性としてはあまり使わないとおもいますが，要素のスタイルをインライン要素やブロック要素に変えることができるdisplayや，リスト型の要素のスタイルを決めるlist-styleを定義。画像の縦横を指定する属性も定義しています。

to TOP