2000年7月分

2000/07/17 泣いて笑ってちりとてちん 暁 照夫(メタモル出版)

泣いて笑ってちりとてちん 暁 照夫(メタモル出版)(2000/07/17)

三味線かかえて40年 ある幸せな芸人の浪花節的人生論 暁照夫をご存じの方がどれくらいいらっしゃるのか、元・宮川左近ショーで三味線を弾いていた方です。 現在はお弟子さんと暁 照夫・光夫で舞台に立っているようですが東京にいるので全く情報が入ってきません。 大阪ではテレビにも出られているのでしょうか。 この本によると宮川左近師匠が亡くなられたのが昭和61年、病院には六代目松鶴師匠と一緒に入院していたようです。 このお二方と私の記憶違いでなければ吉本新喜劇の平参平さんが立て続けにお亡くなりになったような気がするのですが参平さんの没年は確認できませんでした。 で、肝心の本の内容ですが戦前小学生のうちから天才少年と呼ばれ全国各地を巡業していた噺から始まります。 師匠が入門し舞台に立ちだした頃に丁度浪曲自体は映画その他に押され衰退していくのです。 その中での地方巡業や東京大阪の浪曲師の違いなどいろいろ参考になる話が出てきてなかなか興味深く読めました。 正直私は宮川左近ショーの最晩年にチラッと見ていただけでギターのちょっとえげつない顔の人(名前覚えていなかったのですが この本によると松島一夫さんだそうです)が左近師匠を無視して暴走するのを照夫さんがいさめるというパターンだけはなんとなく覚えています。 宮川左近師匠が亡くなられてもう14年ですから、私くらいの年の人間が覚えて いる最後くらいになるのでしょうか。

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