その2に戻る

DGK鑑賞日記(その3)

・神田寄席
(7/7於神田外語学院)

 
神田の駅前にある専門学校。毎年七夕の時期にイベントをやっているらしく
今年は立川流の前座を呼んで寄席を催す。

出演者と演目は以下の通り
立川小談林 転失気
立川ワコール 禁酒番屋
立川國志舘 青菜
立川キウイ つる

小談林さんとワコールさんは今回が初見。
少し遅れていったので小談林さんのバイオリンがちょうど終わったところだった
のは残念。

本当は一度休憩が入るはずだったが押していたためとばして4人連続で演じる。

このメンバーでは國志舘さんがやはり頭2つくらい抜け出している。
青菜のさげで”弁慶”ではなく”静かにしろ”というのは始めて聞いた。

キウイさんは、あいかわらずマクラは面白いのだが本編にはいると・・・
前座連中のエピソード話も風マンと結構ネタがかぶるのが残念。

ワコールさんは落ちつい聞けた。

 

・松竹大歌舞伎 十五代目片岡仁左衛門襲名披露興行
(7/8 於北とぴあさくらホール)

 
演目は以下の通り

一.羽衣
二.梶原平三誉石切より鶴ヶ岡八幡社頭の場
三.義経千本桜よりすし屋  

うち梶原平三の中で仁左衛門襲名披露口上の場が設けられていました。
これまで、披露口上は落語ばかりで歌舞伎は初めてだったのですが

一番頭で登場人物が殆ど勢揃いしているにもかかわらず
クライマックス直前、舞台には仁左衛門、秀太郎、吉弥の三人だけの場で
口上が始まる。

また口火を切ったのが仁左衛門本人というのにも違和感。

落語の場合師匠、協会幹部連中が口上を述べるのに対して主役はただただ頭を下
げているだけというのが普通なので。

歌舞伎ではこういうものなのでしょうか。

で、私の弟の千志郎ですが今回は個体識別が出来ました。
当日夜本人に電話したところ、巡業と言うこともあってか
いつもよりいい役をもらえていたようです。

他の方と比べてどうこうというのはよく分かりませんが
役に合わせて低い声を意識的に出すなど本人はいろいろ工夫していたようです。

ただ、演目は坐って会話というシーンが多く立ち回りが殆ど無かったのは
初心者の私には少し退屈でした<生意気

・七夕のゆうべ
(7/8於国立演芸場)

 
出演者・演目は以下の通り

・山本貴永 朗読 七夕伝説(仮題)
・ケン正木 マジック
・柳家小ゑん 新作落語(スイマセン 演題不明)
・お仲入り
・桂三木助 お化け長屋
・林家小正楽 紙切り
・三遊亭円丈 せい家族

三木助に円丈が出るのならと思って足を運びました
どちらもまだ生で見たことがなかったので。

で、落語三題のうち、七夕に沿ったのは小ゑん師匠の新作のみでした。
タイトルは不明ですが結構良かったです。
今回このメールを書くために少し検索してみたのですが各地のプラネタリュウム
で星空寄席というのを催しているようです。

三木助師匠は確かに夏の噺ではなるが・・・
円丈師匠に至っては無理矢理舞台を七夕当日の噺と頭で宣言するも
全く関係なし

少し消化不良の残る公演でした。
 

・慢性ろくまく宴Vol.9(夜の部)
(7/9於神楽坂毘沙門天)

 
席は満員、2度ほど膝送りをしました。
100人くらい入っていたのではないでしょうか。

次回は平日のようですが、休日は早い目に行っておいた方がいいかもしれません。

出演者・演目は以下の通り
今回のテーマは”落語に見る重軽犯罪事情”でした。

・寄り合い酒 金原亭小駒

・三遊亭新潟 時そば
 受付でプログラムをいただいた際に新潟さんがまともに古典を演じるのかと思いましたがそんなわけ有りませんでした。 フローネやら工事用メットやらいろいろ出てきて新潟さんらしい時そば。前日の円丈さんよりずっと良かった。

・夜店風景 金原亭桂太
 わざとだと思うがマクラと本編の境目をハッキリさせなかった演出は成功したといえるのか疑問。
 あいかわらず安心して聞ける。

・水鏡 柳家喬太郎
 いやぁ、今回もすごかった。この演題からあの噺は想像できない。いろんな種類の女性(?)を
演じられるのが喬太郎さんのすごいところ。やはりこのメンバーではずば抜けている。

-お仲入り

・一日署長 入船亭扇辰
 その喬太郎さんの新作を扇辰さんが演じたのだが今回一番はじけていたというか、
 はじけないとやってられないと言うか。いろいろと扇辰さん独自の工夫もあったよう。
 その工夫とこの勢いがよく出ていたと思う。 一度、喬太郎さん自身の一日署長も聞いてみたい。
 <想像できそうだけど。

・反対俥 柳家三太楼
 扇辰さんのきれっぷりの反動が三太楼さんにも 普通に古典をやろうとしながら反動を食ってしまって
 でも、それもいいように出ていたと思う。

・ザ・ドリフターズ?最後の公演 神田北陽
 北陽さんが昼席は欠席と言うことで夜席を見たが残念な出来。講談としての独自が出ていない。
 懐かしいドリフネタをごちゃごちゃ言うだけならわざわざ高座の上じゃなくてもいいかな。
 もちろんストーリーは別にあるのだがそれもいまいち。
 閉めに自身で行っていたように長編の一部であるかもしれないがそれにしてもあれだけでは辛かろう

 

DGKindexへその4へ