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DGK鑑賞日記(その2)

・第26回こらくと志ららとともの会
(2000/5/21於秋葉原昌平童夢館)

 
・立川こらく・・・あくび指南

以前、記した携帯電話のマクラ、元々はこらくさんの作らしい。
最近はいろんな人が使ってまして・・・と話を附って本編へ。
私にとってこの噺は桂南光さんのイメージが強いのですが
また違った話が愉しめました。
会場が会場なだけに高座代わりに使っているのも二つの会議机をつなげたもの
そのために不安定なところで舟上の場面を演じたのが上手くいった。

・立川志らら 鰻屋
前回も書いたがこの方、マクラというかフリートークは絶品。
で、本編はというと今回は前回と違いすっきりとまとまる。

・立川国志舘 猫の皿

以前聞いた際はすっきりした方だなと言う印象だったが若手主体の会に出てくる
とさすが9年目のベテランの味を出してくれる。安心して聞けた。早く二つ目になってくださいね。

で、ここでお仲入り

・立川キウイ 猫と金魚
円蔵師匠に稽古を付けてもらったらしく自信満々。この方もマクラのフリートークのほうが面白い。

・カラッペタンズ(志らら、らく平) 漫才
前回も見たのと同じ、らく平さんのぼけに志ららさんのつっこみ。
テンポよく聞けた。

・立川こらく 初天神
あくび指南と比べてすっきりとまとまった感じ
子供とおとっさんの演じ分けがあまりなされていないのが残念
 

・慢性ろくまく宴Vol.8(昼の部)
(2000/5/28 於神楽坂毘沙門天)

 
出演予定の神田北陽さんは所用により欠席。
客入りは会場の7割程度でしょうか。
毎回、一つのテーマに則った演目を決めているようなのですが
今回のテーマは”禁断の封印を解く”。
戦時中に封印された噺からセレクトということだったらしいが
新作もあり。
こういうと下ネタや廓話と言うことになるが不快になるような噺は無し。

北陽さん欠席の所為もあったのかもしれませんが出演者みなさん熱演でした。
 

では、いつも通り出演順に簡単に感想を

・開口一番〜持参金 金原亭小駒 
所々言い違いもあったが、はきはきと元気な口調で好感が持てる。

・茄子娘 入船亭扇辰 
落ち着いた口調でタンタンとこなす。噺も割と良くできた噺だと思う。こういう噺が封印されていたとすれば
全く愚かなこと。

しびん 金原亭桂太 
マクラで符帳の話になる。食事に行くことを”北山”っていうんですね。
はじめて知りました。

・お茶汲み 柳家三太楼 
うまくやった噺を聞いて間抜けな主人公が俺もやるぞと言ってみるが
失敗して・・・というよくあるパターンの噺ながら中途半端なまねで上手くいか
ない場面が良くできていて面白い。
熱演でした。

で、ここでお仲入り。後半は新作が続きます。

・ギロチン 三遊亭新潟 
フランスを舞台にし、登場人物の名前もそれっぽいのだがしゃべり方がまるで江
戸っ子。を、あの新潟さんの話し方なので・・・さげの強引さも新潟さんならでは。

・笑い屋キャリー 柳家喬太郎 
この噺の評判を聞いていたので一度聞いてみたいと思っていました。
いやぁすごかった。マクラでいきなり今日は自己満足のためにやりますと話すも
客席は笑いの渦。
寄席のワリ(給金)の利率を具体的に話したり、各師匠連の物まねをしたりと大熱演。本当にいいできでした。

・六月大歌舞伎
(6/4於歌舞伎座)

 
ウチの弟、千志郎がチラッと出てるということだったのですが
当然の如く、奴やら町人やら同じような方が集団で出てきて
その中の一人、残念ながら個体識別は出来ませんでした。(・・;)

当日演じられた演目は以下の通り
・源平布引滝?義賢最期
・妹背山婦女庭訓?道行恋苧環
・八幡祭小望月賑?縮屋新助

時間がたってしまったので少し感想が曖昧で申し訳有りません。

義賢最期は、仁左衛門丈がふすまで組んだ台の上から滑り落ちたり
階段落ちを行ったりかなり迫力のある舞台でした。
團十郎丈も出演シーンは少なかったのですが迫力がありました。
筋書きをあらかじめ読んでおいたおかげでストーリィも無事追う事が出来ました
(そんなに複雑なものではないんですが)

道行恋苧環はお芝居と舞踊の間に位置するような作品。
正直、あんまりよく分かりませんでした。

縮屋新助
男としてはあんまり納得できない筋書きながらこれが江戸の流行りなんだろうか
幸四郎丈をはじめみなさん良かったと思うし大変愉しめたのですが
最後の最後に実は・・・という歌舞伎お得意の部分がどうも
 

・花形演芸会
(6/10於国立演芸場)

 
開口一番〜浮世根問 春風亭柳二郎 
 はきはきとしたいい感じ、まずは名前を売るってのが前座さんの定番ね。
 はきはきしすぎてご隠居さんの出るような噺はまだ難しいか?

・悋気の独楽 立川笑志 
 所々にブラック(?)ユーモアが入るも割ときちんとした作りで安心して聞いてられる。

・漫談 新山真理 
チラシにあった写真はいつの?っという方が舞台に上がってこられる。
少し前まではコンビで漫才をやったたらしいが相方が結婚・引退で今は一人で漫談。
まま、退屈せずに聞いてられる。

・雛鍔 橘家円太郎 
こちらも安心して聞いてられる出来。
ベテランの噺家さんなのだから当たり前なのだが前座さんの話をはらはら聞くことが多いので
こうも安心できると少しつまらない(・・;)
<決して円太郎さんがダメと言うことではありません。

・漫才 あした順子・ひろし 
大大ベテランの漫才さん。そういや話の中でひろしさんが順子さんのお師匠さん
という話が出てくるのになぜに、この表記になるんだろう。

・お仲入り

・猫久 柳家喬太郎 
残念ながらこれまで聞いた勢いが今日は感じられなかった。古典だからということではないと思うが、疲れていたのかそれともこういう話だからかもっとはっちゃけられる場面もあったと思うが

・コント 磁石 
花形演芸会は初登場。私も今回初めて名前を聞きました。喬太郎さん、たい平さんの間に挟まって大変だなと
始まる前は思っていましたが余計な心配でした。今回の8組の出演者の仲で一番面白かった。
息が切れそうになるくらい笑わせてもらいました。テレビにも出てるらしいのだがどなたか情報を持っている方是非教えてください

・幾代餅 林家たい平 
先月、三鷹で見た時とネタがかぶってしまって残念。よほどこのネタがお好きなのか。
できは前回と変わらず、正直、たい平さんにはあまり廓話は向いていないような
(大人の女性を演じるにはもう少しお年を召した方が)
<生意気な言い方ですいません。
比較して申し訳ないが喬太郎さんの演じる女性に比べてあまりにも健康的すぎてしまう。
 

新宿末広亭深夜寄席
(6/10於新宿末広亭)

 
本来、彦いちさんのお名前が上がっていたのですが
休演、代演は菊郎さんでした。

もぎりの所に小田原丈さんがいらっしゃったのですが
ちっさい方ですねぇ。
私、小田原丈さんには縁があるらしくそんなに数多く足を運んでるわけも無いの
ですが半分くらいの会に出ていたような気がします。

・強情灸 柳家三太楼 
この方も割と縁のある方、ろくまく宴でも当然お見かけしてます。

・家見舞い 柳家太助 
三太楼さんが別の噺をすると聞いてこの演題を選んでいたそうで枕の後、本題に入る前に
”えい、ままよ”という感じではじめました。同じ、江戸っ子ネタが続きますからね。
でも、そこなら焦ってめちゃくちゃにということは全く無くきちんと聞けたのではないでしょうか

・新作・1パーミリの恋人 三遊亭小田原丈  
あいかわらず、本題に入る前のうだ話が面白い。今回は休演の彦いちさんの噺。
昔、漫才コンビを組んでいて熱湯コマーシャルにも出たそうな。新作は、まぁまぁか<生意気

・汲みたて 古今亭菊朗 
彦いちさんの代演と言うことでえらい気を遣っていらっしゃいました。
実際、彦いちさん目当てのお客さんも結構いたようで見ていてかわいそうでした。
でも、噺はちゃんと聞けたしよかった。もっと自信を持ってやっていての良かったのでは?
 

第十三回もりもり寄席
(6/11於和光市壱鑑寺客殿)

 
・六尺棒 古今家冠者(ここんちのかんじゃ) 
主催者であるお医者さんの患者さんだった高校生落研部員さん
ということで素人さんながら言葉尻もハッキリしていましたし良かったのではないでしょうか。
この後、めくりや座布団返しなど前座さんの仕事も担当していました。
 

・三人旅・おしくら 柳家小太郎 
今日は何か旅のお話しデイでした。
小太郎さんははじめて拝見。ふっくらした顔が愛想があっていい方。

・万金丹 柳家さん喬 
あいかわらず、いい味だしてます。そろそろ山姥ギャルの話は厭きたかな

・披露口上
さん喬師匠と、喬太郎師匠の二人だけが舞台に上がる変則口上。
他の幹部連に気を遣わなくていいのかさん喬師匠の本心からの挨拶が聞けて
これだけでも今回は収穫でした。
通常は頭を下げているだけの喬太郎師匠もご自身でご挨拶。
なかなか良かったです。

お仲入り

・漫才 笑組
はじめて聞きました。
好江・桂子さんのお弟子さんらしい。
安心してきけるいい感じ。

・「竹の水仙」 柳家喬太郎
枕に和光市、東上線、池袋の噺
ご自身もこの沿線らしく結構濃い話が聞けました。
本題に入っても、宿屋の女将の表情がいいですね。
また、かわら版で喬太郎師匠のスケジュールをチェックしてしまいそうです

 

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