我がラジコン飛行機


私のラジコン飛行機暦は長い…
 とホームページ開設時に冗談で書いていたが、今や本当になってしまった^_^;

中学時代:紙飛行機に凝っていた。重心とか上半角はこの時期に覚えた。 ゼロ戦や紫電改の戦記がはやっていた。 ラジコンはやりたかったが、費用と両親の反対によりできず。 どんな玩具でも買ってもらえる友人がうらやましかった。
高校時代:バルサ組みの電動RC飛行機を組み上げたが、浮上せずに墜落・大破。 自動車用プロポにバラ組みの単三ニッカド電池4本であり、重量超過で あった。
大学時代:このころ発売されたUNIONのチャレンジャーを制作。 最初のフライトはまったくスティック操作がわからなかったので、 何もしなかったら殆ど見えなくなるまで上昇した。機体の癖で旋回して いたので無事草むらに着陸。 2回目のフライトはスティック操作をしようとしたら離陸できずに墜落・ 大破。 それにしても初心者にいきなり2chオートカットで電池がなくなるまで 飛ばせというのは無理な要求である。
シミュレータ:1997-      ヘリの練習用にCSCのラジコンシミュレータを購入。 これは飛行機もできるので、パソコン画面で練習を行った。
フェニックス:1997.9-1997.10      シミュレータではグライダーが飛ばしやすかったので購入。 電動アンプとマイクロサーボを搭載し、非常に良く飛んだが、1月ほど 経った日、飛行中にラダーが効かなくなって遥か彼方へと飛んでいった。 彼がどこに行ったのか、私は知らない。2時間ほど探したのだが...
マーキュリー:1997.10-1998.10      グライダーのエルロン機で乗用車の後部座席に積める機体という ことで購入。 最初はエルロン翼で飛ばしてみたが、説明書どうりに上半角を0° にすると、敏感すぎて離陸できない。ナイフエッジになって墜落して しまう。 その後ラダー翼に変えると非常に良く飛ぶ。フェニックスより上昇力、 対沈下率ともに優れている。 すでに墜落回数は20回を越える。最悪の墜落は、高さ4mからきりもみ 墜落して機首部全損+アンプ内部破損したことである。しかし木製の 強み、完全に作り直して復活した。 最後にエルロン翼で、7.2V1100mAhのバッテリーを使用。 1年以上飛行し、ぼろぼろになったため廃棄。

EZリノ: 1998.10-1999.3      電動のスタント機が欲しくて買った機体。 手持ちの7.2V1100mAhの電池で飛行中。 操縦に対して凄く敏感。 3ヶ月ほど快調に飛んでいたが、夕方見にくいとき低空でロールを2回やる つもりが間違って2.5回やってしまい、エレベーターを引いたため墜落。 機体はボロボロになり(プラスティック製なので修理不能) 以前の飛びは見られなくなったため、廃棄した。

EPチャンピオン:1999.3-2006      リノの後継機として、より安定性の高い機体として購入。 準対象翼の電動高翼機でエルロン仕様は意外と少ない。      (ただし、STDセットではエルロンキットは別売り。)   この機体は10年以上前からあるベストセラーで、 より入門者向けのチャレンジャーは私も大学時代に作っている。 7.2V1100mAhの電池でスタントをやっても5〜6分飛ぶ。 ループはなんとかできるが、ロールはちょっと遅め。 高翼機なので背面時の姿勢変化が大きいのは欠点。 しかし安定性が高いので楽に飛ばせる。      2004年現在、すでに5年以上飛行。70回ぐらい飛んでいるのでは?
     最後は発泡スチロールの本体がボロボロになったため、      E-Starterに選手交替して破棄した。
E-Starter:2005.9-      老朽化したEPチャンピオンの後継機として¥6000で購入。      (この手の英語のみの説明書の機体は買う人が少なくて安いので狙い目)      もっとも、発泡スチロールの機体に表面処理加工がされていないので、      あまりぶつけない方が良さそう。      最初はDIYブラシレスモータを使っていたが焼けたので、今はEnpower E-400Tを使用。      特筆すべきは大きな前輪で、荒れ地でも自走して離陸できる。      11VLiPoでパワーを最大にすると垂直離陸が可能で、ループは何度でも回る。      パワーを絞ると癒し系の安定した飛びである。      (その分ロールが苦手なので、今はエルロンにプラ板を貼り付けて       舵の効きを良くしている。)
     現在はプロペラを大径化(11インチ)して、重さ160gのデジカメを積んで      飛ばしている。
Yellowカブ:2001.9-2004.11      パークプレーンは運動場でも飛ばせるということに興味を持って購入。      送受信器付きで1万円だったが、さすがにラダーとスロットルOn/Offのみでは      調整を完璧にしても、風のないときでないと飛ばせないので、      最初についていたプロポとサーボとスピコンは捨て、      GWSの超小型受信機と超小型サーボとクラフトルームの5gのスピコンをつけ、      ラダーとエレベーターとモーターをコントロール。      翼長はEPチャンピオンと同じぐらいなのに、重さは半分の220gなので、      風が弱いと、風上には歩くぐらいの速度でゆっくりと飛ぶ。      自立安定性の高いのんびりした機体である。
     2001.10.8 エルロン翼に改造し、かなり操縦しやすくなった。
     最後は垂直離陸の試作機VILCにパーツを取られてしまった。
VILC(Vertical Immidiately Lunching Craft):2004.11-2004.11      室内で垂直離陸できないか試した機体。上のYellowカブのパーツを流用。      結果的に、普通のプロペラでは一端機体が傾くとどんどん傾いていくため、      フローティングヘッドによる自立安定性が無いと安定したホバリングは困難      との結論になった。      巨大な舵はプロペラトルクを打ち消すためだが、これでも完全には回転が止まらない。      しかしこれ以上大きくするとプロペラ推力が舵で妨げられて浮上しない。
     こちらは試験飛行のビデオ。浮上すると直ぐに倒れてしまう。      重量:160g(バッテリーを除く)      モーター:マブチFK-130      ギアダウンUnit:ユニオンRCP-54(推力約160g/11V)      バッテリー:LiPo11V(外部有線式)
Unionマイクロファンフライ:2002.10-2007.10      パークプレーンでエルロン付きを探していたら、      丁度この機体がUnion模型から発売されたため購入。      バルサキットなので組み立てには2週間(のべ4日)もかかったが、      さすが4chの本格的な機体であるため、アクロ性能は上級機と違わず、      ループ、ロールはくるくる回る。もっとも機体の重量オーバー(180gの仕様に      対して210g)と私の操縦技術が未熟なせいで、トルクロールはまだできない。

     ちなみに室外用にするならフィルムは厚いのを使った方がよい。      最後は離陸に失敗して脚の付け根を折り、修理不能となったため廃棄した。
ThunderTiger G-202:2007.9-      比較的な頑丈なアクロ機ということでで購入。(わずか3800円)      機体はスチロールをプラスチックではさんだ板でできている。      翼も只の板なので、滑空性能は無いに等しいが、ファンフライ的な      飛ばし方には向いている。      翼が大きいため輸送が難しいのが玉に瑕で、以前車の中で物が倒れてきて、      翼の端が曲がっている。(写真の機体はまだ曲がっていない)      付属のブラシモーター(240クラス)を使っているが、LiPo11Vだと      十分なパワーがあり垂直上昇が可能。


ホッパーJr:1997.10-1997.10      模型屋のアドバイスで最初に購入したエンジン機。      しかし一人で飛ばそうとしたら離陸に失敗して尾翼を破損。      この機体は離陸時に異常に右に曲がるという悪癖があったため、なか      なか離陸できず壊れてばかりいた。       しかも私がエルロン機に慣れていなかったため、2度目の飛行の      ときに旋回に失敗して墜落した。

トライ30:1998.4-1998.5      イリサワのデザインコンテストに応募したら、なぜか入賞してこの機体が      送られてきた。もっとも、私のデザインのほうが、縦横のラインがあり      姿勢が分かりやすいなどの理由で、正式採用されたデザインより      飛ばしやすいと思うのだが...      もっとも採用されたデザインも白地なので遠くでも見やすい。       さて、この機体は他の人に調整してもらい、順調に飛行。      とはいえ、一人で飛ばすとかなりの恐怖感があった。     (5年以上ラジコン飛行機を飛ばしていても、飛行機が遠くに行って姿勢が      分からなくなると膝が震える時があるのに、初心者が一人で遠くまで      飛ばしたら、すごく怖いのである。)      1ヶ月ほど飛ばしたが、上空でエンストして、増水した川に着地して      流されてしまった。あと3m近くに落ちてたら回収できたのだが...      それ以降、雨の翌日には飛行機を飛ばさないようにしている。
スポーツマンIII:1998.5-1998.6      トライ30の後継として買ったが、青くて見えにくいのと、なぜか異常に      速いという特性があり、初飛行後1ヶ月後、対岸に墜落して大破。
ポーターフィールド:1998.7-1998.11      安定性の良さそうな機体と言うことで購入。      車内に積めるのと、上空で姿勢が見やすく、非常に飛ばしやすくいので、      一時はもっぱらこの機体ばかり飛ばしていた。      最後はスタント仕様になってあらゆるマニューバをこなしていたが、      低空からの急角度上昇中に失速スピンに入り、      コントロール不能になって墜落した。

チャンピオン30L:1998.9-(2000.4から冬眠)-2003.6      韓国のサンダータイガー社製。¥16,000だったので衝動買いして      しまった。手持ちのFS52を付けたがリンケージや重心調整が大変だった。      しかしOSの金属マウントは簡単に付いた。      機体が重いので着陸に気を使うが、操縦性が素直で、エンジンパワーも      十二分にあり飛ばしやすい。ポーターフィールド亡き後の主力機。      最後はエンジン機を全く飛ばさなくなったので廃棄。

スピットファイアー40:2000.1-(2000.4から冬眠)-2006.5      京商製。¥30,000ぐらい。      スケール機にあこがれて購入。実機は第二次大戦中のイギリスの主力戦闘機。      飛行特性は素直だが、上空では姿勢が見にくい。      離陸はやりやすいが、脚が弱いので着陸に気を使う。      とはいえ、FS52で飛ばすとサウンドが「ウォーン」という感じで、      実機さながらのフライトである。      壊れると勿体無いので4回ぐらいしか飛んでいない。      長らく室内のオブジェになっていたが、部屋の掃除の時破棄した。

ラジコン飛行機 製作ノウハウ

・重心位置は最適位置かもしくは少し(1cmぐらい)前よりに。  後ろよりだと頭上がりがひどく飛ばしずらい。 ・翼の左右の重さは同じにしておくこと。  そうしないと変な方向に傾いて飛行する時がある。 ・エンジンカウルとエンジンとの間には必ず隙間を開けておくこと。  これらが密着していると、振動のためエンジンカウルにすぐひびが入る。 ・接着剤は用途によって使い分けること。  エポキシ:接着力が強い。       非常に優れた接着剤であるが、2液混合式なのでちょっと使いにくい。       5分間硬化型が便利だが、完全に硬化するには24時間かかる。       硬化すると若干膨張し、プラスティックのように固くなるので、         接着する物同士に隙間があいている場合に便利。。       用途:木材、発泡スチロール、金属  ゴム系(G17など):速乾性。接着力は強い。       接着するもの同士が密着する場合には接着力が強い。       ただし乾燥すると収縮するため、接着する物同士が離れている場合         には向かない。       用途:木材、ゴムなど  瞬間系(アロンαなど):水分を吸って硬化するタイプ。       手や木材などに付くとで湿気があるので直ぐに硬化するが、         金属などを接着するには時間がかかる。       接着力は強いが、硬化するともろくなるので隙間が広い場合には         向かない。       ただし水のようにさらさらしているので、隙間にはすぐ浸入していく         特性がある。       どちらかというと、接着力は要らないが、手軽に接着したい場合に         向いている。       用途:金属、木材など(プラスティックは溶かしてしまうので向かない)  その他専用系(プラスティック、ビニールなど) ・多くのペンキ(アクリル系など)は燃料で溶かされてしまうので向かない。  ビニール系、ポリカーボネート系などは大丈夫。  ラジコン用のペンキは、ホームセンターより模型店で買った方が良い。


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