ウィスパーがバロン社倒産により部品供給が無くなったため、後継機として2002年に購入。
「電動ヘリは飛ばない」時代の機体であるため、最初は調整に苦労したが、最近はバッテリーが
優秀になったため、エンジン機並のパワーを誇る。もっとも、機体が軽いので、安定性は今一。
写真では別物に見えるが、実はそれほど改造はしていない（ホントだよ〜）
スペック
重量：890g（バッテリーを除く）
モーター：京商 Sパワーモーター（ノーマル）まだ一度も交換していない。
アンプ：双葉 MC600C（16000円もしてカー用でオートカットが無いので、ヘリにはお勧め
出来ないが、11VのLiPoバッテリーを使っても大丈夫）
バッテリー：コスモエナジー 8.4V3300mAH NiH（430g セルは三洋） 調整・ホバリング用
コスモエナジー 9.6V3300mAH NiH（480g セルは三洋） 上空用：飛行時間9分半
サンダーパワー 11.1V2100mAH LiPo（140g） スタント用？
サーボ：GWS S11F/2BB×3（1個27g。いささかオーバーパワー）
OK模型 S1809×1（テール用）
ジャイロ：JR G460T（いささかオーバースペック。テールロック使用）
メインブレード：JRC 木製(準対称翼 一本約35g)
改造点
①65gのシュワイザー300のキャノビーは重いので外した。そのため別の機体に見える。
おかげで上空では姿勢が分かりにくい。
②スタビライザーの金属ホルダーは3.5gと重いので外した。昔あったという1gの
アルミホルダーは手に入らないので、スタビライザーにネジを入れて直付けしている。
あとスタビライザー自体も穴を空けて軽量化。
これにより運動性が良くなっている。
左の金属ホルダーは外している。
③私の機体の特徴である、上空飛行時に姿勢を見るための水平翼。
④テールとサーボをダイレクト・リンケージしてみたが、ヘディングロックジャイロだから
必要なかったかも？
調整と飛行のコツ
・スタビライザーは、上下に軽く動くようにしておくこと。
１秒間に30回も揺動するので、ここの動きが渋いと梶が効かなくなる。
ミキシングレバーの締めは緩くても良い。（毎回、飛行前にチェックする）
EPコンセプトは、他の機体のようにここにベアリングが無いのが泣き所。
・着陸時に細いスキッドから生じる異常振動は、一瞬スロットルをハイにすると
回避できる。もっとも真の原因はメインローター周りの調整不足のようである。
2006年のSpec
Brush-less Motor:KONTRONIX Twist-33
AMP&BEC:JETI Advantage Heli+30 SB (Constant RPM Mode)
Battery:11V(3cell) 2000mAH LiPo
Pitch lever:範囲を広く取れるように改造。
Main rotar:(昔)JRC(無線機メーカーで無い方)のEP Concept用木製準対象翼(もう売ってない？)
ちなみにEP-8用の木製ローターが全く同じサイズ。
(今)ソフトプラスティック製純正(フィルムを巻いて強化している)
Stabilizer:操縦性を上げるため、面積増大用の板を貼り付け、アーム長さを片側2cm延長。
Stabi修正率:元々ホバリング用で修正率が1のため安定しすぎるので、Originalの1/2に改造（下の写真）。
とりあえずこれでループしている。
2008年4月のSpec
Weight:1,100g(バッテリーを除く)
Motor:Hyperion H3025-08
(KVが1000rpm/Vと低いのでメインギアを直接回している。そのため静か。）
Battery:11.1V(3cell) 4200mAH LiPo
AMP:Poenix-60(ガバナーモード)
SW BEC:Hyperion Titan Cool(5V 4A)
Main rotar:ソフトプラスティック製純正（写真は旧JRC木製ローター）
(付け根に上1.5mm/下1mmのプラスティック板を挟んで強化している)
Stabilizer:穴空け軽量スタビ+Caliber400用ホルダーで純正の半分の7gにしている。
Stabi修正率:オリジナルに戻した。
Gyro:JR G770T(テールが安定するので、ロールの軸が綺麗に通る。)
Tail servo:INO-LAB HGD-201HB(0.07sec/60°)
これは発熱で壊れやすいのだが、テールシステムをCaliber450Vの
ものに変えており、リンクの動きが軽いので大丈夫。
Tail support:自作。ある程度の回転数まではトラッキングのブレが改善される。
パワーは充分ある。
ロールレートは2sec/180°で遅めだが、ループ、フリップは安定して可能。