05-08-01〜05-08-10
６時起床。って早いな。ちょっと緊張しすぎかも。故障だかなんだかで、通勤電車は超満員。なんか先が思いやられる…。
さて仕事。前の晩とかさんざん心配するだけしておいたにも関わらず、予習したこととはあんまり関係のない仕事がたくさん回ってくる。まあ、慣れてる分野だしいいんだけど…なんだったんだあの緊張はー！ ちくしょうめ。毎度の事ながらチキンな自分が怨めしい。
ミーティングやらなんやらで、復帰早々終電。遠いから終電早いってのもあるんだけど、いきなり終電はないよなあ…。まあ電車で帰れるうちはいいか。
さっそく寝坊しかける。いかんいかん、いかんよ君ぃ…。
唐突に重たい仕事が回ってきた。そりゃまあ何もないよりはいいんだけど、加減ってものがあろうに。今日は終バス。まあバスが動いてるうちなんて、遅いっていってもたかが知れてるからね。毎日これくらいで帰れればなぁ。
M-1グランプリの会見で、南海キャンディーズが優勝したら結婚宣言してるニュースを見た。どうでもいい話だけど私は山ちゃんに似てるらしい。南海キャンディーズの露出に正比例して言われる機会が増えた。う、嬉しくない…。あとしずちゃんに似てるとも言われたことがある。やばい、涙で明日が見えない。結婚して子供ができたら私みたいになるのかしら。むさいぞ。うはは。ちなみに山ちゃんには多分メガネ似。しずちゃんには体格似。だと思う。だと信じてる。
あまりに長い通勤時間が退屈なので、久々にマンガ以外の本を読むことにした。今日は「タイガー＆ドラゴン」のシナリオ本。タイミング的に遅いかもしれないけど、いやこれおもしろいね。落語の本も読んでみたくなった。ああ、確実にブームが遅れてきてるな…。
送別会があり仕事は定時上がり。もちろんいつもとは限らないけど、イベント(主に飲み会)で定時上がりできるなんてなんていい職場だと思ったのだけど、なんか「普通」とか「いい」の基準がおかしいんじゃないかと飲み会に行ってから思った。だってメンバー揃ってるんだもの、みんなみんな、普通に早く帰れるのだね…。
ビールとカクテルだけなんだけど、なんか悪酔いしたっぽい。キャバのお誘いを受けるも断る。惜しいことをしたかも知れん。１回しか行ったことないのよね、キャバクラ。
午前は自社で事務手続き少々。通勤が辛いので近場に部屋を借りようか検討。近くに家があるってことになると、通勤時間は減るけどやっぱり遅くまで仕事に捕まるんだろうか。どっちもどっちだなあ。まあ朝遅起きで済むだけでもありがたいんだけど。はてさて。
仕事はいたって順調、かな。当初思ってたよりやっかいな作業ではあるけど、今のところ気分が乗っているのであんまり苦でもない。いいことだ。
残業中、珍しく後輩の女の子からチャットのお誘い。「夏ですね。恋愛してますか？」って聞かれたのだけど、なんだこりゃ書くのも恥ずかしい質問だなあ。してますとも。ええしてますとも、と書いたら驚かれる。驚くかね失礼な。誰も両想いだなんて言ってないじゃん。けっ。
粛々と仕事。仕様書もドキュメントもない、他人の作ったプログラムってのはなんとも追いづらい。予定していた修正はなんとか片付く。疲れたけど、他の作業がなかったので集中してたし、精神的には楽なもんだ。
日焼けしていた腕の皮が剥けてきた。薄皮をピーっと引っ張ると、面白いくらいにきれいに皮が剥げていく。なんか楽しいんだよね、皮剥くの。しかしこんな皮が剥けるほど日焼けしたのも久しぶりなことだ。いつ以来だかすら思い出せないなあ…。まあまあ、これからたくさん外出るようにしようっと。
暑い。っていうか湿気多すぎ。夏だ、夏なんだな…。
新宿K's cinemaで「リンダリンダリンダ」を観る。お目当ては映画本体ももちろんなんだけど、終了後の山下敦弘監督、山本浩司、山本剛史トークショーの回。夕方前くらいにチケットを買いに行き、しばらくぶらぶらして開演前に戻ってきたらチケットは売り切れ。おおおおおおお。前々作「リアリズムの宿」や前作「くりぃむレモン」も人は入ってたけど、満員じゃあなかったのに…どんどん出世してるんだなあ…。嬉しいような淋しいような。
内容は、文化祭前日に突如バンドを組んだ女子高生たちが、本番までの３日で猛練習しつついろんな出来事があり…とか書くと「スウィングガールズ」と同じに見えるな。いや実は観に行くまでは「スウィングガールズ」の二番煎じだったら嫌だなあとか思ってたんだけど、でも(当たり前だけど)違うんだよね。どっちもすっごく爽やかで楽しくって、ただ何て書いたらいいか分からないんだけど、「スウィングガールズ」は「ジャズっていいね！」で「リンダリンダリンダ」は「高校生活っていいね！」という違い。それと「リンダリンダリンダ」って、すっごくリアルで、なんか甘酸っぱい。山下敦弘はこういうのも作れるのかとちょっと驚いた。細かいところは相変わらず笑っちゃうしね。いや本当いい映画だった。上映期間中また行くつもり。あ、でトークショーは予想通りなんともユルーいというかグタグタな感じが楽しかった。こういうとこは、あんまり変わらないで居て欲しいなあ。
電車で帰ると、駅には浴衣の人がたくさんいた。ああ、そういや今日は市川の花火大会だったなあ。っていうかうちの近所の河原からあれ見れたのか。知らんかった。来年は見たいな、花火。高校生にゃ戻れないけど、楽しいことなんて幾らでもあるんだ。
終わらない歌を歌おう 僕や君や彼らのため
終わらない歌を歌おう 明日には笑えるように
(THE BLUE HEARTS「終わらない歌」)
ひょんなことから、会社の同期と山登りに行くことになり、朝９時に新宿集合。ね、眠い…。車で高尾山へ向かう。高速が渋滞しているようで下道で行ったら２時間以上かかってしまった。
なんで山に行くことになったのか車中で聞いたら「山の上って涼しいんでしょ？」だって。まあね、確かに高い山に登ると寒いくらいに涼しいんだけどさ、でもたかだか高尾山くらいだったら大して変わらんのだよね。それに登る途中は当たり前だけど暑いし、時間も悪くて丁度日の一番高い頃になっちゃったし…。ただでさえ品の無い上に、目論見が外れてグッタリなサエない男３人ご一行。高尾山山頂に着くも、達成感というよりもただただ暑いことにヤラれっぱなしで、喋れる内容も元々いい加減なのが余計にいい加減というか、まるで頭が動いていなくて、
「お、今の人キレイじゃね？」
「あの人すっげースタイルいいなあ…」
「うわ、今のひとおっぱいすごいな」
「ほんまや、Ｆカップくらいあるんちゃう？」
……。
わざわざ山まで来て中学生並みのエロ話ばかりに終始。いつまでこの手の話が続くかと思った矢先、
「お！ 後ろの人シースルーやで」
エッと思って慌てて振り向くと、そこには汗だくで白いＴシャツがシースルー状態になっていた、還暦くらいのおっさんが立っていた。…そして我々は無言で山を降りた。
まあでも、楽しかったからいいんだけどね。とことん気の抜けたおしゃべりとか、大好きだし。
膝と股関節が痛い。昨日の高尾山だろうなあ…。たかだか高尾山程度でこんなに関節にくるとは。ちょっとショック。散歩、継続しないとな…。
通常どおり出勤。ようやく「楽な電車の乗り方」を覚えた。何分の電車にどこの車両に乗ると座れて、で乗換えでちょっと小走りするとほぼ直通の急行に乗れて…という。それでも1時間50分かかるんだけど。とほほ。
昼過ぎからしばしば激しい雨。傘がない、困ったなあ…と嘆いていたのだけど、帰る頃は運良く雨が上がっていた。家に帰ると雨が降った形跡すらない。気候も違うんかい。そら遠いわな…。電車の中もそろそろ飽きた。せっかくだし勉強でもしないとなあ。
今後の役割分担などのミーティング。新しく作るチームのリーダーとして作業コントロールするとともに、若手にいろいろ教えるのがミッションらしい。うーん、そういうこともやる年になったんだよなあ。戸惑いがないわけでもないけど、心構えみたいなものは自然と昔と変わってきた気がする。ポジションが人を作るというのは、そういうことかな。
新チーム作成までしばらく時間があるので、しばらくコーディングに没頭。これも人に教える材料にするなら、いっそきれいに作り変えようかな、とか。あまり「人に教える」立場にいることがないので、どうやって接しようか悩み中。まずは教えるときに「たぶん〜だと思うけど」と言わないようにしよう、と思っている。あと教えすぎないこと、自分で考えさせること、かな。どれもこれも苦手で正直気が進まないとこもあるけどなんだけど、自分の成長のためにも、ね。
…とか気構えてると肩透かし食らうもんだよね。世の中そういう風にできている。
昼過ぎ、トイレに行こうとしたところで呼び止められ、新チームに追加予定のメンバーの面談をするように言われる。もう来てるから行ってきて…って急過ぎるがな。面接官なんてやるの初めてだし。
相手は自分より一回りほど年上の人だった。技術的にはあまり懸念しなくていいんだろうな。あとコミュニケーションは…うーん、いまいちよく分からなかった…。面接する側に初めて立ってみて、自分の方が舞い上がってしまっていたんだろうなあ。もうちょっと質問とかできるよう、自分も用意しとかないといけないんだろうな。球は投げなきゃ返りが分からない。あとはどういうことに気をつけたらいいんだろう…。そろそろそういう勉強もしとかないといけないんだろうな。本当は「そろそろ」じゃ遅いかもだけど、でも今気づいたんだから、せめて今からやるしかなかろう。むむ。
特にダメ出しする要素もなさそうに思われたので、これもご縁ということでひとまず採用させていただくことにした。「まあこういうのは、ギャンブルみたいなもんだから」と言われる。確かに。でもギャンブルなら尚更勝たないとなあ。勝てますように。
いつになく真面目な自分が自分で気味悪い。んですけど。
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