D V D

(Digital Versatile Disc)
(Digital Video Disc)
High
Low


▼ 「DVDとは」


多目的な次世代メディアとして開発された高密度光ディスクです。
音・映像・データなどのすべてのデジタルデータに対応しそれぞれの用途で規格も作られている。




▼ 「DVDはエライ」


DVDは今までのCD-ROMを下位互換するので、DVDプレイヤーでCD-ROMの読み込みも可能。DVDもCDと同じようにレーザー光線をピックアップに使用して信号を読み取る。
CDとの大きな違いはやはり記憶容量で、CD-ROMは標準650MB(中にはさらに大きいデータを保存できるものも有る)が最大とされているけど、
DVDでは、片面だけで4.7GBと7倍以上の記憶容量があり、片面2層なら8.5GBの容量が12cmのディスクに入ってしまう。
もちろんデジタルデータなので、アナログ記録である磁気テープやLPのようなノイズの影響・色純度などの劣化もない。



規格 種類 容量 概要
ROM規格 DVD-Video 片面一層4.7GB 映像用のDVD。片面一層(4.7GB)、片面二層(8.5GB)、両面一層(9.4GB)、両面二層(17GB)などがある。
ROM規格 DVD-Audio 片面一層4.7GB 音楽用のDVD。16ビット、サンプリング周波数44.1kHz。4.7GBのメディアに約444分(7時間24分)の音楽が収録可能。
ROM規格 DVD-ROM 片面一層4.7GB CD-ROMと同様にパソコンでの読み出し専用のDVDフォーマット光ディスク。
Write Once規格 DVD-R 片面3.95GB CD-Rと同様に1回だけ記録可能。記録には専用のDVDライター機器&ソフトが必要で、容量は片面3.95GB、両面で7.9GB。
書き換え可能規格 DVD-RAM 片面2.6GB ビデオテープのように何度も書き換え可能。容量は片面2.6GB、両面で5.2GB。日立、パナソニック、東芝の規格。
書き換え可能規格 DVD-RAM 2.0 片面4.7GB DVD-RAMの容量を片面4.7GBに引き上げた規格。約1.5GBの容量を持つ8cmメディアも制定された。
書き換え可能規格 DVD-RW 片面4.7GB パイオニアの提唱する書き換え可能なDVD。容量は片面4.7GB。データの書き換え保証回数は約1000回。
書き換え可能規格 DVD+RW 片面3.0GB ソニーがオランダのフィリップス、ヒューレット・パッカードと共同で開発を進める書き換えDVD。容量は片面3.0GB。



▼ 「PS2でもDVDが見られる」


2000年3月4日発売の「プレイステーション2」。(SONYより売価39800円)
ゲーム機としての性能もすばらしいが、格安なDVDプレイヤーとしての機能にも注目されている。
まずは「プレイステーション2」のスペックだが、128ビットCPUの「エモーション・エンジン」を搭載し、
メインメモリは32MB、VRAMに4MB、さらに専用グラフィック・シンセサイザーを搭載。
ドライブは、DVD-ROM4倍速、CD-ROM24倍速で読み出し可能でゲームでは高速アクセスが可能。
さらにインターフェイスではUSBポートを2つに、IEEE1394端子を1つ、Type3のPCカードスロット(PCMCIA)までついてる。
もちろん、外部出力端子はAVマルチ端子と光デジタル端子による鮮明な画像と5.1chドルビデジタルの迫力サウンドが楽しめるので、
エントリーマシンとしてはとってもお徳。

CPU セントラル・プロセッシング・ユニットの略。中央演算装置のことで人間でいう脳にあたる。
AVマルチ端子 最近のSONY製のTVに着いている12ピンの端子でS端子よりきれい。ていうかにじみが無い。
光デジタル端子 ステレオコンポに良く着いている端子で、赤い光が出ている。もちろん、デジタルなので電波による音の劣化が無い




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