多目的な次世代メディアとして開発された高密度光ディスクです。 音・映像・データなどのすべてのデジタルデータに対応しそれぞれの用途で規格も作られている。 |
DVDは今までのCD-ROMを下位互換するので、DVDプレイヤーでCD-ROMの読み込みも可能。DVDもCDと同じようにレーザー光線をピックアップに使用して信号を読み取る。 CDとの大きな違いはやはり記憶容量で、CD-ROMは標準650MB(中にはさらに大きいデータを保存できるものも有る)が最大とされているけど、 DVDでは、片面だけで4.7GBと7倍以上の記憶容量があり、片面2層なら8.5GBの容量が12cmのディスクに入ってしまう。 もちろんデジタルデータなので、アナログ記録である磁気テープやLPのようなノイズの影響・色純度などの劣化もない。 |
規格 | 種類 | 容量 | 概要 |
ROM規格 | DVD-Video | 片面一層4.7GB | 映像用のDVD。片面一層(4.7GB)、片面二層(8.5GB)、両面一層(9.4GB)、両面二層(17GB)などがある。 |
ROM規格 | DVD-Audio | 片面一層4.7GB | 音楽用のDVD。16ビット、サンプリング周波数44.1kHz。4.7GBのメディアに約444分(7時間24分)の音楽が収録可能。 |
ROM規格 | DVD-ROM | 片面一層4.7GB | CD-ROMと同様にパソコンでの読み出し専用のDVDフォーマット光ディスク。 |
Write Once規格 | DVD-R | 片面3.95GB | CD-Rと同様に1回だけ記録可能。記録には専用のDVDライター機器&ソフトが必要で、容量は片面3.95GB、両面で7.9GB。 |
書き換え可能規格 | DVD-RAM | 片面2.6GB | ビデオテープのように何度も書き換え可能。容量は片面2.6GB、両面で5.2GB。日立、パナソニック、東芝の規格。 |
書き換え可能規格 | DVD-RAM 2.0 | 片面4.7GB | DVD-RAMの容量を片面4.7GBに引き上げた規格。約1.5GBの容量を持つ8cmメディアも制定された。 |
書き換え可能規格 | DVD-RW | 片面4.7GB | パイオニアの提唱する書き換え可能なDVD。容量は片面4.7GB。データの書き換え保証回数は約1000回。 |
書き換え可能規格 | DVD+RW | 片面3.0GB | ソニーがオランダのフィリップス、ヒューレット・パッカードと共同で開発を進める書き換えDVD。容量は片面3.0GB。 |
2000年3月4日発売の「プレイステーション2」。(SONYより売価39800円) ゲーム機としての性能もすばらしいが、格安なDVDプレイヤーとしての機能にも注目されている。 まずは「プレイステーション2」のスペックだが、128ビットCPUの「エモーション・エンジン」を搭載し、 メインメモリは32MB、VRAMに4MB、さらに専用グラフィック・シンセサイザーを搭載。 ドライブは、DVD-ROM4倍速、CD-ROM24倍速で読み出し可能でゲームでは高速アクセスが可能。 さらにインターフェイスではUSBポートを2つに、IEEE1394端子を1つ、Type3のPCカードスロット(PCMCIA)までついてる。 もちろん、外部出力端子はAVマルチ端子と光デジタル端子による鮮明な画像と5.1chドルビデジタルの迫力サウンドが楽しめるので、 エントリーマシンとしてはとってもお徳。 |
CPU | セントラル・プロセッシング・ユニットの略。中央演算装置のことで人間でいう脳にあたる。 |
AVマルチ端子 | 最近のSONY製のTVに着いている12ピンの端子でS端子よりきれい。ていうかにじみが無い。 |
光デジタル端子 | ステレオコンポに良く着いている端子で、赤い光が出ている。もちろん、デジタルなので電波による音の劣化が無い |