Sean Lennon
Into The Sun
（Grand Royal：1998年）
ジョン・レノンの息子、という固定観念からは逃れることはできないかもしれない。確かに歌声などモロにまんまである。しかし、このアルバムを通して聴いた時、ここに新たな才能が生まれたことに気づくハズだ。
グランド・ロイヤルから、しかも
チボ・マット
の本田ユカがプロデュースという期待充分の組み合わせ。ロック、ジャズ、ブラジル音楽から、果てはカントリーまでと、幅広い音楽性を感じさせる内容に仕上がっている。レーベルカラーに合ったセンスの良さは、大器を予感させるに充分だ。
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