Red Hot Chili Peppers



Californication

(Warner:1999年)





 前作「ワン・ホット・ミニット」からは4年、97年のフジ・ロックから数えても2年が経つというレッチリ久々の新作ですね。でもこの作品、レコーディングには3週間しかかけてないんだって。だったら早く作れよ! って言いたかったが、メンバー脱退やらヤク中の治療やら、しまいには解散説まで飛び出したんだから、アルバム作ってくれただけでも奇跡的でしょ。 でもなかなかこれが聴かせてくれる。 1曲目が鳴った瞬間は「おっ、来たな」って身構えたんだけど、随分生っぽくて、音の狭間が目立つ曲が多いことにちょっとびっくり。まぁ、「どうだコノヤロー」的な曲もあるにはあるが、ちょっと”毒気”が減った感じ。でもそれが彼らの新しい一面なのかも、なんて思えてくると妙に納得してしまうんですね。やっぱスゲェなぁって。 祝!復活!!




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