プライマルって毎回あんなにいろんなことやってるのに、何故かどれを聴いても「ああ、やっぱプライマルだ」って思える稀有なアーティストだと思う。このアルバムでは米国南部寄りの音にインスパイアされて作っていて、プロデュースにはなんとジョージ・クリントンも参加している。本人達は今ではこのアルバムのことを気に入ってないみたいだけど、決してそんなことはないと言い切りたいね。じゃなきゃ、あの「ロックス」は一体どうしたら浮かばれるんだ? これだけソウルのこもった曲を作れるヤツはめったにいねぇぞ。彼らの「魂」がコレには宿ってるね。 |