オーランド発。アメリカン・ロックって素晴らしいと改めて感じさせてくれるバンドがここにもいる。全米で売れる条件って、新人にとってはかなり厳しい。ライヴの連続で下積みをし、何回もラジオのプレイリストに載って初めて1部の人に認知される。その中で1握りの運の良いバンドだけがレコード・デビューできるのだ。このアルバムでも「Push」がヘヴィーオンエアだったみたいだけど、聴く人はちゃんとわかってるよな。固定観念じゃなく「いいじゃねぇか、コレ」っていう感覚があるっていうか。ヒップホップばかりがアメリカじゃねぇ!って叫んでるように聴こえてくる。傑作。 |