Lenny Kravitz



5

(Virgin:1998年)





 1曲目、「LIVE」。「やりたいことをやらせてもらうぜ」というレニーの叫びに、このアルバムのすべてが象徴されている。そう、これは今までの彼の凝り固まったイメージに対する「生」への叫びなのである。
 録音方法も、アナログからデジタルへ。ロックへのこだわりも柔軟になり、彼にしか出せないファンクネスが随所にちりばめられている。JBやスライ・ストーンなどの先人とも肩を並べるといっても差し支えがないだろう。間違いなくこれまでの最高傑作。




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