Jason Falkner



Author Unknown

(Elektra:1996年)





 元ジェリー・フィッシュのギタリストという点だけで買った。だけど在籍してたのは確か1stを作る直前までみたいで、実際にはジェリー・フィッシュのアルバムにはクレジットがないんだけどね。でもいいぞ、コレ。本家と違ってはじけるようなスピード感はないものの、じっくりと腰を据えて音作りをした感じが聴いただけですぐにわかる。自分なりのポップの追求をしたかったんだろうなぁ、きっと。派手さはないが佳曲がたくさん詰まってる。ほとんど自分の力だけで作ったみたいだが、次は是非バンドでの音を聴いてみたいね。







Can You Still Feel?

(Elektra:1999年)





 もう「元ジェリー・フィッシュ」って言う必要もないでしょ。 バンドとしての音でなくても全然構わない。
 2年半ぶりになる今作では、共同プロデューサーにレディオヘッドの「OKコンピューター」を手掛けたナイジェル・ゴドリッチの名が。 まさかUK色になる?と思ったのは大間違いで、やはりほとんどの楽器を彼が担当した、ジェイソン色満開のアルバムに仕上がってる。いくらかアップテンポで派手な曲もちらほらあるが、基本はじっくり宅録の丁寧ポップ調(笑)。切れ味の良いギターと多重コーラスが心地良く響く、聴くほどに味の出てくる「するめ・アルバム」であります(笑)。




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