もう「元ジェリー・フィッシュ」って言う必要もないでしょ。 バンドとしての音でなくても全然構わない。
2年半ぶりになる今作では、共同プロデューサーにレディオヘッドの「OKコンピューター」を手掛けたナイジェル・ゴドリッチの名が。 まさかUK色になる?と思ったのは大間違いで、やはりほとんどの楽器を彼が担当した、ジェイソン色満開のアルバムに仕上がってる。いくらかアップテンポで派手な曲もちらほらあるが、基本はじっくり宅録の丁寧ポップ調(笑)。切れ味の良いギターと多重コーラスが心地良く響く、聴くほどに味の出てくる「するめ・アルバム」であります(笑)。 |