Jamiroquai



Travelling Without Moving

(Sony Music Entertainment:1996年)





 いやあ、コレは売れまくったねぇ。特に日本で。確かにより洗練された感じがするし、聴きやすくなったと思う。あとやっぱりキャラクター性だな。でもさぁ、あのデビュー当時のエコロジストぶりは一体どこ行ったんだ?今となっちゃ「フェラーリ大好き♪」だぜ、まったく。でもうらやましい(笑)。オレにも買って♪…(泣) ま、70年代のソウルを1番わかりやすく今に伝えてるって感じだな。こういうのが好きなら合わせてニュートーンやスティーヴィなんかも聴いてみて。







Synkronized

(Sony Music Entertainment:1999年)





 堂々たる存在感だね。もう自信に満ちてるっていうか、何の迷いもなく作品を作ってるんじゃないでしょうか。 世界的に大ブレイクした前作とはまたちょっと異なり、今回は「ディスコ」的要素をふんだんに取り入れた曲作りを目指したようで、これがバッチリはまってる。相変わらず70年代を意識した楽曲が中心なんだけど、スティーヴィ・ワンダーよりもアース寄りになった感じで「ファンク」の色が濃いね。しかもこれまた素晴らしい出来なんだ。 「過去の焼き直しだ」とか言う声もあったけど、ジェイ・ケイのキャラクターがポピュラリティを得られた今、もう誰もそんなこと言えないんじゃないの? 前回はある程度、人気にセールスが後押しされた気もするけど、結局「イイ曲だから買った」って言う人の上積みにしかなってないと思う。 今回それが証明されるでしょう。




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