Garbage
Version 2.0
（BMG：1998年）
オルタナ／グランジという荒野を開拓してきたブッチ・ヴィグが、「Never Mind」を経て辿り着いた「Garbege」という名のポップ。1stは単なる序章にすぎない、とでもいわんばかりの成長ぶりを見せるアルバムである。
およそポップアルバムとは、時代とは無縁の世界で鳴らされていた大して耐久力のないものが多いのだが、そんな常識は全く通用しない出来だ。もはや第二の「Never Mind」など必要ないのであろう。新たなる領域を求めて「未来」という荒野を開拓し続ける姿には脱帽するしかない。
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