Fastball



All The Pain Money Can Buy

(Hollywood:1998年)





 アメリカン・ロックの爽やかさとブリティッシュ・ポップの同居、なんて言われてていわゆるパワー・ポップって言われる部類に入るんだろうけど、オレに言わせればもっと職人気質が見えるっていうか、かなり落ち着いた雰囲気を持ったバンドだと思うね。まぁメンバーもそれぞれ30歳を超えてるっていうから当たり前と言えば当たり前だが。でもその下積み経験が長かった分(マシュー・スウィートなんかのツアーに同行したとか)、決して曲は派手ではないけど着実な音に仕上ってるね。1曲目の「ザ・ウェイ」が全米でヒットしたらしいけど、アメリカではメロディ志向が復権の兆し。う〜ん、いいことだ。




書籍 音楽CD キーワード(半角英数)


Copyright (C) atsu-i@remus.dti.ne.jp